2020年07月10日

反アベだけではない安倍応援団チャンネル桜での分裂抗争

公職選挙法違反の容疑で逮捕された自民党の河井克之・案里夫妻の起訴を受けて、安倍総理大臣が釈明の会見を行いました。






いやー驚きました。いけしゃーしゃーと他人事のように語っているのですから。自分の秘書を何人も選挙事務所に出入りさせといて知らぬ存ぜぬに振舞える神経がわかりません。罪の認識を微塵も感じていないからこんな他人事に振舞えるのでしょうか。この事件に安倍晋三総理が主犯もしくは関与しているのは明白なのですが、それに触れようとしないメディアも同罪と言えるでしょうね。現時点での全容からしても河井夫妻だけで幕引きを図ることは許されないしあってはなりません。



この安倍総理及び安倍政権を応援する人たちとしてもこの事件に関しては筋が悪いと感じているはずですが、どうもどれどころじゃない内輪揉めでそれどころじゃないといったところです。








チャンネル桜
の主要メンバーと言える我那覇真子と同じ沖縄支局キャスターの依田啓示の内輪もめ討論がチャンネル桜の配信にて拡散されたのが今年の5月で、我那覇側が番組出演していたFM放送を突然打ち切られたことで裁判に訴えると怒り心頭だったのを、同士と思われていた依田に苦言を呈されたことで内輪もめが勃発しました。そこでチャンネル桜が仲介して討論番組を企画したのですが、当初は互いに言いたいことを言わせて仲直りさせるつもりだったようですが、むしろ対立が泥沼化して両者引くに引けないつばぜり合いが延々と続いていたのです。



その一方の依田啓示はこの騒動の後、暴行事件を起こし逮捕拘留されるなど、何とも始末に困ることを仕出かしてくれました。対する我那覇側は意気揚々とそれみたことかと嬉しそうにあげつらうなどしてこの勝負我那覇側に雌雄決するものと思われました。ところが喧嘩両成敗と言わんばかりに両者に苦言を呈した水島社長の言葉に怒り心頭した我那覇本人とそのファミリーが今度は水島社長への批判を展開し、以降桜への出演を見合わせることとなったのです。






互いの動画配信で批判のぶつけ合いに発展し、もはや修復は不可能とったところでしょうか。この騒動でかつて桜の水島社長の盟友であった識者が我那覇側につき、水島社長と桜批判を展開することになりました。








チャンネル桜はこれまで出演していたキャスターやコメンテーターが仲違いして去っていく人が非常に多いのですが、今回の我那覇依田抗争でも関係者が去っていくことになりそうです。


チャンネル桜は虎ノ門に比べればまだマシなレベルと思ってましたが、同じ方向性のある組織に無駄に対立を煽って墓穴を掘るというパターンばかりでは同類と見なされるし支持者も減っていくのも致し方ないですね。下にある北海道支局の小野寺まさるなんてまさにその典型でしょう。









チャンネル桜がいまだ安倍応援団メディアというレッテルをぬぐえないのは、支持政党がないから選挙で無効票を投じよ!と訴えていることです。こんなことをして利するのは巨大与党の自民党だけ。つまり自民党に間接的に票を投じよと訴えているようなものです。表面上は安倍批判しておきながらこんなことをやってはかつての安倍応援団してた頃と何ら変わりません。




いろいろあるけど頑張れ安倍政権.PNG



今回の都知事選でリベラル側の対立構造も浮き彫りになりましたが、対抗勢力もこんな有様なのです。左右共々内輪もめでバチバチやってりゃ政権にとっては何ら影響はありませんし、むしろ風当りを避ける意味でも大歓迎なのではないでしょうか。こんな有様では悪政極まれりの安倍政権は安泰であり国民にとっては暗黒が続くことになるのです。



posted by yuuponshow at 23:00| Comment(0) | チャンネル桜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月26日

自称保守メディアのチャンネル桜の酩酊ぶり

参院選の結果を受けて前回の記事では少し感情的になってしまいましたが、嘆いていても始まりません。今後に向けて気持ちを切り替えていきたいと思いますので引き続きどうぞよろしくお願い致します。



参院選での低投票率が裏付けるように、既存政党への失望感がこのような結果となったことは否めません。対してれいわ新選組やNHKから国民を守る党といった新興勢力の台頭はこうした閉塞感漂う国政への不満が募った結果とも言えるでしょう。現状が良ければこうしたインディーズ政党など出る幕はありません。そうした背景から当選者を出し、政党要件も満たした訳ですが、こうした政党が今後活動し支援されていくためには今後の活動にかかってくると言えるでしょう。




こうした新興勢力への批判の声は少なからずネット上で散見されている訳ですが、そんな中保守メディアと自称するチャンネル登録30万人を誇るチャンネル桜はこの新興勢力に対してみみっちぃ希望と蔑まんで共産主義政党と決めつけレッテル貼りを展開しているのです。









掲げている政策を批判するのではなく、その政党の背景やそれに係る人物を評して危険と決めつけるチャンネル桜の水島社長。出来上がったばかりの少数新興勢力に随分執拗に噛みついていますが、自分のところは国民保守党なる政党を立ち上げたものの人も集まらず党首も何人かに当たって断られる有様ですから多少やっかみが入っているのでしょうかね。



人間の資質は変わるものではありませんが、個々の勉強や経験によって言論や活動に変化が生じてくることもあります。ところがチャンネル桜の水島社長は昔はこういう人だったから正しいor悪いと判別しているようです。政治家の思想信条なんてコロコロ変わるしアテにならないことはこれまでの政治家を見ていれば分かるのに危険人物はいつまでたっても危険人物として酷評し、信頼し支援していた安倍ちゃんにはどんなに裏切られてもエールを送り続けるのはある種、教祖を信仰し続ける信者と言えるでしょう。




チャンネル桜は消費税、TPP、水道法、移民政策など安倍政権が掲げてきた売国政策に毅然と批判しながら問題提起している点においては他の安倍称賛ネットチャンネルよりはまだマシですが、「頑張れ安倍政権!!」と銘打った安倍ちゃんへの激励活動を展開するその活動内容には整合性もなく酩酊極まりぶりです。


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こんな状態だから口では安倍批判を唱えても説得力などありませんし、ガス抜きにもなりません。そしてこんな謎の街宣活動を企画しているようです。








与党として巨大勢力を束ね売国政策に邁進する安倍政権にではなく、一野党党首の枝野幸男への抗議活動とは???意味不明過ぎて理解に苦しみます。頑張れ安倍ソーリの街宣もそうですが、こんな無意味な街宣とかやってたらこれまでの支援者が離れていくことになるでしょう。もうだいぶ離れているとは思いますが(笑)




今回の選挙では国守衆なる謎の組織に票を投じたと番組で堂々と発表するなど迷走ぶりを晒すチャンネル桜の水島社長。無効票は低投票率の選挙では自民党に利することになり、結果的には安倍政権支持を表明したことになります。それを桜支援者にも促し無効票を投じさせるこの老害ぶりには呆れるばかりですが、この体たらくを見れば桜からの支持離れが加速していくことに繋がるでしょうね。まー自分の番組だし潰れるのも自業自得ですから生暖かく見ていきたいと思います。
posted by yuuponshow at 18:50| Comment(0) | チャンネル桜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月19日

安倍さんに騙され続けても支持を止められないチャンネル桜の盲信振り

来年10月に消費税10%引き上げを表明した安倍総理大臣を巡って、これまで安倍支持を唱えていた自称保守連中の動揺の色が隠せません。これまで二度延期したから今回も延期してくれると期待していたのでしょうが、その願い儚く三度目の正直で増税が確定となった訳です。その最中、水島総率いるチャンネル桜の面々が首相官邸前で『頑張れ安倍政権!消費増税絶対反対!外国人移民政策反対!総理の靖国神社参拝を!緊急国民行動』と銘打った街宣活動が行われました。



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この団体は度々「頑張れ安倍政権」と題目につけた街宣活動を行っていますが、消費税10%が公表されても安倍支持が変わらないということは主語が安倍晋三ありきであるということです。しかしこの街宣活動の様子を動画で見ると増税決定直後だからなのか何とも言えない複雑で悲痛な雰囲気を醸し出していて痛々しかったです。




そんな参加者の悲痛な思いを露呈しているツイートがあったので紹介します。








安倍支持を表明し、翌日に控えた頑張れ安倍街宣を前に決意を語る水沢美架という人はチャンネル桜の番組にも出ている著述家だそうですが、著述家でありながら自分の主義主張と支持する安倍ちゃんの方向性の違いの矛盾をどう捉えているのか気になります。



消費税や移民だけではない、TPPや日韓合意、水道民営化、種子法廃止など国を切り売りする政策目白押しの安倍政権をよくここまで支持できるものと関心します。恐らく他の人間が一つでも間違った政策を掲げれば声を大にして批判するのでしょうが、こうなると彼ら彼女らは安倍信仰にどっぷり嵌った信者と言っても良いでしょう。



しかしここに来て安倍政権の政策に異を唱えていることはまだ救いはありますが、そもそも消費税も移民も前のめりで推進してきたのは他でもない安倍ちゃんなのです。それを今更異を唱えるとはいったい今まで何を見てきていたのでしょうか?そしてそんな安倍を崇拝している名もなき兵を率いる安倍頑張れの街宣活動を主宰する水島総はこの期に及んで「安倍さんは増税決定と明言していない」「安倍さんは来年5月に増税延期を表明する」と声高々にぶち上げています。




※20分以降に発言あり







どういう根拠があってそう言い切れるのか謎ですが、水島総はかつて2013年にTPP参加を表明した安倍ちゃんに対して「(2013年の)参院選後にTPPを撤回する」と憶測をぶち上げ、周囲から窘められたことがありましたが今回もそれと同じです。安倍ちゃんは結局撤回することなくTPPに邁進したので、水島総の主張が根拠もなく願望であることは言うまでもありません。その反省も自戒もなく再び増税延期すると言うのですからもはや確信犯と言えるでしょう。確信犯とは安倍ちゃんへの批判を逸らすために情弱な安倍シンパ達を騙しているということです。






一方で櫻井誠率いる日本第一党ははこのようなデモ活動を掲げて安倍糾弾を色濃く鮮明に打ち出しています。








党本部や首相官邸ではなくお膝元の選挙区でやるとはえげつないですが、それだけ安倍の売国政策に怒り心頭であるということです。右も左も関係なく売国政策に対しては厳しく糾弾することが大事なのに、安倍頑張れなどと言っちゃうとその声は叱咤激励にもならず空虚なだけで相手に届くはずがありません。厳しい声を届けることが相手に一番響くのに遠慮して安倍ちゃんは撤回してくれる!と願望だけを並べ連ねるこういう支援者こそが安倍をのさばらせる大元凶なのです。



水島らチャンネル桜取り巻きの主張は憲法改正できれば何でも良いとの考えが見受けられます。しかし自民党の憲法草案を見れば分かるように決して国民を大事にしたものとは言えません。それを踏まえて憲法改正を主張しているのですから正直改悪されても構わないと思っているのでしょう。そもそも自民党の草案に目を通しているのか疑わしいところですが、こういう勘違い保守には安倍政権共々とっととご退場頂くしかないですね。




とは言え、経済問題など一部のカテゴリーに興味があり10年以上も視聴してきたチャンネル桜の安倍第二次政権発足以降の堕落ぶりには正直残念です。散々持ち上げていた安倍政権の崩壊後はこの団体もただでは済まないでしょう。安倍妄信が過ぎて錯乱した水島総とその取り巻きの暴走が惜しまれます(´-∀-`;)


posted by yuuponshow at 18:00| Comment(0) | チャンネル桜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする