2019年08月09日

ヘイトを許さず侮辱や言論弾圧に寛容な左翼の人々

わいわ新選組やN国党が参院選後を境にメディアで取り上げられ話題を独占する一方ですっかり影の薄くなった政権与党の自民党ですが、ここに来て自民党に注目を奪い返すニュースが飛び込んできました。








自民党の客寄せパンダ小泉進次郎とおもてなしの滝川クリステルの結婚発表ということで、これにメディアは飛びつきワイドショーはこれ一色となりました。正直どうでも良い話題ですが、少子化のこの世の中において生命が誕生する可能性が増えたことは喜ばしいこと、二人の間に新たな生命が宿ると良いですね。



今回取り上げる問題は愛知県で開催されている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の表現の不自由展です。私のツイッターのタイムラインにも賛否のツイートが飛び込んできており賛否両論渦巻いていますが、私の見解は表現の自由を履き違えた侮蔑行為と捉えています。



表現の不自由展1.PNG
表現の不自由展2.PNG




慰安婦像はともかく、昭和天皇の肖像画を燃やしたり、特攻隊の寄せ書きを侮辱したりと芸術とは呼べない気持ち悪いプロパガンダを押し付けられ非常に不快な代物です。しかも公金を使って公共の施設で展示するとは正気の沙汰ではありません。こうした展示物の開催に強く抗議が寄せられるのは当然だと思います。ただしガソリンを巻くと脅した脅迫行為にはしかるべく処分に課せられるべきであると考えます。



しかしこうした気持ち悪いプロパガンダの展示を是と考える奇特な人もいますが、公金や公共施設を使って行うべきではない。やるなら身銭きって開催すればよろし。これに是を唱える人の中でいわゆる左翼的思想の方が目立つのも特徴です。ヘイトスピーチを猛烈に批判する一方で、自分と思想が相いれない人物の講演やメディア出演を排除させようとしたりやることすべてダブルスタンダードです。



こういう人たちの反論で使われているキーワードが「ヘイトは表現の自由にはあたらない」なのですが、講演や街宣前で語らせる前に封殺して言論弾圧をしておきながらヘイトもへったくれもないでしょう。自分の都合の悪い言論にはヘイトと決めつけ言論弾圧を行う方が最も悪質な行為であると言わざるを得ませんし、許されるべきではありません!












何度も言いますが今回の提示物は見るに値しないものと考え、中止も妥当と考えます。ましてや税金を使って行うなど言語同断です。展示会支持を訴え賛同する言論の自由を履き違える連中が反安倍・反自民を訴えているのですから政権支持率もなかなか下がることはありません。自分勝手な酌量で表現の自由をコントロールしようとしている連中が野党を支持しても支持が伸び悩んでいる現状を鑑みれば原因がはっきりしていると思えるのですが。
posted by yuuponshow at 22:05| Comment(0) | ヘイトスピーチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月28日

ヘイト規制強化へ、自治体で罰則を盛り込んだ言論封鎖の条例が続々と

国により制定されたヘイトスピーチ規制法が施行されたのが2016年5月。施行された当初は言論弾圧に当たるのではと大きな物議を醸しましたが、法案を提出した自民党の首謀者・西田昌司は罰則を設けない理念法なので言論弾圧にはあたらないと自信満々に述べていました。あれから三年経ちその国の思惑とは裏腹に自治体単位で刑事罰を設けるヘイトスピーチ条例が施行されようとしています。









神奈川県・川崎市によるヘイトスピーチ条例法案は特定の民族へのヘイトスピーチデモを行った場合、50万円以下の罰金を処するとしています。ヘイトスピーチに関してはこのブログで散々取り上げていますが、このフレーズに正直嫌悪感しかありません。ヘイトの定義も定かでなくどこまで解釈を広げようとしているのか?言葉尻を捉えて相手を裁くなど民主主義国家として機能するのか理解できないからです。



国が罰則を設けないのは、「憲法第21条」の集会、結社、言論、表現の自由を保障しているからであり、国はヘイトスピーチ規制が言論弾圧の表裏一体となることを認識している何よりの根拠であると言えます。ところが川崎市はそれを飛び越えて罰則を設けようとしている。川崎市は「日本国憲法の表現の自由を不当に侵害しないように留意する」と条例に書かれており、罰則を設けてもヘイトスピーチは表現の自由の侵害には当たらないという認識なのでしょうか。




ヘイトスピーチ法案を設けなくとも信用毀損罪,名誉毀損罪,侮辱罪で対処できるはず、現に在特会が朝鮮学校を襲撃したデモ活動では侮辱罪,器物損壊罪が適用され1200万円もの懲罰的とも言える罰金刑が課せられています。なのになぜ新たな刑事罰を設ける必要あるのか?デモ活動を委縮させ、言論を封鎖させる目的しか考えられません。



ヘイトスピーチ成立を喜んでいる人権団体はこの罰則規定に賛辞の声をあげていますが、いつしかヘイトスピーチの定義が曲解され、ヘイトとは異なる言動を処罰することに繋がることもあり得ます。それがヘイト法に賛成していた人間や団体に降りかかることに。その予見もなく罰則を強化していけばその先には恐怖政治しかありません。









罰則を盛り込んだ自治体条例が憲法違反に当たるとの指摘もありながら、このようにエールを送る与党議員がいることにも驚かされます。









そしてヘイトスピーチの刑事罰導入の首謀者である川崎市長・福田のりひこにエールを送るこの人は先日、安倍総理への問責決議案に対して反対討論に立ち「愚か者、恥を知れ」と野党に向け口汚く罵っていた三原じゅん子です。



三原じゅん子 恥知らず.PNG




三原じゅんこオフィシャルブログ「夢前案内人」(URL)



2017年10月08日(日) 13時31分18秒
川崎市長選挙
テーマ:ブログ
本日から川崎市長選挙が始まりました❗️


投票日はなんと衆議院と一緒。


投票率は上がるでしょうが、市民への浸透と言う意味では心配しています。


市民にとって1番身近な選挙です。


私たちは福田紀彦現市長を応援いたします❗️





反対討論では上から目線で居丈高な態度でしたが、権力者側がおごり高ぶるとこのようになってしまうんだなという良い見本のような三原じゅん子の討論でした。強権発動して刑事罰を盛り込もうとする盟友の福田と仲が良いのは至極当然と言えるでしょうね。既に指名を公表するなど罰則を盛り込んでいる大阪のヘイト条例を施行させた維新もですが、自民党もヘイトスピーチ規制を更に進化させた言論弾圧を企てているようにも垣間見えます。こんなのを囲っている自民党が日本の保守政党と言われていることに大きな違和感がありますが、都合の悪いものを隠蔽改ざんなかったことにする安倍内閣の現体制を鑑みればそれも納得と言わざるを得ません。

posted by yuuponshow at 18:45| Comment(0) | ヘイトスピーチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月15日

ヘイトスピーチ法案の余波!?愛国を謳う曲への言論弾圧

この国はいつの間にか言論の自由が脅かされる事態となっています。ニュース記事としても取り上げられている人気バンド「RADWINMPS」(ラッドウィンプス)の新曲である「HINOMARU」の歌詞が愛国心を焚きつける歌だと非難が殺到し炎上騒動となっているのです。


歌詞や表現について文句を言うの表現の自由の範囲内です。しかし批判する彼らはその行為をエスカレートさせてツイッターなどでライブ会場前での抗議集会の開催を拡散しているのです。


言論弾圧 抗議活動.PNG














ツイッターでも表明していますが抗議活動を主催するこの人物は、RADWIMPSおよびレコード会社に対して、

・「HINOMARU」シングルを回収し、廃盤にすること
・ライブなどで2度と歌わない事
・「HINOMARU」の内容と、これまでの釈明が間違っていたと早急に表明すること




を要求していましたが、この呼びかけをした園良太なる主催者のアカウントに逆に批判のリプが殺到することになりました。RADWIMPSは大ヒットアニメ君の名はの主題歌を手掛けたバンドでありファンも多く抗議活動への反発も凄いことになったのでしょうが、この騒動を傍観している一般人から見ても言論弾圧に映るでしょう。廃盤とか歌わせないとか彼らの主張は表現の自由を逸脱した脅迫行為です。



今回の騒動で思い出されるのが2年前に国が制定したヘイトスピーチ法案です。ヘイトスピーチ法案は言論の自由を尊重して罰則は設けていませんが、それを過大解釈された形で国内の政治活動の集会やデモ活動を力づくで阻止させています。彼らの主張はヘイトスピーチに言論の自由は認められないと批判しますが、どこがどのようにヘイトスピーチなのかを説明もできず、解釈も彼らの勝手な解釈によって行われているので非常に始末が悪いです。現にこの曲への抗議活動を実施しようとしている主催者はこのようなことを呟いています。










hinomaruの歌詞がヘイトスピーチというこの解釈は意味不明ですが、日の丸が戦争犯罪の象徴とか言って賛同している人間も数多くいることも事実です。そしてこの連中は反安倍派という共通点があります。









政策について批判するのはいいのですが、このようなきちがいじみたイデオロギーを振りかざせば反安倍を唱えることが物凄く胡散臭く思われることになり、政策で安倍政権を批判している私達にとっては大迷惑そのものです!!現にネットサポーターズはこの騒動を大歓迎し、批判のネタとして引き合いにされている始末です。こんなことをして反安倍を唱えても安倍政権を利するだけ、迷惑なので直ちに辞めるか、安倍の応援でもしとけ!!




少し前にもYOUTUBEの動画削除祭りもありましたが、あれも一種の言論弾圧です。5月中旬にネット掲示板の住人が祭りと称して大量の動画削除依頼をYOUTUBEに申請したところ短期間のうちに20万件も削除されたのも非常に不可解です。削除要請されたからといってすぐに膨大な数の動画をYOUTUBEが内容を精査して削除したとは考えにくいからです。削除依頼者に言われるがままに応じた可能性が高く、裏で何か大きな力が動いたと考えられます。動画については安倍称賛のものや一方的な野党叩き、差別表現もあったので共感することはありませんが、それに該当しないアカウントの動画も今回大量削除の対象とされていました。言論や表現がいとも簡単に奪われるというのを目の当たりにしてヘイト法案の余波の影響があったのではと勘繰りたくなります。



特定の人種や民族を地域社会から排除することを扇動するヘイトスピーチを解消する目的で施行されたはずのヘイトスピーチ法案がいつの間にか日本から言論を奪う事態に発展していると感じずにはいられません。当初から危惧していた通り、理念法などと安心させていながら中途半端な解釈を要する法律など民主主義の定着していないこの日本では必要ないと断言できます。この悪しき法案を先導して制定させた安倍政権の罪は深いです。


posted by yuuponshow at 17:40| Comment(0) | ヘイトスピーチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする