為替137円台、24年ぶり円安水準 https://t.co/dl8KCAwpqQ
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) July 11, 2022
一時、1ドル=137円台前半まで下落し、24年ぶりの安値水準になった。
米国の長期金利の上昇に加え、日銀の黒田総裁が金融緩和を維持するとの姿勢を改めて示したことで、円を売り、ドルを買う動きにつながっているとみられる。
選挙結果を受けて、マーケットが早速反応しています。株価は上昇したものの為替は24年ぶりの円安水準を更新することになり、物価高や円安(円暴落)不況に拍車がかかることになりそうです。何ら円安の対策を講じない自民党を選ぶとこうなることは誰でも分かっていながらそれでも自民に票を投じる人間がかなりの割合いるのですから驚きというか呆れる他ありません。
そして減税しない、ガソリンは下げない、景気対策のための臨時給付金といった救済措置も期待できない。救われるものも救われない自民党政権。野党がだらしないからと揶揄する声がありますが、政権運営により生活が脅かされる状況ならば対立候補に票を投じるのが定石というもの、文句言うべきは政権政党であり野党をとやかく言うなど筋違いも甚だしいのです。政権交代に繋がらない参院選での自民党敗北は、党内にはびこる欺瞞・怠慢を改めさせ、緊張感をもたらし国民生活に寄り添う政策に方向転換させるチャンスだったのです。
ちなみに私が投じた候補は選挙区は落選、比例区は当選したもののその党の議席を大幅に減らすこととなりました。散々な結果に直視できず、開票から一時間も経たずにテレビ消して情報を遮断しました。ここ数年の国政選挙でこういうのの繰り返しでホント嫌になりますが、この状況一体いつまで続くのか絶望感に苛まれています。
そして凶弾に倒れた安倍元総理について。このブログで最も叩いた自民党政治家です。襲撃の速報を聞いたときには、ヤジの一言でもかければすぐさま動いて排除されるような厳戒態勢の警備を敷いていたので大事には至らないだろうと思っていたのですが、速報からすぐに心肺停止の報が出て大変驚き信じられませんでした。それまでの厳重警備が奈良の現場では甘くなったのは何か運命めいたものがあったのでしょうか。
訃報を受けて与党、あるいは野党政治家からは「強く憤る」「暴力は断じて許さない」「民主主義の否定だ」などとコメントが寄せられています。これらの批難の言葉は確かにその通りなのですが、それで何ができるのでしょうか?こういうテロ行為を行う人間は安全とされる日本でも少なからずいるのだから、襲撃はあると想定した上で対策を講じなければなりません。言葉じゃなく行動ですね。そしてもう一つ注意を払うことがあります。それは政治家一人一人の言動です。
特に自民党側に見受けられる不注意な言動、少数弱者への配慮に欠けたものが多く、おごりたかぶり傲慢さが襲撃を誘引させることもあり得ます。安倍元総理の襲撃は宗教絡みのようですが政治政策に不満を抱く不平分子がいつ誰を襲撃するか分かりません。政治家というのは怒りを買われやすい職業であると認識した上でそれぞれ緊張感を持って身を引き締めるべきであると考えます。
最後になりますが、安倍逝去は自民党大勝の要因となったことは否めません。感情に流されやすいのが日本人気質と言えますが、そういう人ってやっぱり政治のことは理解していないんでしょうね。日本人は感情に流されるだけの余裕があるのでしょうか?今の政権に期待できるのでしょうか?弔う気持ちはわかりますが、選挙ってそんな感情で投票しちゃダメなんですよ。愚痴っぽい記事になりましたが、とりあえず今日はこの辺で失礼します。