東京オリンピック マラソンと競歩 札幌開催決定
— FNN.jpプライムオンライン (@FNN_News) October 17, 2019
IOCのバッハ会長は17日午後、カタールのドーハで開かれているオリンピック関連の会合の演説で、東京オリンピックのマラソンと競歩の会場について、「IOC理事会と大会組織委員会は、札幌市に移すことに決めた」と述べた。https://t.co/WIdi88feTu#FNN pic.twitter.com/wlxBViwHDw
9ヶ月後に迫って準備が急ピッチに行われている中でのこのドタバタ劇、こんなのオリンピックでは前代未聞です。しかし酷暑と水害の危険性がはらんでいる時期に競技に適した地域に変更するというのは良かったと思います。どうせなら汚水で溢れる東京湾で行われるトライアスロンの変更示唆もお願いしたいところですね。てゆうか全部札幌で行えば良いのじゃないのか?
そもそも五輪招致委員会が、時期をずらせないのに「温暖でアスリートに最適な気候」と招致の主張は嘘を付いていた訳ですからこの点はしっかり検証し総括しなければならないでしょう。
さて今回取り上げるのは前回少し触れましたが、参院予算委員会に臨む森ゆうこ議員が質問通告が遅れたことで大炎上となった問題です。あれから事情が少し変わりまして、質問通告をした内容が後日ネットテレビで暴露されたことにより国会公務員守秘義務違反にあたる情報漏洩したとのことで森議員が所属する国民民主党も巻き込んで、元からの通告遅延批判派との大きな論争となっています。
事実確認としまして、そもそも森ゆうこ議員は質問通告が遅れたのか?ということですが、遅れを指摘していたのは素性不明の官僚を名乗るツイッターアカウントによるものです。
アカウント名が御覧のように森議員を挑発する気満々、こんなアカウント名で建設的な論争などするつもりもなく、嫌がらせしたろという気概が垣間見えるようです。遅れたと主張する告発アカウントと森議員とのやり取りが騒動の発端となった訳ですが、これが後日の14日月曜日にネトサポ御用チャンネル「虎ノ門ニュース」で高橋洋一が質問通告の内容と併せて通告遅延に絡めた森ゆうこ批判をぶちまけたのです。
森ゆうこ議員の質問通告が官僚から事前漏洩という有り得ない事態。高橋洋一氏が「虎ノ門ニュース」で内容に言及し発覚したという。ちなみに、森ゆうこ議員の質問通告が期限を超えたという情報については、参院事務局が「産経」の取材で「期限内だった」と回答している。https://t.co/dTzCYTyiri
— 異邦人 (@Narodovlastiye) October 16, 2019
国家公務員守秘義務違反に当たるとして記者会見まで開き、高橋洋一に洩れた情報源の詳細を指摘されたことで森ゆうこ議員が反撃開始となりました。反撃された高橋洋一は癇癪起こしながら森ゆうこに噛みつき、これに加勢するかのように池田信夫も参戦、左右著名識者を巻き込む形で壮絶なバトルへと発展していきました。
いえ。
— 参議院議員森ゆうこ (@moriyukogiin) October 17, 2019
高橋洋一先生がネットニュース番組でお話しされていたのは、通告していない担当部署への詳細部分なのですが、内閣府は一度も高橋洋一先生と連絡を取ったことはないと言っていますが、どこから入手した情報だったのでしょうか。 https://t.co/1Q4Y7ZcgzY
池田信夫先生:「彼女が16:08に出した通告の内容を20:22にツイートしているからだ。」
— 参議院議員森ゆうこ (@moriyukogiin) October 17, 2019
14項目は、ツイートしていないのですが、14項目だということをどうして知っていらっしゃるのでしょうか。 https://t.co/9fXK2lJvS4
ここで話を戻して森ゆうこは質問通告が遅れたのか?ということですが、これは互いの主張が異なっていること、証拠が何一つ提示されていないことを鑑みれば何とも言いようがありません。ただ上記のツイートにもあるように参院事務局が期限内と表明しているし、国民民主の玉木代表は森本人から追加の詳細説明の項目があったことを認めるなど細かいところを突き詰めないと善悪の判断は分かりかねます。
11日22時に事務所から参院予算委員部に正式送付された質問項目(問合せ不可)を参院内で入手しました。そこには更に追加の詳細要旨を送付する旨、つまり質問通告は終わっていない旨が明記されています。これは台風が近づく中にもかかわらず霞が関の皆さんが22時以降も待機を強いられた証拠です。
— 足立康史 (@adachiyasushi) 2019年10月18日
維新の足立くんも高橋・池田に助太刀するように森ゆうこ追撃の狼煙を上げて通告遅延を批判していますが、そもそもこの追及を野党に向けるのは見当違いです。なぜなら台風上陸が差し迫る中、予算委員会の開催が決まったのが質問通告が遅れたとされる11日の午後だからです。そこから災害対応や防災対策を追加した形で質問主意書を僅か数時間で作成しなければならないのは酷としか言いようがありません。台風来襲が危ぶまれる中で二、三日の会期延期は人道的見解からして当然だとは思いませんか?
それと答弁する閣僚のためにわざわざ答弁書を作成することもおかしな話です。大きな項目だけ伝えて、与野党が議論を戦わせれば良いのにわざわざ詳細を伝えて官僚が答弁を作成させるからこんな余計な騒動に発展するぼです。官僚に答弁を作らせてそれを閣僚が棒読みする。そんな誰でも務める閣僚だらけなのが今の安倍政権なのですよ!
私は国民民主の会見を見ました。
— みかん (@kokoron8282) October 17, 2019
民主党政権の時、当時野党の自民党からの通告は項目一行のみ。詳細を聞いても内容は教えてもらえず、それで民主党は答弁していたそうです。
でも今の自民党は「通告がないと答えられない」、項目だけだと「項目しか聞いてない。もっと詳しく通告してくだされば」と→
少なくとも民主党政権の頃にのような官僚に負担をかけないシステムに戻すべきではないでしょうか?今回のことがきっかけで改善されれば良いと願っています。
話を情報漏洩に移しますが、森氏が高橋・池田両氏とのバトルでこのように明らかとなりました。
それぞれの方からの発信により、森ゆうこの質問は、私が質問する前に、以下の方々に知らされていたことが分かりました。
— 参議院議員森ゆうこ (@moriyukogiin) October 17, 2019
担当省庁担当課→高橋洋一嘉悦大学教授
原英史国家戦略特区ワーキンググループ座長代理→池田信夫先生
原英史氏は国家戦略特区の座長であり、係争中の毎日新聞の記事を資料として先日名指しで批判されたことから、森ゆうこ議員に対して名誉棄損懲罰署名を突きつけると怒り心頭ですが、やり取りの中でこの人も情報漏洩に一枚噛んでいるようです。
原さん、何だかんだ言って内閣府と貴方が情報漏洩してるんじゃないですか。調子こいて鳴いた雉は撃たれるのでは?
— (元)岡山のウォーボーイ (@okayamawarboy) October 17, 2019
>内閣府は政府の国家戦略特区WGの #原英史 座長代理にメールで質問内容を送信。原氏はメールと電話で、高橋洋一嘉悦大教授に内容を伝えていたと説明したというhttps://t.co/SL4t9qw9zy
お仲間の池田信夫がメールを流したことを告られ、慌てて取り繕うなど足を引っ張られる有様。この三人は明らかにグルで、謎の密告者と結託して野党への陥れを図ったとみて良いでしょう。
池田さん。誤解招かないよう一応訂正ですが「みんなにメール」とかしてないですよ。また、池田さんにも他の誰にも、質問通告の文書は送っておらず、必要な範囲での連絡をしています。そのあとアゴラで記事掲載いただいたのは以下のとおり↓https://t.co/a9M7ysk01g
— 原英史 (@haraeiji2) October 16, 2019
情報漏洩に当たると与党側も非常に問題として与野党一致で精査に努めると見解を述べており、今後の展開が注目されるところです。森議員への炎上による批判追及が一転して、疑惑の目を向けられることになった高橋・池田・原の三名、安倍総理のお仲間のはずなのに梯子を外され大変でしょうが、真相解明のためにも真実を詳らかにしていただきたいものです。