本来、処分しろと過剰な主張をする与党と闘わなければならない野党の国民民主の玉木氏はとんでもないことを言い出している。なにがバランスだ。等価にならんものを並べるな。
— 中沢けい (@kei_nakazawa) April 5, 2023
玉木氏「小西氏は高市氏に辞職求めた」処分を要求 https://t.co/k6ZYephe3J @Sankei_newsより
国民民主や維新は、小西議員への更なる厳しい処分を求めています。特に国民民主の玉木雄一郎代表は小西氏の処分について参院憲法審の野党筆頭幹事を外れるだけでは手ぬるい、もっと踏み込んで処分を課するべきだと捲し立てています。上の記事にある「(小西氏は高市早苗経済安全保障担当相が)議員辞職すべきだとおっしゃったので、整合性をとる対応をしないと、党の信頼は成り立たない」とあるので、玉木としては議員辞職を求めているのでしょう。しかし議員辞職を問われ「結構ですよ」と切り返したのは高市大臣です。これにより本来の議論から逸脱して言った言わないの茶番に仕立てて国会を空転させたのは高市以外何物でもありません!
国民民主と言えば、野党でありながら昨年度の予算案審議に賛成票を投じるという前代未聞のことを仕出かしています。自民党の不祥事や問題が出てきた時はどんなに大きな問題でも対決より解決とか言って歪曲や矮小化するのに、立憲に対しては問題を誇張して対決の姿勢を示すあからさまな態度は不信感しかない。維新については言わずもがな、与党別動隊に成り下がった国民民主に存在価値などありません。
いずれにしろ国会で総務省文書と高市追及の手が休止状態になったのは残念極まりですが、これを横目にほくそ笑むように岸田政権はダメージなく予算案が可決、そして飯食わされてすっかり骨抜きにされたマスコミが報じる政権支持率は各社とも支持率上昇となっています。
内閣支持率・世論調査
— 島津 未来 🌻86.ZN6 ⋆⸜🐬⸝⋆ (@swg2p) March 27, 2023
内閣支持48%、5ポイント上昇(日本経済新聞)
先日、岸田総理は各新聞社の偉い人を集め会食をしていました。
毎日新聞、日本経済新聞もこの会食に呼ばれ、案の定に支持率回復しましたとさ。
pic.twitter.com/H5t7ClS9Ld
物価高、増税で国民生活が厳しくなり、国民負担率は50%に迫る勢い、そして統一教会との癒着問題が解決していないのにかかわらず国民の2人に1人が支持するなんて眉唾ものでしか見れないのですが、仮にこの数字が本当だとしたらこの国は自虐的で何ら怒りの声を挙げないただひたすら従属するだけの国民性なんでしょうね。これじゃ国は崩壊の一途を辿るばかりです。
この世論調査を報じるメディアについて、総務省問題について発覚した当初は各社とも一斉に報じていたのに、3月中盤からでしょうか?報道が極端に少なくなりました。局によっては一切取り扱わなくなったところもあります。ちょうどこの頃WBCもあったのですが、それが終わってもWBC後追い番組ばかりで辟易ものでした。
#モーニングショー 今日もWBCショーになっとる。いつまでも引っ張ってこの報道姿勢異常すぎやろ(-_-#) pic.twitter.com/iNQrF25dzs
— yuuponshow (@yuuponshow) March 28, 2023
一方で、高市問題では野党の攻めに手詰まり感と称して、高市逃げ切りと報じる傍観を決め込むマスコミの体たらくぶり。高市の回答が矛盾しまくりなのにマスコミがこれを一切報じなかったり、与党側に都合の良い印象を持たせるような報じ方をされては、争点が霞んでしまい何が問題なのか分かりにくくなってしまいます。この矛盾を国会で徹底的に突かなかった野党の詰めの甘さもありましたが、これでは報道の放棄でありマスコミが自ら首を締め上げているようなものです。
高市氏逃げ切りか 野党に手詰まり感←野党がではなく、あんたらメディアが逃げ切らせるなと言う話です。高市は文書が捏造でなければ国会議員を辞めると断言した。文書は捏造ではなかったのだから、高市は辞職するのが筋。居直り高市を追及しないメディアに存在価値などない。 https://t.co/L8d2KlaIvh
— 大下賢一郎 (@kemuchiman) March 28, 2023
放送法に関わる総務省文書問題を他人事のように傍観し「野党の詰めが甘い」と報じるテレビ局。党首@izmkentaの問題は大いにあるものの野党の詰めが甘いのではなくて、完全に詰んでも辞めない大臣、更迭しない首相、この問題を本気で取り上げないメディアが異常なだけ。 https://t.co/EgKr0NT7bw
— 辻野 晃一郎 (@ktsujino) April 1, 2023
この国家にしてこの放送姿勢あり、世界の報道の自由度ランキングで日本は71位、先進国では最下位に落ちぶれていることも頷けます。総務省の内部文書を小西議員に託した職員の思いは、そこに記された事実を国会やメディアで取り上げて貰いたいからだと思います。にもかかわらずメディアの姿勢は圧力をかけた政権寄りでは失望しかありません。まさに万死に値するとはこのことだ!!!
