2018年05月22日

橋下徹の参入で争点がぼやけてきた大量懲戒請求問題について

ここ最近ネットを賑わせている弁護士への大量懲戒請求について、弁護士からの反撃を喰らい逆に批判に晒されていた1000名の懲戒請求者と煽動した余命ブログやそのシンパでしたが、ここに来て思わぬ救世主が現れました。





橋下徹前大阪市長
が懲戒請求を受けた弁護士に対し、脅迫行為にあたると怒りのツイートをぶちまけたのです。











この橋下ツイートにより青息吐息だった懲戒請求者や余命支持者は息を吹き返し、ささきりょう、北周二両弁護士へ反撃ののろしを上げることとなりました。



またこの動きに呼応するかのように猪野亮・高島章両弁護士が賠償請求に異を唱えており、小坪しんや行橋行橋市市議はこの賠償請求を国民権利の抑圧だとして懲戒請求をかけるようです。















頼もしい援軍の参入により今回懲戒請求した者や余命ブログとそのシンパは大喜びとなり、これによりこの問題の本質である余命ブログによる不当懲戒請求の問題がややぼやけてしまうことになりました。橋下などジャーナリストに対して否定的なツイートをしただけで100万円の損害賠償の提訴するくらいの恫喝者なのになぜ今回の騒動に擁護する形で首を突っ込んだのか理解に苦しみます。









そもそも今回対象となった大量懲戒請求を煽動されるきっかけとなった朝鮮学校無償化に加担しているとされる弁護士ですが、ささき・北両弁護士は一切加担していないことも分かっています。ささき弁護士は余命ブログの著書を発行している青林堂内部のパワハラ問題を担当している弁護士さんであることから余命と青林堂と結託して私怨でデタラメな懲戒請求を煽った可能性が強いでしょう。北弁護士などささき弁護士が受けた大量懲戒請求に対して異を唱えただけなのに逆鱗に触れての同じく大量懲戒請求されてしまったのです。




よって二人に対しては適切な懲戒請求事由ではなく、余命による八つ当たり的な要素が強い不当懲戒請求であると言えます。一人当たり60万円の訴訟と5万円の和解金について適正な金額かは判断できかねますが、身に覚えのない懲戒請求については一市民であろうが煽動されたであろうが反撃するのは当然であると言えます。



訴訟額や和解金についての金額の是非については法廷で争ってもいいでしょうが、悪ノリしている小坪議員など余命の煽動行為を一切無視して、弁護士への敵対心を突き付けるなどまったくもって理解不能です。なぜ間に入って仲介しないのか?煽られた請求者への相談に応じないのか?この小坪の行動に賛同者は拍手喝采のようですが、傍から見れば結局保守と反日左翼の抗争に祭り上げてその抗争の中心にいたかったのではないかと捉えられるほど呆れる行為です。




とは言え弁護士側の対応も不味いものです。ささき弁護士の言われなき懲戒請求には同情しますが、懲戒請求した者をネトウヨ連呼したり、おとしまえとか震えてまてとか恐怖心を煽ったりと冷静さを求められる弁護士の言動としては品がなさすぎますね。













そして上記のツイートで名前が挙がっている神原元弁護士も同じく大量懲戒請求を突き付けられた当事者ですが、これまでの言動や活動・大量懲戒請求後の悪態ぶりなど見ればささき弁護士などよりも懲戒請求を受けるに相応しい人物でしょう。






シバキ隊と精通し、偏った思想と敵対する相手への非道な挑発行為を見てもこの男ほど懲戒請求に相応しい男はいないでしょう。右とか左以前に弁護士としてだけではなく、人間の資質としても問題のある神原相手なら懲戒請求は突きつけられても当然です。しかしどの弁護士に懲戒するにしても相手は法律のプロですから反撃されることを覚悟して臨まなければなりません。




長々と書き綴りましたが、この騒動の元凶は賛同者をさんざん煽って自分は懲戒を出していない余命ブログです。騒動について多くの人間に迷惑をかけたことについて反省もせず、橋下の助太刀もあり再び支持者を煽り立て敵を挑発する行為を見るからに一度痛い目に遭わせないとまた同じことを繰り返すことになるでしょう。




posted by yuuponshow at 18:37| Comment(0) | 余命ブログ懲戒請求 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月11日

余命三年時事日記の懲戒請求に加担していた渡邉哲也という自称・経済評論家

柳瀬元首相秘書官の参考人質疑が行われましたが、役人らしくのらりくらりと追及をかわす弁明に終始していたという印象です。これまでの愛媛県・今治市職員とは会ったことがないという主張を、会ったことがあるかもしれないと修正していたのはいいとして、総理秘書官という立場でありながら職務における事後報告を安倍総理に対して一切していないとかあり得ない答弁を行ってしまいました。突っ込みどころ満載の柳瀬証言でしたが、安倍総理の証言と辻褄を合わせるためと考えれば無理やりそうするしかなかったのでしょうか。











今回の参考人質疑は柳瀬氏の他になぜか八田達夫国家戦略特別座長を衆議院に、加戸守行前愛媛県知事を参議院に参考人として呼んでいます。野党が要求していないこの二人を呼んだ理由は政府側に都合の良い人物であり、加計学園獣医学部創立の正当性を訴えたかったからに他ありません。実際に二人とも獣医師会からの圧力にかかわる裏話や創設に漕ぎつけた苦労話を述べていましたが、そんなもん今回の参考人質疑の主旨とは関係ないことです。





そもそもなぜ加計学園問題が一年以上こじれているのかと言えば安倍総理の「かかわっていたら総理を辞める」という余計な答弁が引き金となったからでありその後、証言の矛盾点が次々と明らかになってこじらせたことに他なりません。こんなもんサッサと幕引きできたはずなのに話をこじらせた安倍こそが最大の戦犯なのです。首相秘書官という職務でありながら首相への報告を放棄したと堂々と宣言する面の皮の厚さと、それを平気で見過ごす首相と官邸にも問題です。今回の更に国会で尾を引くことになるでしょうが、これも因果応報、安倍政権のまいた種です。






話しは変わって先日ブログで取り上げた余命三年時事日記の懲戒請求問題ですが、ここに来て新たな人間がクローズアップされることとなりました。


渡邉哲也 懲戒請求.PNG



このツイートは2017年の10月で、丁度余命ブログが煽り立ててそれに触発された読者が当該弁護士に懲戒請求を送りつけたまさに真っ最中の時期です。懲戒請求を煽動した余命ブログはまさに煽動の首謀者ですが、こうした煽動を助長するようなツイートは共犯者とも言えるでしょう。しかもこの渡邉哲也のこのツイートは数多くリツイートされたり、引用して煽り立てるツイートも散見されるなど十分共犯レベルの煽動行為を行ったと言えるでしょう。












ところが今回弁護士が懲戒請求者への反撃に出ると情勢は一変し、渡邉哲也を始めとしたこれらの扇動者はこの件には一切語ることはなくなりました。そして逆に無責任な扇動者として批判のツイートが寄せられていますが、渡邉はこれについて評論しているだけで煽動していないと弁明する始末です。










そのツイート通り、被害者である弁護士も渡邉哲也のツイートを問題視しているようです。







それでも私は煽動していない、論評しているだけダー!!!と自論を曲げることはしません。しかしこういうのっていくら詭弁を押し通しても他者から煽動したと捉えられればどうにもならないのですがね。しかも被害弁護士までも渡邉のツイートを問題視しているのだから反論の余地なしだと思います。
















ということでお決まりの台詞である「お困りの人が湧いてるなぁ」と呟き反論者をブロックしてしまいましたとさ(笑)




渡邉哲也と言えばパレルモ条約で嫁のデマを拡散してしまい、それの謝罪も訂正もしなかったことで胡散臭さが露呈することになりました。謝ったら自分の言論にキズがつくのかわかりませんが、こういうの拡散されてる段階で評論家などと称する資格などない人間です。煽っておいて情勢が不利になると知らぬ存ぜぬ、煽動したという自覚もなく平気で裏切り知らん顔、これって人間のクズそのものですね。








それにしてもこのブログで最初に渡邉哲也を取り上げたのが自民党工作員のfuzitaを窘めたもので、その時は好意的に取り上げたのですがここまでおかしな人間であるとは思いませんでした。fuzitaも渡邉も同じレベルだったということですね(^_^;)

posted by yuuponshow at 18:30| Comment(0) | 余命ブログ懲戒請求 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月04日

似非保守ブログに煽られリスクを知らず懲戒請求を弁護士に付き付けた1000人が逆提訴される

ネットで影響力の高い保守系ブログが、弁護士に対して懲戒請求を求める働き掛けを行ったところ、それに煽られた約1000名が一斉に懲戒請求を仕掛けたものの、逆に裁判で訴えられるという騒動が明らかになりました。


余命三年時事日記.PNG





余命三年時事日記
という保守界隈では有名なブログがその発端となった訳ですが、そもそも懲戒請求を起こすきっかけとなったのが、この弁護士を含む東京弁護士会が朝鮮学校への補助金支給を求める活動に対する批判が元となったようです。実はこの他にも余命ブログを支援し,著作本の発行元出版会社の青林堂内部のパワハラ問題に絡んでいる弁護士とも重なっていることからこの際一気に撲滅させようとブログ読者へ懲戒請求をするよう煽ったのでしょう。ご丁寧にも懲戒請求のための雛型を作成し、それを周知するという徹底ぶりでこれに触発されたブログ読者が一斉に懲戒請求を弁護士に付き付けたという経緯のようです。




ところが訴えられた弁護士はそれに対し、訴えた約1000名すべてを威力業務妨害で訴えると公表したのです。












これに呼応した同じく懲戒請求された弁護士も加わり、反訴として懲戒請求を訴えた1000名に対して損害賠償請求を求めて反訴すると反撃されることとなりました。これに大慌てしたのか、懲戒請求を行った者の中には弁護士に対して示談金10万円を支払い示談を済ませる者もいるなど、煽動されたとは言え、ろくすっぽ調べもせずその代償の高さを噛みしめる結果となりました。








思想信条が異なるから懲らしめたいという気持ちから起きた行動なのでしょうが、突きつけた懲戒理由も明確な具体性がなくあまりに浅はかとしか言いようがありません。そしてこれを煽動した余命三年時事日記のブログ主の無責任さにも呆れます。それに懲戒請求しても個人情報は相手には届かないというデマも流しており、それで安心したのか1000名近くの懲戒請求となった模様です。しかも煽動した自分は懲戒請求を出していないとは煽動で煽られた連中が哀れでなりません。



法律のプロである弁護士相手に素人が法律家との相談もなく法律シバキをやろうというのが無謀なのですが、裁判なら数十万円、示談ならば10万円で済みますが、あまりに高い代償であることに違いはありません。



それにしても1000名もの人間を煽動できるとは私も名前はよく聞くのですが、この余命日記については相当な影響力があるのだと始めて知りました。しかし多くの人間に損害を被らせてしまいかねない多大な迷惑を掛けて、今のところ謝罪も対処もなしとは酷いもんです。同じ思想を抱く仲間が余命日記への支援と連携を表明していますが、その前に煽られた読者に対するケアと浅はかな懲戒請求を煽動した余命ブログ主を非難するべきなのですがね。









小坪行橋市議員についてはこのブログで何度か取り上げていて彼については否定的な見解を述べることはなかったのですが、今回はダメですね。この先反訴を起こされてどのような結果になるのか分かりませんが懲戒請求をした1000名については自業自得とは言え損害を被ると同時に精神的な苦痛も相当なものでしょう。



この余命三年時事日記は安倍政権のこれまでの政策にも異を唱えず称賛しているようで、今回の懲戒を仕掛けられた弁護士も安倍政権の政策を非難していたと聞きます。それが大量懲戒請求を突きつける最大の引き金になったのかも知れませんが、安倍の売国政策を称賛し、それに賛同するとはどうしようもありません。別に弁護士側に共感するつもりはありませんが、今回の件で多くの人が目を覚ましてほしいものです。


posted by yuuponshow at 22:24| Comment(0) | 余命ブログ懲戒請求 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする