2021年07月21日

呪われる以前の問題、利権と杜撰が呼び込んだ東京五輪のドタバタ劇

いよいよ明後日に開会式を迎える東京オリンピック、そして今日から一部競技が開催されることになります。しかしコロナの第五派による感染拡大が連日報じられる渦中で、五輪開催に懐疑的否定的な空気が全体を覆い尽くしており、直近の世論調査でも中止を求める意見が増えているようです。






スガ政権やそれに付託するメディアがいくら「安心・安全」を強調しても世間の肌感覚では無理だという声が圧倒的、感染対策は不十分どころか杜撰すぎるガバガバ状態です。一方で不条理な規制を掛けられ締め上げを喰らっている国民はスガ政府を信用することはできなくなっています。そんなスガ政権が支持率回復の足掛かりにしたい東京五輪は始まる前から禍根を残しまくりで、始まる前から失敗という声が占められています。先週突然に報じられた小山田問題もその象徴とも言われています。







インタビュー記事が四半世紀前のものとは言え、障害を持つ同級生に対し、いじめでは済まされない傷害・暴行事件を犯した主犯格が、プロミュージシャンとして名を馳せて以降のインタビュー記事で悪びれることなく自慢気に語っていた記事をあらためて見ると悍ましい思いです。






この件が放置されたまま時が過ぎ、小山田圭吾がパラリンピックの楽曲を担当することになったことで蒸し返されることとなった訳ですが、これにより本人の楽曲担当辞退だけでは済まなくなりました。掲載した音楽雑誌も四半世紀を経て謝罪を行うこととなり、今やっている仕事にも影響を及ぼすこととなりました。五輪関係の仕事が決まって箔が付くと思って引き受けたのでしょうが、悪を尽くした過去の所業が全世界に拡散されてしまうことになったので今後の音楽活動にも影響を来すことになりそうです。






それにしてもこの小山田といい、絵本作家で教師虐めや障害者蔑視発言でこれまた辞任することになったのぶみを起用したのが、東京五輪組織委員会なのですが、こういういわく付きの人物を選定してしまうとは杜撰すぎる組織運営とも言えます。その責任者である武藤敏郎事務総長は当初、反省しているからと辞任を否定していたのが、世論の反発が高まって一転することに、自分が選んだ訳じゃないと言いながら、任命したのは誰なのか?責任を取らず利権をむしばむこの手の連中が使いそうな言い逃れに失笑するしかありません。




そして肝心の感染対策ですが、組織委員会の杜撰さなど比にならない酷いものです。海外のメディア発信により明らかになった五輪関係者の陽性者数です。数日前の記事なので今現在80名を超えているそうです。空港ではPCRでなく高原検査に検疫のみ、隔離期間も基準も曖昧で、五輪関係者と一般人との棲み分けもできずですから、感染拡大に歯止めがかからない状態となるのは至極当然です。








日本のメディアは五輪における後ろ向きな報道発信には消極的ですが、海外は容赦なくバンバン報道してくれます。組織委員会の後ろ盾となるスガ政権や東京都にも国内では及び腰になるような批判記事の拡散が止まりません。







コロナだけではない、例年以上の酷暑に見舞われた日本列島は比較的涼しいと言われているマラソン会場の札幌でも35℃超えと、例年以上の酷暑に見舞われている日本列島、そして開会式を控える週末に日本本土に近づきつつある大型台風と、何から何まで呪われた感のある東京五輪ですが、そもそも論から、この気候的に適さない時期では予測できたはずです。



トキョ.PNG



間違いなく史上最悪の五輪となることは避けられません。呪われた五輪と称する人もいるが、すべては東京五輪を誘致する段階から主導してきた連中の利権あり気と杜撰とも言える危機管理能力のなさがこの惨状をもたらしたといっても良いでしょう。

posted by yuuponshow at 19:02| Comment(2) | 東京オリンピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月02日

無理やり五輪開催に漕ぎつけようとするIOCとスガ政権の意のままにさせて良いのか?

不祥事が相次ぐ自民党政権で今週明けに大きな動きがありました。前経済産業大臣で有権者に現金を渡したとし、公職選挙法違反が問われている衆議院議員の菅原一秀が議員辞職の運びとなりました。






菅原議員は先に議員辞職した河井克之と同じ菅総理の側近と言われていた人物です。2019年参議院選挙の後の内閣改造で安倍内閣の経産大臣が菅原で、法務大臣が河井です。両方とも公選法違反の疑いで1ヶ月余りで辞任、そして議員辞職とは。まったく驚くべき人材揃いですが、なぜまだ菅が首相にとどまっているのでしょうか、そして任命した安倍前総理は責任も取らずにキングメーカー気取りして菅の次の首相を設定して得意がる有様。この政党はアベスガニカイが最大の癌であることは明白であり、これらを駆逐しないと永遠に自浄されることはないでしょう。

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その自民党政権ですが、東京五輪の開催是非を巡る問題で大きな岐路に立たされています。世界中で新型コロナが蔓延しているこの状況で果たして開催できるのか?という懸念ですが、日本国内でも開催是非を問うオンライン署名においても反対派が40万人を超えるという世論調査と同じ圧勝となりました。






最初から五輪開催に反対している訳ではありません。政府の無策無能ぶりが祟って、コロナ蔓延を助長させているからであり、こんな状況で数万人規模が世界中から集結する国際イベントを開催すればどうなるのか火をみるより明らかです。変異種が確認され、医療システムがひっ迫して自宅待機者が続出し、そこから死者も多数出している有様。この事態に直面している今こそ、コロナ抑え込みに没頭すべきなのにそれとは真逆の政策である五輪開催とは国民は納得できる訳がありません。



しかしその声に耳を塞ぎ、粛々と開催に向けての準備を推し進める日本政府、既成事実化させて反対派の声を封じ込めようとする姑息さが垣間見えます。そして日本政府以上に反対派を逆撫でしているのが国際五輪委員(IOC)の大幹部たち。「誰もが犠牲を払う必要がある」「スガ総理は中止を決定できない」と言い放ったバッハ会長、「緊急事態宣言下でも開催する」と述べたコーツ副会長、「アルマゲドンにならない限り開催」パウンド委員といったように日本政府はもとより日本人に向けられた人道に外れる常軌を逸した暴言が物議を醸しています。



IOC幹部発言.PNG



こいつらの言動を見て良く分かったのが、決してアスリートや開催地への配慮など微塵もない、自分本位でしか物事を考えることができない鬼畜共であったということです。金目に執着する強欲で傲慢な態度があらわにしたことで、こいつらの正体がよく分かったことは収穫でした。商業主義と言われて久しい五輪イベントですが、この金欲塗れの特権階級共の意のままにさせてはならないし、許す訳にはいかない。今回に限らず、今後の五輪イベントの見直しも含めて再考されるべきだと思いました。




ところが、このIOC共の暴言もスガ政権は腫物を触るような感じで、決して反発や批難はしません。むしろ批判の声に対してそうではないとを見解を代弁するなどIOCを擁護する態度を示しています。絶対に五輪開催を実現させたい両者の思惑が一致しているのだから政府要人からの反発や批難など起こり得る訳がありません。






責任は取らずにアスリートに誓約書を書かせて自己責任で片づけようとさせるIOCと、無理やり子供を大勢五輪に動員させようとするスガ政権の思惑が一致し、世論の批判を押し切ってこのまま五輪が開催されてしまいそうな感じです。しかし医療従事者の確保もままならず、物理的に見ても開催は不可能です。それでも無理やり開催させようとするならば、バッハの言う通り、多くの人が犠牲を払うことになるでしょう。バッハ自ら予言しているのに、それを咎める顧みることなく五輪あり気で進めるスガ政権は間違いなく日本壊滅へと導くことになるでしょう。反対派はもとより賛成している人にも問いたい!このまま連中の意のままに進めて良いと思いますか?


posted by yuuponshow at 18:50| Comment(0) | 東京オリンピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月05日

五輪開催の是非は?コロナ検査抑制で自ら道を閉ざすスガ政権

前回も触れましたが、山田真貴子内閣広報官の辞任&入院により菅政権へのダメージは図りしえないものとなっています。スガ総理はぶらさがりで記者にキレて見せたり、体裁を繕う余裕すらもなくなったようですが、それでも新たに追及が及ぶとあからさまな隠蔽工作を見せたりとなりふり構わずです。





山田真貴子内閣広報官は退官して民間人になったのだから国会招致を拒否するという言い訳にもならない言い逃れをする有様。また議員辞職した河井案里に対しても、そしてスガのご子息である菅正剛氏も民間人というキーワードを前面に出して国会招致を拒否するとは隠蔽体質を隠さないスガ政権の体質が如実にあらわれる形となりました。東電社長やら籠池氏、古くはリクルート、ロッキードと疑獄案件に民間人を招致したのは一体何だったのでしょうか?真相解明に後ろ向きなスガ政権がこの先存続していくということは、数々の疑獄案件の真相は闇に葬られるということになるのです。

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こちらの問題も重大な局面を迎えている東京オリンピック・パラリンピックの開催の是非ですが、ある一つの目安とされる日が近付いてきました。


五輪一年延期.PNG


安倍前総理は昨年の3月24日に五輪の一年延期を表明しています。諸外国の選手・関係者・観客の受入る準備もあり、五輪開幕までちょうど4ヵ月前のこの日付が開催是非を決めるボーダーラインとみて良いのではないでしょうか?しかし政府はそのボーダーラインに半月に迫る中、今のところ五輪開幕の決意は揺らいでいないように思います。しかし現段階において諸外国からの観光客受入は現実的でないと見たのか、無観客での開催で調整しているようです。





観客がダメでも選手・関係者はOKとは何ともおかしな話です。国内競技ならともかく世界の祭典です。選手・関係者だけでも相当な人間が動くことになる訳ですから感染拡大は避けられません。ただでさえ日本は感染抑制の働きかけが鈍く、むしろ検査拡大に苦言を呈する国です。おまけに情報隠蔽とかされたら選手関係者が安心して訪日できる訳がありません。






五輪開催するならば新型コロナの収束が必須のはず。しかし五輪開催に前のめりの日本政府は検査抑制にも前のめり、これで世界から選手関係者が日本に集結できると考えているのだから困ったものです。そして政府だけではなく、それを応援する連中も検査抑制を声高に吠えています。五輪開催を唱えても自らがその道を閉ざしているのだから救われません。





五輪開催は無理だと報じる世界のメディアも増えています。世論もそうした声が高まってきており、恐らく世論に圧されて五輪開催断念に追い込まれることになるでしょう。しかしその元凶はコロナだけではなく、五輪開催のために陽性者を少なく見せるため検査を絞ってきた日本政府にもあるのです。自ら五輪開催の可能性を閉ざず愚かな行為、中止となれば自業自得であると言うしかありません。


posted by yuuponshow at 19:03| Comment(0) | 東京オリンピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする