2023年02月08日

自民党重鎮と官僚のバカボン息子に振り回される日本国の行く末

連日流れる特殊詐欺グループ「ルフィー」「キム」を名乗る首謀者らの話題で持ち切りの日本のテレビ、事件性の深刻さを鑑みれば取り上げることはやぶさかではないのですが、もっと時間を割いて取り上げなければらない案件があるのではないですか?





オフレコの場で荒井総理秘書官が放った発言ですが、その発言内容が衝撃すぎて瞬く間に拡散され、速やかに更迭という流れとなりました。この更迭の巡って「オフレコなのに騒ぎすぎだ!」との声もあるようですが、どういう思想信条があれど、まがりなりにも首相秘書官という立場を鑑みれば発言にも節度を持って言葉を選ばなければならなかったはず。オフレコとは言え「見るのも嫌」は看過できる訳ありません。取材記者はよく発言を出してくれたと思いますし、道徳的観点からして取り上げざるを得ない発言であると思います。



発言の中で「秘書官みんな反対」というものがありますが、これ秘書官の政治信条すべてがそうなのか?はたまた総理の政治信条が秘書官全員に影響をもたらしたのか?の2つの見方が読み取れる訳ですが、いいんですよ、どちらであっても、ただ、こんな発言を平気で垂れ流す輩が政策にも噛んでいる首相の側近である現実は深刻です。もっとも首相秘書官だけではなく自民党すべてに蔓延したイデオロギーであることは疑いの余地はありませんが、いずれにしてもこの政権では同性婚論議は進むことはなさそうです。










話題の渦中にある荒井首相秘書官ですが、そのご子息の暴言が昨年週刊誌ですっぱ抜かれたことがありました。そんなことしたら自分だけでなく、偉い父親にも迷惑になることが早稲田という立派な大学出ても分からないのでしょうか?





記事を拝見すると、今世間を賑わしている飲食店で迷惑行為を仕出かす犯人と何ら変わりない所業、まさにこの親にしてこの子ありと言えるでしょうね。そして記憶に新しい岸田翔太郎総理秘書官の公用車乗り回しの件、総理大臣のパパや周りの大人たちが必死に公務だったと弁明している姿はまったくもって見苦しいものでしたが、次から次に証言や証拠が出てきては言い逃れできなくなったようです。






荒井秘書官Jrの進路は不明ですが、岸田翔太郎ぼっちゃんは総理大臣のパパの地盤を引き継いで代議士になるという誰しも羨むレールが敷かれています。これを阻止するには有権者の投票コードにかかっていますが、世襲批判の世論が巻き起こる昨今、このJrの補欠選にも影響するかも知れません。






何ら苦労なくパパやおじいちゃんが敷いたレールを誇らしげに世襲すると堂々公言する岸信夫元防相Jrのご子息信千世ぼっちゃん。ビシッとスーツを着て整髪して会見に臨んでますが、この普段の写真を見ると、荒井Jrや岸田Jrとあまり変わらないように思えるのですが。


自民重鎮のぼっちゃま.PNG



年々劣化が進んでいると叫ばれる政治の世界において世襲がまかり通っていることも一つの要因と言えるでしょう。地盤を継ぐ息子娘たちは大した政治信条もなく周りの大人たちにちやほやされて楽楽当選してしまう現実を、特に地盤の強い自民党議員に言えることですが、いい加減にこういうバカボンたちが席巻する日本の政治を変えなければ未来はありません。

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2023年02月01日

「愚か者」丸川珠代に10年もの時の河を越えブーメランが突き刺さる

通常国会が開会して一週間、論戦の舞台が予算委員会に映りました。議題として取り上げなければならない問題は山積ですが、自民党閣僚のスキャンダルが相次いでいることからネタには困らない予算委員会にはなりそうです。で、さっそく槍玉に挙がったのが、岸田総理のご子息であらせられる岸田翔太郎総理秘書官でした。







岸田総理を始め、アルマーニの高級ネクタイをお土産に貰った閣僚たちはこぞって翔太郎ぼっちゃんの外遊中の行動には正当性があると擁護しておりましたが、どう取り繕っても無理無茶な擁護です。素直に謝れば良いものを「ご指摘には当たらない!」と突っぱねた結果、翔太郎坊ちゃんがパパの地盤を継げなくなるかもしれないのに。。まぁどこまでしらばっくれることができるか注目していきたいと思います。





さて、もう一つ予算委員会の質疑で話題になっているのが、立憲民主党の長妻昭議員が、13年前、当時民主党政権時代に可決したこども手当の採択を不服とした当時野党だった自民党の丸川珠代議員が「愚か者めが!」とヤジを浴びせたことを取り上げたことで大きな反響となりました。


愚か者丸川.PNG


民主党政権が可決した子ども手当は中学生以下の子どもを持つ世帯に1人あたり月額1万3000円を支給するものでしたが、所得制限が無いことを不服とした野党・自民党が反対しており、その急先鋒として丸川議員が「愚か者」ヤジを飛ばしたものです。こども手当は後に、自公に押し切られる形で所得制限を復活させる形となりました。







しかしその後、少子化は加速することとなり。この度、自公政権は少子化に歯止めをかけるため所得制限を撤廃する動きを見せています。あれだけ批判していた所得制限でしたが、13年の時を過ぎ自民党も必要なんだなと気が付いてくれたようです。しかしせっかく民主党政権で可決したこども手当を廃案に追い込んだのは自公政権です。10年以上も遅らせた結果、少子化が酷いことになっている現状を鑑みれば取り返しのつかないことをしてくれたものです。



その丸川議員はというと、13年の時を越えて「愚か者」が蒸し返されてしまったことで、日本を少子化加速に陥れたA級戦犯としてメディアに晒される有様。愚か者Tシャツまでつくって販売する悪ノリまで仕出かしてましたから今更ながら当然の報いですね。






この2010年頃の丸川珠代は鳩山総理にルーピーとヤジるなど舞台女優になったかのように議場内で甲高くヤジを飛ばしたり、振り返ってみても異常な振舞だったと思い返します。丸川自身は「こんなことやんなきゃ良かった」と今頃になって心の中で泣いているかも知れませんね。でも因果応報です。






少子化戦犯は丸川だけではありません。当時の自民党はこの「所得制限撤廃」の子ども手当に大反対の声を挙げていましたね。








この連中のコメント見るとあまりに酷い、稲田朋美は子どもよりも防衛強化ですか。国の繁栄より戦闘国政を任せてはならないレベルじゃないですね。安倍晋三は意味がまったく分かりません。思想云々とかのレベルじゃなく、稲田同様国政に就かせてはならない人でしたね。







少子化が加速してさすがに尻に火が付いた感じで、少子化問題に真摯に取り組む姿勢を見せる自民党政権ですが、まずは己の仕出かした愚行を誠意を込めて反省するべきです。こんな曖昧な表現では反省など表面上だけだと有権者は受け取りますよ。もっとも既に見透かされてしまっていますがね。




posted by yuuponshow at 19:06| Comment(0) | 自民党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月13日

内乱に誤魔化されないで!国民そっちのけで防衛費倍増を目論む自民党

岸田政権が防衛費予算倍増を打ち出してから、あれよあれよと話が進んでいき、予算確保のための財源プランが発表されました。



防衛費財源 増税.png


「財源は増税で!」打ち出された増税プランは2種類あって @ 法人税7000億〜8000億円、A たばこ税2000億〜3000億円。これに復興特別所得税の4割に相当する2000億円程度、これで一兆円超の財源が見込まれるというものです。もちろんこれでは防衛費倍増分の財源には届かないので、他はまた協議で決めるとのことです。それにしてもこの財源の皮算用があまりに短絡的で、たばこ税なんて増税のたびに税収が下げてるのが理解できないのでしょうか?

タバコ税 税収

昭和60年 1.75兆円
平成20年 2.12兆円
令和元年 1.99兆円




ご覧の通り税率上げても販売本数が減るだけで酒やタバコは税収になりません。当たり前ですよね、今国民生活が厳しい状況なのに切り詰めるとしたら生命に影響しない嗜好品の支出を抑えるに決まってます。そして復興特別所得税とは?あくまで東日本震災復興のために国民から強制徴収している暫定措置を震災から10年経っても終了させず、今度はそれを横流ししようとしているのでしょうか?税金の決め方がデタラメすぎて言葉もありません。国の2021年度の税収は過去最高68兆円なのに、それでも足りずに増税していく日本政府、さすがにこれには右も左も関係なく全国民から岸田政権に向けて怒りの声が沸きあがっています。




全方位を敵に回す岸田政権の暴走に当の自民党内からも異論の声が出ています。とりわけ「保守」と呼ばれる国会議員からの反発は凄まじく、ツイッターで岸田政権への批判を公然と行っているのです。






傍から見ると、この反発は党を分断するような事態になりタダでは済まされないことになるのでは?と思わせます。それはそれで分裂してくれれば何よりなのですが、彼らはこれまで自民党に服従してきた面々です。むしろ連中の小賢しい動きに惑わされてはいけません。



まずこの自民党内のお家騒動について、何で揉めているのかと言えば、「防衛費倍増の財源」です。反発してる党内の連中は増税に反対しているのであって仮に財源をすべて国債で賄うとなったら突き上げた拳を収めることになるでしょう。現に反発の声を挙げている高市早苗は防衛費倍増論者ですからね。目的は同じで手段が違うだけです。





国債で賄うから矛を収めてメデタシメデタシになるのは自民党内の話であって、世間一般では防衛費の「倍増」に不信を抱いているのですよ。そもそも倍増することによる予算の裏付けもなし、アメリカから兵器を言い値で買わされて、それを効率良く使いこなせるのかはなはだ疑問です。単純に2倍すれば防衛力が2倍になるという論理は今の自民党政権では無理なんじゃないでしょうか。


参考記事:防衛費倍増しても無駄!?お金の使い道が杜撰な岸田政権


それよりも優先すべきは、子どもを産み育てやすい社会となることで、生産年齢人口が増えて経済が活性化し国力を上げる要素となる子育て予算に充てるべきです。倍増あり気でエビデンスも示されない防衛費に充てるよりははるかに効果的です。







数十兆円と言われる国の使途不明金を出しても、平気な顔して増税をお願いするとかどれだけ厚かましいのでしょうか。国会を通さず閣議決定で決めて「国民の責任」とか言って責任を押し付ける有様。これも先の選挙で日本国民が自民党を勝たせたツケが巡ってきているということです。自民党内の内乱が賑わしていますが、どちら側も目的は同じ、いずれ別の形で増税されるのが目に見えています。保守っぽいこと言ってるからこの人応援しようじゃダメなんです。自民党に属している以上、全員反日でありこの連中は根こそぎ落選させなければならないのです。

posted by yuuponshow at 18:35| Comment(0) | 自民党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする