2022年06月22日

保守の女神・高市早苗の不用意な反論で参院選に暗雲か?

本日、公示を迎え、激戦の火ぶたを切った参議院選挙ですが、情勢としては相変わらず自民党有利との声が圧倒的です。ところがここ最近の物価高上昇と円暴落といった国民生活に直結する問題が表面化したことで、現状「何もしない」自民党政権に対して批判の声が徐々に高まってきているように思えます。日に日に高まる批判の声に与党も過敏になってきたのか、先日の日曜討論で高市早苗自民党政調会長の野党からの問いかけに応答する形での反論が物議を醸しています。






全国ネットの生放送で繰り広げられたこの論争ですが、れいわ新選組・大石議員が消費税増税は法人税減税の穴埋めに使われているという主張に対して、「れいわの主張は全くの事実無根です!デマはやめていただきたい!」と怒りをにじませる叱りつけるような口調で反論したことも話題となりました。しかし実際には法人税増税の穴埋めに消費税増税分が使われているのは周知の事実なのです。


消費税 使途.PNG





高市の師匠の安倍ちゃんは消費税増税分の使い道を国債の返済分を大部分充てていたと議会で報告しており、これにより高市の反論の根拠は失われることとなりました。そして消費税は一般財源であり、国に入ることにより他の税金と財布が一緒になっていることからその増税分を社会保障に運用されているかを調べることは実質不可能なのです。これにより高市が反論で主張した消費税増税分は社会福祉に全額使っているという反論こそが嘘デマであるとこのようなハッシュタグ #高市早苗は平気で嘘をつく がトレンド入りし、広く拡散されることとなりました。



それでも保守の星とか女神様と一部の界隈から崇めたてられている高市を健気に守ろうとする自称・保守界隈アカウントも散見されますが、発言の中身については触れておらず、政策通とか擁護にもならない適当な言い逃れでお茶を濁すのが関の山と言ったところでしょうか(笑)







このテレビ討論により評価が絶賛滑落中の高市政調会長、下手すればこの発言が引き金で来る参院選にも影響を及ぼしかねません。それでも政権に付託してるメディアはこの討論を一切取り上げず、スルーするあたりさすが情報統制が行き届いているようです。一方ネットの反応を見ると失望した、自民には投票しない、といったコメントが多数散見されており、ネットの反応は相当辛辣です。



前回の記事でも高市について取り上げ同じことを述べますが、何で自称・保守界隈で持ち上げられているのかまったく理解に苦しみます。不用意な失言も多々あり、防衛費倍増といった保守受けすることを述べても、国防における具体的なビジョンを示さない、おまけに消費税に手を付けることをタブー視しており、消費税増税推進派であることもバレました。








そして昨年の自民総裁選では自分が名乗り出る前にあの嘘八百の安倍元を3たび担ぎ上げようとしたのですからね。師匠と同じ嘘八百の資質もあるようですし、こんなのを崇めているようではその人の資質を疑いますよ。





何にせよ、オブラートに包まれる形で神格的に崇められていた高市の本来の姿が曝け出されたことは大変良かったと思いますし、選挙を目前にして有権者にとっても良い判断材料になったのではないでしょうか?それでも高市や自民党を支持するとなればもはや救いようのない亡国者であると申し上げておきましょう。


posted by yuuponshow at 18:30| Comment(0) | 消費税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月10日

消費税増税による日本経済後進局面が鮮明に、それに対応策を講じた安倍政権の本末転倒ぶり

桜を見る会の問題の追求が始まって約一か月、その間新たな疑惑も持ち上がり世論の関心が高まっているにも拘わらず真正面から受け止めずに逃げ続ける安倍総理ですが、会期延長を求めた3分の1以上の委員の要求があったにも拘わらず国会規則を破ってまでも9日の国会閉幕に無理やり逃げ切りました。






見苦しく追及から逃げ続けて乗り切って最後に涼しい顔して記者会見を開いて、基準を明確化させるとか抜かしてますが、そもそも自分が功労功績無視して自分の有権者を大量に招待したのが問題になったのにどれだけ厚かましい男なのでしょうか?







おまけに追求の強弱で指名記者を選別するずる賢さ、この男には新年早々の通常国会で徹底的に吊るし上げていかなければなりません。民主主義の根幹にかかわる大問題を解明させなければ日本の進展はあり得ないのです。





さて、話を経済問題に移しますが、10月の消費税10%増税から二か月が経ち、その悪影響が数字となって如実に現れる形となりました。






2人以上の世帯の消費支出は物価変動の影響を除いた実質で前年同月に比べて5.1%減りました。落ち込み幅は5%から8%に消費税率を上げた後の2014年4月(4.6%減)より大きく、増税前の駆け込み需要の反動も今回はそれほどでもなかったにも拘わらずです。費目別で見るとマイナスの影響が大きかったのは3.9%減の食料で、物価の増減があっても消費に影響しないといわれる食料ですら落ち込みが顕著に表れているこの現状を見れば消費税増税が如何に愚策であったかがお分かりいただけるでしょう。



日本は30年近くもの長い期間デフレに陥っています。その元凶は消費にペナルティーを課す愚策である消費税導入であることは疑いの余地はありません。そんなデフレ期間に陥る期間内で7年もの長期政権を築いていながら二回の増税を断行して5から10%に倍増させた第二次安倍政権は経済を停滞させ国民生活を大きく落とし込んだ政権として永遠に語り継がれていくことでしょう。








経済悪化現象は支持率に直結しますから、さすがに政権としても対策として26兆円もの経済対策を打ち出しましたが何とも後手後手感満載です。消費税上げといて直後にこれですから本末転倒ぶりが甚だしいとしか言えません。







この経済対策を打ち出した前後に菅官房長官が外国人誘致向けの高級ホテルを50ヵ所新設するとぶち上げていますが、災害対策もおざなりのままで消費税増税と社会保障の負担増を強いておきながら税金の使い道が非常に滅茶苦茶です。諸外国へのバラマキ外交然り、いくら潤沢な資金があっても湯水の如く無駄に使われてしまうだけです。



桜を見る会の追求などよりももっとやることあるだろとアベサポが吠えていますが、滅茶苦茶やらかす安倍政権を長引かせることが国益を大きく損ねることになるのです。そこに降ってわいた桜を見る会問題は安倍総理が直接関わっており、政権を追い落とす最大最強のネタなのです。逃げ切ったと嘯くその不遜な態度も有権者の怒りを買いましたし、新年一月の通常国会は安倍糾弾国会として吊るし上げ叩き出せることが出来るかも知れません。
posted by yuuponshow at 17:55| Comment(0) | 消費税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月01日

国内産業絶滅化政策である消費税増税が遂に決行される!

本日より消費税が10%となりました。メディアでは増税対策や軽減税率の仕組みなどを時間を割いて特集していますが、増税直後の混乱の中で遅きに失するタイミングで周知するとか庶民を舐めているのでしょうかね。そんなことよりも増税に伴い確実に訪れる経済危機を警鐘するべきだと思いますがね。かしこい買い物特集など庶民にとっては糞役にも立ちません、どうせ買い物を減らすだけなのだから。



ワイドショー 消費税10%.PNG



お国が決めたのだからと素直に値上げと軽減税率レジを導入した事業も数多くありますが、補助金が出ているとは言え大きな出費を余儀なくされることとなりますし、増税で消費が冷え込むことは確定しているのですから先行きは決して明るくはありません。そうした設備投資資金が足らずに止むなく廃業を決めた事業主さんもいます。









上記で取り上げられたお店は100年も続いた老舗ですが、今回の増税と複雑過ぎる軽減税率が決定打となり廃業を決定したそうです。こうした増税による廃業を決めたお店は全国でも相当出てくると思われますが、既に休業・廃業を増税前に行っている飲食店は過去最高を記録しているそうです。









こうした事態を安倍政権は真摯に受け止めることができるのかと言えば無理でしょうね。政権から美味しい蜜を甘受している財界がこれですからね。










財界のトップの庶民を嘲笑う発言、国内産業を絶滅化させることを喜ばしいとかこれが財界のトップのセリフとは思えません。はっきり言って殺意を覚えます。内需破壊に導く消費税増税を財界のトップが推進するのがこの国の異常さを表しています。財務省もそうですが、国民を苦しめようと企む連中にはそれなりの仕打ちを与えなければ気が済みません。




ともかく決行された消費税増税ですが、上げたものは下げることも可能です。決まったからしょうがないではなく、悪政は廃止するための運動を展開していくことです。旧民主党と自民公明が結託して出した消費税増税法案を廃案し、消費税廃止法へ導けば良いのです。そのためには増税あり気で推し進めている今の自民党政権と腐れ切った財界共を一網打尽に蹴散らすしかあり得ません!!
posted by yuuponshow at 23:14| Comment(0) | 消費税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする