検討だけする、何もやらない岸田政権の支持率が高止まりしている。
— 和田憲治 ON THE BOARD (@media_otb) April 19, 2022
日本国民は改革反対、経済成長反対、できるだけ鎖国のコロナ恐怖症を好むんだな。
内閣支持率58.7% 共同通信世論調査:日本経済新聞https://t.co/xrFaxnknRQ
どこをどう見たら支持できるのかまったく理解に苦しみますが、その原因は「他にいないから」「野党がだらしないから」と言う認識が国民の中で根付いているからかも知れません。確かにそうですが、現政権に異議申立てできる唯一の機会に何の抵抗もせずに票を与えては勘違いさせてしまうだけ、、つまり悪政が継続してしまうことになるのです。その自民党の対立政党となる小政党が思わぬ行動に打って出ました。
衆院は19日午後の本会議で、れいわ新選組代表の山本太郎衆院議員=比例東京=の辞職を許可した。夏の参院選に立候補する意向。
— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) April 19, 2022
https://t.co/99y6iOdQnH
れいわ新選組の山本太郎代表が突如、国会議員を辞職して国会議員に立候補すると表明しました。つまり衆議院から参議院へ鞍替えするつもりのようですが、これ聞いたときにまったく理解に苦しみました。後に山本代表の辞任会見を視聴しましたが、(今夏の参院選が終わって)選挙が行われない3年の空白の政治の空白期間になることを阻止したいのだそうですが、納得できず理解に苦しみます。それなら鞍替えせんでも頭使ってできることでしょう。
これまでも奇をてらった選挙戦略を行ってきたれいわ新選組はよくも悪くも山本太郎の個人商店であり、彼がその屋台骨であることは明白なのですが、それ故、ワンマンプレーが過ぎます。いくら鞍替えの説明をしたところで、前回の総選挙でれいわに入れた有権者に対する背信行為であり、無責任でしかありません。れいわに至っては先のロシア非難決議で唯一反対票を投じている政党であったことで有権者の反発を招いたことも党にとってマイナスとなりました。
人道支援云々は批難決議の上でやればいいことなので批難決議に反対する理由にはまったくならない。
— 佐々木徹 (@tsukuba_tsasaki) March 1, 2022
批難決議が国会の全会一致にならなかったのは日本の汚点。人道への汚点。れいわはこの汚点をつけた責任にずっと向かい合わなけりゃいけないよ。 https://t.co/f6Wdj7ERlp
山本太郎という人間とれいわについてはもっと上手く立ち回れるものと認識していたのですが、見ていると逆張りが目立ち、組織自体が先鋭化してきているようにみえます。このままでは参院選でも与党支持層の受け皿にはならず、他野党との票の奪い合いになり伸び悩むことが目に見えてます。やってることはN国と同じで、私のような有権者から見れば目立ちたいだけのパフォーマンスでしかありません。
そしてれいわと同じ少数政党の国民民主党、こちらはれいわとは対照的で、本年度予算案に賛成票を投じ、政権政党の自民党に擦り寄って近い将来の連立政権枠組入れを狙っているかのような動きを見せています。
政府予算案の衆院採決で異例の賛成に回るなど、このところ、「脱野党」ぶりが顕著な #国民民主党 代表の 3玉木雄一郎 氏。
— デイリー新潮 (@dailyshincho) April 18, 2022
政府与党への接近ぶりについてあくまでも玉木氏は「是々非々だ」と言うが、これを額面通りに受け取る者は少ない。#自民党 #デイリー新潮https://t.co/1MaY7FQCsR
予算案に賛成した理由が、政府からのトリガー凍結解除の約束が取れたと言っていたはずですが、蓋をあけてみれば先送りという形の否決となり、見通しの甘さが垣間見えます。約束を取り付けて袖にされたんだからもっと怒るべきなのに引き続き与党協議には参加するそうなのですから開いた口が塞がりません。それにしても野党としては異例の予算案賛成票を投じた国民民主党ですが、そもそもガソリン値下げ法案が含まれてない政府の予算案に賛成してる時点で矛盾してるんですけどね。政権に擦り寄る気満々、しかしそうなるのも支持母体がこれですから仕方がないのかも知れません。
小渕優子や麻生太郎と会食。自民党会合で講演。
— バジリスク (@bazyry2hashiru) April 19, 2022
共産党を毛嫌いし、国民民主党を使って野党分断。
労働者の敵でしかない。 pic.twitter.com/xPcqj1Tbxx
野党分断を仕掛けた連合が国民民主党の支持母体であることも、国民民主がおかしくなった原因と言えるでしょう。一応消費税減税やトリガー凍結解除など国民目線に沿った政策を掲げていますが、政権与党と支持母体のご機嫌伺いが第一ということなのでしょうね。
自民党政権の対抗勢力として期待していたこれらの少数野党ですが、失望を買うようなことをしては票を投ずる気が失せます。野党はだらしないと揶揄されるのはこうした政党の見苦しい立ち振る舞いによるものです。有権者への裏切りは政党存続にも繋がります。これ以上反自民反政権支持層の有権者に向けて失望させないでいただきたい!!