2023年03月01日

汚職まみれの東京五輪大疑獄事件の本丸は森喜朗と竹田恒和!?

「汚職五輪」と揶揄されるほど談合汚職が明るみになった東京オリンピック2020、400億円とも言われている受注額、東京五輪に支出された公金3兆6000億円に絡んでいた電通や博報堂といった日本を代表する大手広告代理店が刑事告発され起訴に至るという大変な不祥事案件に発展してしまいました。一年遅れで開催に漕ぎつけた東京オリンピック・パラリンピック、日本人選手のメダルラッシュに沸きましたが、それが無残に霞んでしまう疑獄案件として今後語り継がれることになるのでしょう。




東京五輪談合図.png




今回、報道されたものと先行する形で組織委員事務局長の森泰男容疑者や同理事の元電通の専務だった高橋治之被告らが既に逮捕されており、今回の刑事告発で更なる逮捕者が出てくるものと思われます。今回の件の概要を上記の図解で確認していくと、大会組織委員会がピラミッドの頂点にあり、その下にある広告代理店が利権を蝕む。これこそ、とある界隈で使いまわしされている「公金チューチュー」ではないですかね。




しかし、組織委員会の権限だけで億、兆といった大金を自由にまわせるのでしょうか?組織委員会を説得した人物、若しくは説得した人物を説得したド偉い人物がいるはずです。こういった怪情報が出回っているのですから、この通りであっても何ら不思議ではありません。それにしても安倍元と高橋被告が親戚同士だったとは・・何から何まで闇深いですね。







そしてこの一連の談合疑獄に一枚嚙んでいると言われるのが、森喜朗東京五輪組織委員長です。200万円の賄賂を受け取ったとの情報がありますが、この件について後追い報道はなし。額が小さいとか言われていますが証言もあることから今だ疑惑の渦中にある大物です。果たして200万だったのか?それより一桁以上貰っていたのではないか?いずれにしろ森喜朗の件は有耶無耶にせず、額の大小は関係なく東京地検は捜査を進めていただきたいものです。






東京五輪・パラリンピックを巡る疑惑は、招致当初の裏金疑惑などあり当時JOC会長の竹田恒和氏はフランス当局から起訴を受けています。フランスが黒で日本当局が白など到底納得できる訳ありません。起訴以来、表舞台から姿を消していますが、今回の騒動が発端で再び表に出ざるを得ない状況になることは避けられないでしょう。談合だけでは済まない、招致からの一連の疑惑については徹底して追及しなければ世論も納得しないでしょう。





森喜朗東京五輪組織委員長と竹田恒和JOC元会長、元総理と元皇族という超大物にまで手がかかるとなれば、史上最悪の汚職スキャンダルとなります。後ろ盾とささやかれる安倍元はもういません。この2人が本丸であることは背景を鑑みれば動かしがたいと言えるのではないでしょうか。東京五輪・パラリンピック贈収賄の本丸逮捕こそが真相解明に繋がる。そう言わざるを得ません。

posted by yuuponshow at 22:50| Comment(0) | 東京オリンピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月21日

呪われる以前の問題、利権と杜撰が呼び込んだ東京五輪のドタバタ劇

いよいよ明後日に開会式を迎える東京オリンピック、そして今日から一部競技が開催されることになります。しかしコロナの第五派による感染拡大が連日報じられる渦中で、五輪開催に懐疑的否定的な空気が全体を覆い尽くしており、直近の世論調査でも中止を求める意見が増えているようです。






スガ政権やそれに付託するメディアがいくら「安心・安全」を強調しても世間の肌感覚では無理だという声が圧倒的、感染対策は不十分どころか杜撰すぎるガバガバ状態です。一方で不条理な規制を掛けられ締め上げを喰らっている国民はスガ政府を信用することはできなくなっています。そんなスガ政権が支持率回復の足掛かりにしたい東京五輪は始まる前から禍根を残しまくりで、始まる前から失敗という声が占められています。先週突然に報じられた小山田問題もその象徴とも言われています。







インタビュー記事が四半世紀前のものとは言え、障害を持つ同級生に対し、いじめでは済まされない傷害・暴行事件を犯した主犯格が、プロミュージシャンとして名を馳せて以降のインタビュー記事で悪びれることなく自慢気に語っていた記事をあらためて見ると悍ましい思いです。






この件が放置されたまま時が過ぎ、小山田圭吾がパラリンピックの楽曲を担当することになったことで蒸し返されることとなった訳ですが、これにより本人の楽曲担当辞退だけでは済まなくなりました。掲載した音楽雑誌も四半世紀を経て謝罪を行うこととなり、今やっている仕事にも影響を及ぼすこととなりました。五輪関係の仕事が決まって箔が付くと思って引き受けたのでしょうが、悪を尽くした過去の所業が全世界に拡散されてしまうことになったので今後の音楽活動にも影響を来すことになりそうです。






それにしてもこの小山田といい、絵本作家で教師虐めや障害者蔑視発言でこれまた辞任することになったのぶみを起用したのが、東京五輪組織委員会なのですが、こういういわく付きの人物を選定してしまうとは杜撰すぎる組織運営とも言えます。その責任者である武藤敏郎事務総長は当初、反省しているからと辞任を否定していたのが、世論の反発が高まって一転することに、自分が選んだ訳じゃないと言いながら、任命したのは誰なのか?責任を取らず利権をむしばむこの手の連中が使いそうな言い逃れに失笑するしかありません。




そして肝心の感染対策ですが、組織委員会の杜撰さなど比にならない酷いものです。海外のメディア発信により明らかになった五輪関係者の陽性者数です。数日前の記事なので今現在80名を超えているそうです。空港ではPCRでなく高原検査に検疫のみ、隔離期間も基準も曖昧で、五輪関係者と一般人との棲み分けもできずですから、感染拡大に歯止めがかからない状態となるのは至極当然です。








日本のメディアは五輪における後ろ向きな報道発信には消極的ですが、海外は容赦なくバンバン報道してくれます。組織委員会の後ろ盾となるスガ政権や東京都にも国内では及び腰になるような批判記事の拡散が止まりません。







コロナだけではない、例年以上の酷暑に見舞われた日本列島は比較的涼しいと言われているマラソン会場の札幌でも35℃超えと、例年以上の酷暑に見舞われている日本列島、そして開会式を控える週末に日本本土に近づきつつある大型台風と、何から何まで呪われた感のある東京五輪ですが、そもそも論から、この気候的に適さない時期では予測できたはずです。



トキョ.PNG



間違いなく史上最悪の五輪となることは避けられません。呪われた五輪と称する人もいるが、すべては東京五輪を誘致する段階から主導してきた連中の利権あり気と杜撰とも言える危機管理能力のなさがこの惨状をもたらしたといっても良いでしょう。

posted by yuuponshow at 19:02| Comment(2) | 東京オリンピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月02日

無理やり五輪開催に漕ぎつけようとするIOCとスガ政権の意のままにさせて良いのか?

不祥事が相次ぐ自民党政権で今週明けに大きな動きがありました。前経済産業大臣で有権者に現金を渡したとし、公職選挙法違反が問われている衆議院議員の菅原一秀が議員辞職の運びとなりました。






菅原議員は先に議員辞職した河井克之と同じ菅総理の側近と言われていた人物です。2019年参議院選挙の後の内閣改造で安倍内閣の経産大臣が菅原で、法務大臣が河井です。両方とも公選法違反の疑いで1ヶ月余りで辞任、そして議員辞職とは。まったく驚くべき人材揃いですが、なぜまだ菅が首相にとどまっているのでしょうか、そして任命した安倍前総理は責任も取らずにキングメーカー気取りして菅の次の首相を設定して得意がる有様。この政党はアベスガニカイが最大の癌であることは明白であり、これらを駆逐しないと永遠に自浄されることはないでしょう。

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その自民党政権ですが、東京五輪の開催是非を巡る問題で大きな岐路に立たされています。世界中で新型コロナが蔓延しているこの状況で果たして開催できるのか?という懸念ですが、日本国内でも開催是非を問うオンライン署名においても反対派が40万人を超えるという世論調査と同じ圧勝となりました。






最初から五輪開催に反対している訳ではありません。政府の無策無能ぶりが祟って、コロナ蔓延を助長させているからであり、こんな状況で数万人規模が世界中から集結する国際イベントを開催すればどうなるのか火をみるより明らかです。変異種が確認され、医療システムがひっ迫して自宅待機者が続出し、そこから死者も多数出している有様。この事態に直面している今こそ、コロナ抑え込みに没頭すべきなのにそれとは真逆の政策である五輪開催とは国民は納得できる訳がありません。



しかしその声に耳を塞ぎ、粛々と開催に向けての準備を推し進める日本政府、既成事実化させて反対派の声を封じ込めようとする姑息さが垣間見えます。そして日本政府以上に反対派を逆撫でしているのが国際五輪委員(IOC)の大幹部たち。「誰もが犠牲を払う必要がある」「スガ総理は中止を決定できない」と言い放ったバッハ会長、「緊急事態宣言下でも開催する」と述べたコーツ副会長、「アルマゲドンにならない限り開催」パウンド委員といったように日本政府はもとより日本人に向けられた人道に外れる常軌を逸した暴言が物議を醸しています。



IOC幹部発言.PNG



こいつらの言動を見て良く分かったのが、決してアスリートや開催地への配慮など微塵もない、自分本位でしか物事を考えることができない鬼畜共であったということです。金目に執着する強欲で傲慢な態度があらわにしたことで、こいつらの正体がよく分かったことは収穫でした。商業主義と言われて久しい五輪イベントですが、この金欲塗れの特権階級共の意のままにさせてはならないし、許す訳にはいかない。今回に限らず、今後の五輪イベントの見直しも含めて再考されるべきだと思いました。




ところが、このIOC共の暴言もスガ政権は腫物を触るような感じで、決して反発や批難はしません。むしろ批判の声に対してそうではないとを見解を代弁するなどIOCを擁護する態度を示しています。絶対に五輪開催を実現させたい両者の思惑が一致しているのだから政府要人からの反発や批難など起こり得る訳がありません。






責任は取らずにアスリートに誓約書を書かせて自己責任で片づけようとさせるIOCと、無理やり子供を大勢五輪に動員させようとするスガ政権の思惑が一致し、世論の批判を押し切ってこのまま五輪が開催されてしまいそうな感じです。しかし医療従事者の確保もままならず、物理的に見ても開催は不可能です。それでも無理やり開催させようとするならば、バッハの言う通り、多くの人が犠牲を払うことになるでしょう。バッハ自ら予言しているのに、それを咎める顧みることなく五輪あり気で進めるスガ政権は間違いなく日本壊滅へと導くことになるでしょう。反対派はもとより賛成している人にも問いたい!このまま連中の意のままに進めて良いと思いますか?


posted by yuuponshow at 18:50| Comment(0) | 東京オリンピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする