
この会合は東京オリンピック開催に向けて「たばこの規制を国際基準に照らし合わせて強めていきましょう」というもので、過度な喫煙抑制運動でありまったく看過できないものです。自民党の嫌煙派が主体になった会合に反発してのヤジを飛ばしたのでしょうが、こういう表現が適切な訳がありません。これにより大西議員は都議連の副会長を辞任することとなりました。
大西議員はヤジ将軍と呼ばれており、これまで度重なるヤジを飛ばす常習者であり何度も注意勧告を受けているいわくつきの人物です。
2014年4月の衆議院総務委員会において、大西秀男議員は上西小百合議員の質問中に
「まず自分が子どもを産まないとダメだぞ」
2015年6月の百田尚樹氏を講師に呼んで自民党での勉強会を開いた際にその「勉強会」である文化芸術懇話会で
「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなることが一番。経団連に働き掛けてほしい」
2016年3月の衆議院北海道第5区補欠選挙の応援で現地入りした際、神社の巫女から
「自民党はあんまり好きじゃない」と言われ
「巫女のくせに何だと思った」と発言した上に、
「巫女さんを誘って札幌の夜に説得をしようと思った」
更に
「私の世話を焼いた巫女さんが20歳くらいだった。 投票が初めてだということだから、ひとつ口説いてやろうと思った」
大西議員のターゲットは女性に向けたものが多くセクハラが大好きなんでしょうね。厳重注意を何度も突き付けられても本人は反省の色はないようで、お詫びはしても発言の撤回はしないようです。今回さすがに都議会副会長を辞任したようですが、これまでの前科も含めてこんな生ぬるいケジメの付け方ではなく議員辞職するべきだと思うのですがね。
こういうチンピラをのさばらせておく自民党という政党の体質が良くわかります。しかも大西は悪名高きセクハラ暴言体質自民党都議会出身なのです。日頃から悪態を突くヤジを見れば納得です。議場で答弁をしている女性議員に対して一斉にセクハラヤジを飛ばす自民党の体質が染みついているのでしょう。


この問題で自民党を離党した鈴木章浩都議でしたが、数か月後何事もなかったかのように自民党に復党しています。禊は済んだと勝手に思っているのでしょうね。
公共物に醜い顔が!
— teddy beer (@brewingbear) 2017年2月13日
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大西の古巣である自民党都議会は来る7月に豊洲市場移転を公約に掲げて東京都議選での過半数獲得を目指しているようですが、土壌汚染と構造欠陥、そして年間100億円もの維持費がかかる負の連鎖となりうる豊洲市場の移転を早期に移転せよと都知事に迫っているのです。自分達の既得権益のために市場関係者や都民を蔑ろにし、耳を傾けない連中ですから平気でセクハラや暴言を行えるのでしょう。
自民一強という現状ではこういう勘違い議員がのさばってしまうということになります。野党の体たらくもあり自民党所属というだけで当選してしまうようなクズ議員が数多く存在しているのは嘆かわしいことですが、こういう自民党の体質を取り上げることで有権者の意識が変わり自民党の逆風となることを願わずにはいられません。