2016年08月10日

尖閣諸島を見捨ててアメリカ様中国様のご機嫌伺いに躍起の安倍政権

日本ではオリンピックと天皇陛下生前譲位の報道が大きく扱われていますが、その一方で中国海軍と同国の漁船300隻もの船舶が日本領海である尖閣諸島への領海侵犯、もしくはその周辺まで押し寄せて挑発行動を行っています。日本領土を占領されかねない緊迫した情勢にも拘わらず日本国内ではなぜか各報道機関ともに小さな扱いとなっています。

中国船了解侵犯1.jpg中国船領海侵犯2.jpg



この前の北朝鮮から発弾されたミサイルが秋田県沖の排他的水域内に着弾したことも含めて日本側報道があまりにも扱いが小さいのはいったいどういうことなのでしょうか?国土を奪われたり人名の危険にさらされかねないこれらの事態であるにも拘わらず報道の優先順位がおかしいし、意図的に矮小化しているとしか思えません。それと歩調を合わせるかのようにこれまで連日の領海侵犯にも拘わらず日本政府にはまったく動きがありません。

やっていることは中国大使を連日呼んで遺憾の意を伝えるだけ、その中国も「尖閣領土は中国固有の領土」と一歩も引かず反論されるの繰り返し。もういい加減に強硬的措置を行わねば取り返しのつかない事態も想定されます。




これだけの船舶が大挙押し寄せているのですから海上保安庁だけでは対応は無理なので緊急措置として個別的自衛権を行使して自衛隊出動も検討しなければならないはずですがそれすらもしようとしません。2012年の政権交代時の総選挙で尖閣諸島に公務員を配備するといった公約は何だったのでしょうか?威勢の良いことを言っといて続々と領海侵犯され放題とは安倍はどこまで国民を愚弄し続ければ気が済むのだ!!


ここで思い出されるのが2010年9月に発生した尖閣諸島近辺に領海侵犯してきた中国漁船が日本の海上保安庁船に衝突したことで中国漁船が拿捕され船長が逮捕されたことです。数日後日本政府(当時は民主党政権)が中国船船長を釈放したことがありました。民主党政権によるあまりに弱腰の情けない対応に屈辱を覚え激怒した日本国内では各地で抗議活動やデモが開催されこれにより民主党政権の失速が始まりました。

中国漁船 船長釈放.jpg
尖閣デモ1.jpg


この民主党に批判が集中した時に当時の自民党総裁だった谷垣禎一が何と言ったかというと、「(中国人船長を)直ちに国外退去させた方が良かった。最初の選択が間違っていた」というもの。要するに騒動になる前にさっさと釈放していれば良かったと言っていたのです。自国の保安船をぶつけられておいてさっさと釈放せよとは民主の対応もそうですが、自民はそれに輪をかけて酷いと言える発言でした。

これは谷垣個人の見解ではなく自民党としての資質の在り方がそう言わせたと思います。それを裏付けるのが六年経った現在の領空侵犯されている今の状況を見れば一目瞭然。保守の期待を一手に背負って再登板した安倍ちゃんやその後継者と目されて新防衛大臣に就任したばかりの稲田朋美はこの件についてまったく言及していません。稲田朋美など自民が野党時代に民主政権に対し、威勢の良いことを言って糾弾したのもはるか昔のように感じます。それがこの有様、せいぜい遺憾の意が精一杯なのでしょうがこの無様な弱腰対応では中国のやりたい放題にされるのも仕方がありません。


こうして振り返ると尖閣を巡る領土問題に関しては民主党政権の方がまだマシでした。尖閣諸島の国有化宣言したり、日本の漁船も尖閣海域を自由に航行できていたのですから。それが今では海上保安庁が中国様を刺激するなと言わんばかりに尖閣諸島警備を強化して日本の漁船を近づけさせないよう邪魔しています。これもすべて安倍がアメリカ様、中国様のご機嫌を伺っているからであり、中国様の嫌がらせに触発せずジッとひたすら耐えているという状況なのです。



こんな政権が保守とは片腹痛し、安倍も稲田も口だけの方便使いで何一つ国民を守ろうという気概などない!こんな政権の支持率が高まること自体がおかしな状況であり日本国民の資質の在り方も問われかねません!!


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posted by yuuponshow at 18:35| Comment(0) | 尖閣諸島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月09日

安倍擁護で勇み足!?井上太郎

尖閣諸島における水産庁の妨害行為により水島総率いる「頑張れ日本、全国行動委員会」の漁業活動の継続が危ぶまれましたが、ここにきて水産庁側が非を認め全面謝罪する形となりました。中央省庁が裁判以外で非を認めて謝罪するということは今まで例がなかったそうで頑張れ日本と国会議員らによる追及の成果と言えます。桜放送内でも結果報告をしています。



動画の後半では水島社長がなぜか安倍擁護していますが、どうしても安倍を黒幕と認めたくはないようです。ともかくこれで漁業活動は滞ることなく再開出来るのではないかと思われます。

ところでこの問題に関しては桜側への非難もあったようです。要は「安倍さんの足を引っ張るようなことをするな!!」といったものですが、典型的なのが出版本が全国書店において売り切れ品薄状態の正体不明のベストセラー作家でありツイッター界のカリスマ(笑)と言われている井上太郎氏のツイートです。

井上 尖閣2.PNG

民間によるパフォーマンスとは桜の漁業活動を指していますが、井上はこのように水産庁などの官庁の行為を肯定し、官庁側が妨害に至った経緯を説明していなかったことで理由を問いただしている桜を批判しているのです。

このツイートは桜批判する理由のブログを紹介しています。

井上 尖閣1.PNG

井上太郎ブログ チャンネル桜の尖閣、海保の対応は正しい!

桜の漁業活動はお遊びなんだそうで、諸官庁が全面的に正しいという見解のようです。こういう事を必死でやろうとしているのは官庁批判⇒官邸批判(安倍批判)に繋がらないようにするためと思われます。素性の知れている官邸の要人がこんな発言したら桜からは勿論、保守側からも批判を浴びますから第三者的な見解を装ったのでしょう。

ところが官庁の全面謝罪によって井上太郎の官庁擁護は狙い通りに行かず勇み足となったのです。

井上太郎もまさか官庁が謝罪するとは思っていなかったでしょうが、この件は片寄せず推移を見守れば良かったのに安倍を守るために必死だったようで浅はかな官庁擁護、桜批判となってしまいました。

井上太郎の有料メルマガでも込み入った尖閣における桜批判をしていたようですが、お金を払ってまで見たくありませんので、どういう内容のものかを読者の方から教えて頂けると幸いです。面白いネタならばこちらでも掲載したいですね。
posted by yuuponshow at 16:03| Comment(0) | 尖閣諸島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月10日

尖閣漁業活動を阻止したのは安倍総理

今週のチャンネル桜の番組で水島社長が怒りを露わにしていたのをご覧になっていらっしゃる方も多いと思います。

事の経緯は、6月7日(土)過去20回近く行われている尖閣諸島近辺での漁業活動でこれまで対応にあたっていた海上保安庁に代わり水産庁が水島社長らの漁業活動に対して出航妨害という措置に出たのです。

今回、桜への措置に当たった水産庁役員のフジタ氏(この名前を聞くとツイッターで安倍批判者に罵詈雑言を浴びせるfuzita2013を思い出します(^^;))が、妨害行為に至った通達すらも提示せず黙りこくったまま。説明がまったくないという酷い対応です。

なお、翌8日(日)は妨害行為を押し切って出航したものの、結局尖閣諸島に近づくことは出来ず引き返してきました。

今回、水産庁が妨害した理由は漁業者ではない活動家に関しては労働基準法規制を設けて、事実上の活動規制措置を施行したことによるものです。しかしながら明確な基準に反したと説明もなくただ黙って妨害されるとは腑に落ちません。これでは尖閣付近で漁場活動出来る日本船は皆無となってしまいます。

今回の妨害行為について彼らは上からの命令に遵守しただけでなので、フジタ氏個人を非難するのは違うと思います。一介の役人一人だけの判断だけで妨害など出来ません。裏で黒幕の人間が水産庁に指示を出して妨害行為を行わせたと見ています。

それは誰なのか・・・言うまでもなく妨害行為の主導は内閣総理大臣、安倍晋三によるものです。尖閣諸島を巡る中国との軋轢、衝突が避けられない程緊迫している中、最高責任者であれば係争地に民間人が尖閣に近づくことは火種となりますから避けたいと思うでしょう。

しかし安倍総理は石垣の漁民が尖閣諸島近辺での漁業活動に関しては何ら問題ないと発言しています。更に総選挙での公約で 尖閣諸島に公務員を在駐させるとまで言っていました。しかし情勢は悪化し、これらの発言は現在において空虚なものとなっています。

チャンネル桜の漁業活動は民主党政権時代からスタートし、当初はまったく問題なく行われ、監視していた海上保安庁とも良好な関係を築いていました。ところが安倍政権になってからは島の1マイル圏内に近づくなと命令されるなど規制が厳しくなり明らかに漁業活動は後退しています。自民党に政権交代してから漁業活動が出来なくなったことは単なる偶然でしょうか?尖閣諸島は日本の領土といいながら満足に漁業活動をさせて貰えない、これが現実なのです。

官邸としては口では言わないまでもこれでは尖閣諸島問題は棚上げにしたいと言っているようなものです。そうでなければ事の辻褄が合いません。

なお、下の動画で水島社長が事の経緯を電話にて説明していますが、13分過ぎ今回の黒幕については『私は違う』と前置きしたものの安倍総理の名前も出していました。安倍支持者の水島社長ですらそう口走ってしまう、安倍政権に対する懐疑的な思いが少なからずあるのでしょう。



posted by yuuponshow at 15:17| Comment(0) | 尖閣諸島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする