2022年10月12日

何が目的!?辺野古新基地反対派を冷笑して墓穴を掘るひろゆきの本質逸らし

今月に入ってようやく臨時国会が開会となりましたが、野党が憲法53条に基づいて臨時国会開会招集を求めたのにも関わらず2ヶ月も放置するという憲法違反を犯し続けた岸田政権。ようやく開会したものの、諸問題に対しての後ろ向きな姿勢が見透かされ支持率は各メディアで絶賛下落中、物価高や円安、そしてカルト宗教旧統一教会まみれの閣僚自民党人事etc問題山積であるにもかかわらずこの政権にはまったく期待や希望が持てない。それにこれらの問題に何一つ手を付けようという気概がまったく感じられないのだから当然であると言えます。






検討するしか言わない岸田政権という認識が国民に浸透していますので、このままでは内閣が持たず年内総辞職との観測もあります。いずれにしろ近いうちにこの無能内閣も年貢の納め時となりそうですが、確かに国内外の慌ただしい情勢の舵取りは誰がやっても厳しいことに変りありません。それでも何とかしようとする気概を抱く政権に変わってほしいと願わずにはいられません。




では本題に入りますが、国が抱える問題山積の一つとして、沖縄・辺野古新基地問題が挙げられますが、この辺野古問題にひろゆきが首を突っ込んだことで大きな波紋を呼んでいます。






ネットクルーを引き連れて辺野古の抗議活動の場に訪れて、誰もいない座り込み抗議中の看板を背景にピースサインをとるひろゆきが抗議活動を茶化すようなツイートを投稿したことで、歓喜するるもの、罵倒するものそれぞれですが、そもそもこの男は最初から辺野古問題に関心があるとは思えませんが、ひろゆきの行動に歓喜するものの声を拾い上げてみました。







これらの基地容認派と言うのか、実態を知ってほしいとか言ってますが見事にズレまくっています。事の本質はそんなことではない。先述した通り、ひろゆきという人間が普天間問題に精通していたとは思えませんし、現実として事実問題誤認を平気で垂れ流す行為を仕出かしています。






普天間基地には元々何もなくて、後から基地の周りに住宅を作ったというこの主張ですが、沖縄県の刊行誌で示されているようにひろゆきの主張はデマであることがお分かりいただけると思います。






この辺野古には何もなかった論は、恥ずかしながら私も一時騙されていたことがあります。自称保守界隈がこぞって拡散していたようですが、彼らが崇拝する安倍元さんもこの論は国会において否定しているのですよね。







私に限らず多くの人が騙されていたのですが、ひろゆきはそれを周回遅れで発信しているのだから呆れるばかりです。データあるのに調べもしなかったのでしょうか?おまけに沖縄県民をバカにする発言をして大炎上、問題提起も霞んでしまう大失態を犯して墓穴を掘ってしまいました。


ひろゆき データ.PNG



ところがこの事実誤認をにべもなく声高らかに堂々と発していてそれが知らない層に拡散されるのだから影響力あるインフルエンサーは恐ろしいのです。



今回のひろゆきの行動については何が目的か知りませんが、こうした辺野古画像や動画を拡散することで抗議活動の正当性を削ぐ狙いなら自称保守界隈の追い風になったのは間違いありません。しかしこういうやり方したところで却って反発するだけで、反対派の結束を強めるだけです。それに辺野古基地問題の本質を逸らしているだけなので、問題提起すらなっていないのです。何故なら辺野古基地は物理的に作ることができないからです。







新基地建設が決定して、辺野古の海底地質を調査するとマヨネーズ状の軟弱地盤があることが分かったのが今から7年前のこと、技術的な観点から基地建設は難航というか不可能であることが分かっているにも関わらず国は工事を強行し、無駄なお金をとめどなく垂れ流しているのです。



国の狙いは基地完成ではなく、基地建設を続けること。無駄なことに何千億円、何兆円も私たちの税金が使われることになるのだから基地建設反対を唱えるのは日本国民として当然のことです。国がゴリ押しするなら体を張って工事阻止する反対派の方が筋が通っているのです。基地賛成反対以前の問題であり、物理的な問題で基地建設ができないのだから、この点を広めるべきだったのですが、反対派を冷かして動画や画像を得意気にアップする冷笑系ひろゆきにはそこまで頭が回らなかったのか?それとも基地建設あり気の自民政権の差し金として本質を逸らす作戦だったのか?後者であれば救いようのないドクズとしか言いようがありません。

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2019年02月26日

辺野古移転反対の圧倒的民意も一切無視する安倍政権の態度を改めさせるには!?

沖縄県辺野古基地の是非を問う県民投票が日曜日に行われ、結果移設「反対」は72.2%、「賛成」が19.1%、「どちらでもない」は8.8%となり圧倒的に辺野古移設反対が沖縄県民の総意となりました。









「反対」に投票した人は有資格者数の4分の1を大きく越え、玉城デニー知事の得票数をも大きく上回りました。投票率は50%を越え、「反対」は全市町村で、全年代で「賛成」を上回る結果となりました。この投票結果を更に紐解いていくと反対票を投じたのは共産・立民支持者が100%、他の野党も90%越えとなるなかで辺野古移転を進めている政権与党の自民党支持者ですら48%と過半数に届く程の反対票を投じたということからも分かるように沖縄基地をめぐる県民投票の結果は今後のプロセスにおいて影響を与えることになり決して軽視できません。これをもって玉城知事は安倍総理大臣とアメリカ・トランプ大統領へ投票の結果と移設反対の意志を伝えるようです。




ところが安倍総理は玉城知事との会談を受けるまでもなく、投票結果を真摯に受け止めると言いながら工事は続行しており県民投票の結果の無視を決め込んでいるようです。










安倍もそうですが、足並みを揃える安倍サポも投票結果にたったの4分の1やら投票が税金の無駄やら難癖付けて民意にはならないと暴論を振りかざしています。










こいつらの言い分通りならば先の衆院選での自民党が獲得した絶対得票数は選挙区では4分の1以下、比例はさらに低くなるという統計結果も出ているので自民党政権は民意とは言えませんね。そして5億円を投じた県民投票が税金の無ならばその5000倍の2兆5000億(この数字も低く見積もっているとの見方もあるが)と言われる辺野古移設工事などわざわざ外国のための軍事施設のためにこれほどの無駄金の投入こそが無駄です。強権を振りかざして民意を捻りつぶそうとする鬼畜政権にはきついお灸を据えなければならないでしょう。勿論そのシンパも然りです。





とは言え、撤去を含めた米軍基地の見直しは容易ではありません。最低でも県外と主張していた鳩山政権の失敗は、米軍基地を取り巻く難題さを認識させられました。マヨネーズの軟弱地盤でも多額の税金が掛かろうとも安倍政権が民意無視で辺野古あり気で推し進めているのはアメリカの存在が強大だからです。不公平な日米地位協定の見直しもできない状態も含めて安倍総理がトランプと対等に交渉しきる力はありません。変えるならば日本政府を無視してトランプに仕掛けるしかありません。




ノーベル平和賞に推薦するなどトランプへのゴマすりに余念がない安倍ちゃんですから、トランプが辺野古基地断念を決断すれば掌返しすることは容易に想像できます。問題はトランプが辺野古移転中止を決断するかですが、県民投票を受けての圧倒的否定多数を突きつけることで外国での米軍基地設置に拘らないトランプも決断する可能性もあります。しかし移転賛成に前のめりなのはむしろ日本政府側なので、あの手この手で辺野古の重要性を唱えて言いくるめようとするかも知れません。




辺野古新基地No.PNG




いずれにしろ辺野古問題の鍵はトランプが握っていると言えます。日本もこの先参院選もあり、立ち位置が変わるかも知れませんが、アメリカの意向は無視できませんから当面はトランプの動向に注目するしかありません。しかしもしトランプが移転反対表明したら安倍政権立つ瀬ないでしょうね。その時どういう掌返しを見せてくれるのか見てみたいものです(笑)

posted by yuuponshow at 18:08| Comment(0) | 沖縄基地問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月12日

政府に都合の悪い質問に対して言論封鎖を仕掛ける安倍政権

東京新聞・望月衣塑子記者の官房長官官邸での記者会見で事実誤認があるとして官邸側が排除する通知書を記者クラブに突きつけたのですが、これに対し質問制限を掛ける圧力行為だと新聞労連は批判し、抗議の声明を出すことになりました。この流れが大きな波紋を呼んで一部メディアで取り上げられることとなりました、







メディアでの報道だけではなく言論弾圧反対の署名活動まで起こり僅か一週間で15000名もの署名を集めることとなりました。








本日の国会でも野党から追及されることとなりましたが、当の菅義偉官房長官は悪びれることなく記者の資質の問題と両断しつつ、事実誤認だと怒りをあらわにしながら弁明しています。しかし菅のいつにもないこの怒りよう、望月記者に相当痛いとこ付かれて怒りが蓄積されていたことがよくわかります(笑)








官邸が通知書を突きつけることとなった沖縄・辺野古新基地へ赤土と思われる土砂が投入される映像は確認していますが、沖縄基地局は確認していないと否定しています。しかしこの赤褐色の土はどう見ても赤土にしか見えません。それでも官邸は事実誤認だと突っぱねるつもりなのでしょうか?


辺野古 赤土.PNG



環境破壊を及ぼす赤土は使用しないこととして、埋立土砂には沖縄の黒岩である岩ズリを使用すると民間業者の仕様書には記載されていたはずです。ところが埋め立ての現場では御覧のように赤褐色の土が埋立の土砂に使われていることで記者が質問をしたのですが、菅の返答は根拠を示さず否定するだけ、これで追及する記者を事実誤認だとイチャモンをつけているのです。



ここまでを見るとどちらに分があるかは一目瞭然です。菅官房長官は赤土と思われる土砂について早急に確認した上で報告する義務があるのですが、それを認めず開き直って事実誤認の一点張り、もはやこの男は弁明する気概すらなくただ指摘した記者を事実誤認する記者として吊るし上げるしかありません。



そしてそんな菅をサポートする上村内閣報道室長は、望月記者の質問をことごとく遮って邪魔する役割を継続しています。質問妨害をやっていませんという菅の返答のすぐ傍で上村の度重なるしつこい「簡潔にお願いしま〜す」「質問に移ってくださ〜い」という質問を遮る妨害行為は止まりません。








この不誠実な対応にツイッターの有志が海外への拡散を展開する運動が繰り広げられています。日本の政府による言論封鎖が海外で取り上げられることとなるとまたも報道の自由度ランキングが下がることとなるのですがなりふり構わずと言ったところでしょうか。経済・外交いからる政策においても手詰まり感漂う安倍政権には報道の締め付けの限界すら感じてしまいます。


posted by yuuponshow at 22:55| Comment(0) | 沖縄基地問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする