2023年04月19日

不都合なことをタブー視したがる自民党やその界隈

先週末に日本中を騒然とさせた岸田首相の襲撃未遂事件、幸い岸田総理や周辺の人たちに被害はなかった模様でしたが、昨年7月の安倍元首相暗殺事件が脳裏をよぎる衝撃的な事件でした。容疑者がどのような目的で事件を起こしたのか?それに至った背景とかがメディアで連日報じられていますが、それについてネットで論争が沸き起こっています。





サイボウズ社長の青野慶久氏が下のスルメロックという作者の風刺漫画に異議を唱えているというものですが、漫画で言いたいのはテロ犯には私情を挟む余地などなく、事に至った経緯や背景などメディアは報じてはならないということなのでしょう。それに対して青野氏が原因や動機を究明することがテロをなくすことに繋がると反論しています。これについては青野氏の言っていることが正論であり、何ら異論を挟む余地などありません。ところが、青野氏の次の発言が自民党界隈の怒りを買い炎上に発展しています。













青野氏のツイートに怒涛の如く反論をぶつけるリプの数々、色々見てみるとなぜか青野氏が襲撃犯を肯定したり擁護しているかのようなひねくれた曲解ばかりです。中には統一教会関係者らしき人もいるようですが、さらに青野氏の会社サイボウズの不買をチラつかせたり、株価の影響を揶揄するものもありましたが、このツイートから数日経過してますがこのクソリプ軍団の願望も空しくサイボウズの経営にも株価にも無風状態のようでした。




これらのクソリプ共に呼応するかのように武井俊輔外務副大臣も青野氏のツイートに絡んできて「あなたの主張は100%間違ってる!」と勇ましく断言して説き伏せようとしています。





クソリプ共に媚びをうっておきたかったのでしょうか?どうにも納得しかねる論調です。動機を探らないと本当にテロなのかどうか、何を目的にした行為なのかが解明できません。法廷の場とは別に、それを報道することで社会にこの事件を共有して、事件の真相を探求していくことはとても有意義なことと考えます。それを曲解して報道するのはダメだ!国民の知る権利を無視した民主主義の否定ではないでしょうか?







そして武井議員はニュージーランドで起きた民族差別主義者による銃乱射事件を引き合いに出し、犯人に対して強く非難したうえで名前など素性を明かすべきではない、NZではそのスタンスでありこれが国際スタンダードだ!の論調で反論しています。しかしこのNZの事例について否定する反論が返ってきました。






この武井という自民党さんはミスリードを誘って原因究明するなとの論調にしたかったのでしょうが、NZではしっかり原因究明した上で世間に周知し、名前は出さないとしてるだけです。そして武井さん、過去に今回とは真逆のことをおっしゃっているのですよね。





ダブスタぶりを露呈され、おまけに過去の不祥事を掘り出される始末。正義感振りかざしておきながらみっとも無さすぎますね。自民党やそのシンパってこういう人たちばかりなのでしょうね。この青野さんの主張と同じ論調でジャーナリストの江川紹子氏も述べています。





この江川氏のツイートにも肯定してる擁護していると曲解するクソリプが大量に湧いていますが、襲撃事件が起きたから統一教会の真相が明るみになったのは事実であり、この主張は何ら否定されるべきものではありません。襲撃事件をタブー視することで真相が闇に葬られてしまうなどあってはならないことだし、批判されるべきは江川氏や青井氏に批判的なリプを投げつける自民党工作員共であると申し上げておきましょう。



最後に安倍元や岸田総理への襲撃事件に関し一言申し上げておきたいと思います。理由はどうあれ襲撃した犯人は政治的秩序を乱す政治犯であることは否定できません。彼らは断罪されることをやってしまったのだから罪は償うべきだと考えます。しかしこのような事件を犯さなければならなかった背景というものもしっかり検証して然るべきです。政策一つで血が流れることもあるし、絶望の淵に立たされてしまうこともある。それも一人二人じゃない、万人に影響をもたらしてしまうのです。そんな状況に陥らせた政治家に刃を向けることは間違ったやり方ですが、それしかないと判断して凶行に向かわせてしまうことに繋がるのです。



政治家が不祥事を犯しても責任を取らない、告発しても不起訴にされてしまう、マスコミは黙ったまま、そして誤った政治政策は何一つ変わらず。私たちはこうした歪な現状を目の当たりにしてきました。誤った政治を是正させる術に暴力を使わざるを得なくなるそんな社会にしたのは政治であり世間であり国民です。もっと真摯に国民目線で政治を行うべきであるし、世間や国民も厳しく注視していかなければなりません。でなければ再び凶行の手が権力者を襲うことに。それを肝に銘じていただきたいと思います。



posted by yuuponshow at 19:10| Comment(0) | 自民党工作員 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月22日

身バレした桜ういろう氏に感情的に噛みつくナザレンコに違和感

ツイッターを賑わしていた有名なアカウント名の桜ういろう氏が突如アカウントを閉鎖することになりました。身バレしその素性は新聞記者だったとのことです。





ういろう氏に関してはフォローはしてませんでしたが、自民や似非保守界隈に対して皮肉めいたリプを投げかけることで有名なアカウントで、私もういろう氏のツイートを何度もリツイートやいいねさせていただき大変お世話になりました。しかし振り返ってみれば、つぶやきの内容の情報量が豊富で情報源も多岐にあり、信ぴょう性も高いものでした。やはり新聞記者という特性のある職業だからこそ豊富な情報ツールを提供していたのかなと思います。


桜ういろう.png



個人的に思想信条が近いこともあり興味あるアカウントでしたが、その桜ういろう氏アカウントの閉鎖以降、ういろう氏の被害者を名乗る連中がツイッター上で怒りあらわに名乗り出ています。





数多くのフォロワーの多い有名アカウント、著名人、政治家から敵対視されていたようで、ある意味なかなかの強者と言えるでしょう。その中で最も怒りをあらわにしているのが日本在住のウクライナ人の著名人ナザレンコ・アンドリーです。







身バレが分かった段階で情報開示請求を起こし、その先の名誉棄損訴訟のための裁判費用カンパまで求めるなど行動が迅速で、徹底的に敵を仕留める気満々です。しかしこの行動に関して違和感がありまくりで、つぶやき直後でなくて身バレした後に開示請求だの裁判だの息巻いているのかということです。



ナザレンコに関しては、母国ウクライナのこともあり、橋下徹に絡まれたり実母が亡くなったりで結構同情的な見方していたものです。その彼がういろう氏に関しては感情あらわに怒りむき出し、まるで親の仇のよう。おまけにういろう氏のように批判リプを投げかける者についても情報開示請求を行うと脅しをかけるなど批判者には徹底的に潰しにかかっているようです。カンパのお金も数百万規模の大金が集まってるようで、その影響もあって気持ちが大きくなってるのでしょうかね。それにしてもそこまでういろう氏から個人情報を晒されたり、名誉にかかわる誹謗中傷を受けたりとナザレンコは酷い目に遭っていたのか?ですが、どうもそういうものではなさそうです。







ういろう氏のツイートをご覧になった方ならお分かりになると思いますが、彼のつぶやきは攻撃的なものではなく、事実に基づく痛いところを突いた「揶揄」と言えるのではないでしょうか。発言直後に殆ど触れることがなかったことがその裏付けと言えます。






先に触れた橋下徹からナザレンコへの糾弾リプを振り返ると、ういろう氏の比にならないくらい酷いものでした。







これに対してナザレンコは批判リプは返すものの、訴訟には踏み込まない。情報開示するまでもなく素性が明らかな人間に対してですよ
!!つまりナザレンコとは立場の弱い人間には強気であり、それを徹底的に糾弾したいのでしょう。確かに橋下は訴訟においていい意味でも悪い意味でも海千山千、相手するだけ疲れる人間です。それに対してういろう氏はアカウント閉鎖して所属している新聞社からも謹慎を告げられて現在青息吐息状態、言うなればナザレンコは弱り目相手に粋がってはしゃいで追い詰めようとしているのです。



この先、ういろう氏がアカウント復帰するのか、ナザレンコと法廷で対峙するのか分かりませんが、どちらにしてもういろう氏を応援したいと思います。彼のツイートは決してヘイトスピーチとか誹謗中傷といった類ではなく、繰り返しになりますがあくまで事実に基づいての揶揄であり、糾弾されるべきとは思いません。かつてしばき隊の新聞記者が過激なリプ飛ばして身バレした後、新聞社クビになりましたが、あれこそ避難されるべき誹謗中傷です。






公文書改ざん・隠ぺい・破棄がまかり通っていた安倍政権を支持して、批判者にはケンカ腰のリプで息巻くナザレンコ、彼の背景に同情するところあれど法治国家としての日本の信頼を損ねた元凶を支持する人間に賛同できませんし、恐喝めいた訴訟行為には厳しく非難させていただきます。


posted by yuuponshow at 23:50| Comment(1) | 自民党工作員 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月11日

盛り上がるのか?萎むのか?Colabo問題

今回は年末辺りからネットを賑わしているColabo問題について取り上げたいと思います。仁藤夢乃氏が代表を務める一般社団法人Colabo(コラボ)が不正会計を行ったとして一般人男性から住民監査請求を起こされたことが端を発したこの問題、Colaboは東京都から業務委託され、虐待や性被害を受けている少女たちの支援活動を行っているNPO法人ですが、請求を行った男性の言い分としては中抜きや公金横領など暴利を蝕む行為をしているんじゃないか!と請求者やそれに賛同する人たちが騒いでいるのです。



暇空 アカウント.PNG



この住民監査請求をしたのが、ツイッターアカウント名「暇空茜」。かわいい少女アイコンですが、40歳男性であることは今回の騒動で広く知れ渡っています。ともかく公金横領などあってはならないし、不正があれば正さなければなりません。しかし傍から見ると追及する当人だけでなく、その取り巻き連中の熱量が異常というかエキサイトしすぎているように思えてなりません。




仁藤氏と言えば実業家というより社会活動家としての認知度が高く、弱者、とりわけ女性救済を謳う活動がフェミニストと称されており、左翼リベラルにカテゴライズされるのですが、そうした行動・活動が自称保守界隈から煙たがれる存在であることは間違いありません。その活動の一環であるNPO法人に不正行為疑惑が持ち上げれば自称保守が騒ぎ立てるのは必然と言えるでしょう。








ロシアとウクライナ戦争と同じだよと息巻く暇空氏とその賛同者ですが、つい最近の話で国家ぐるみの壮大な不正疑獄案件を目の当たりにした者としては正直あまり響きません。もちろん不正があったら正さなければなりませんが、そこまで熱量使って騒ぐものとも思えない、そもそも東京都という自治体がColaboの会計ミスを指摘しなかったことが問題になったのであり、追及すべきは東京都側なのです。




そしてこの問題にどうしても肩入れできない最大の理由は、騒ぎ立ててる首謀者の暇空氏の政治思想です。ツイートを辿ると賛同しにくいところがいくつか散見されます。



暇空 安倍.PNG



安倍元総理に対して随分思い入れがあるようですが、これらの呟きからアベシンパであることはお分かりいただけると思います。アベと言えば統一教会ですが、この問題が表沙汰になっても安倍さんがビデオレターを送ったり、信者による票の割振りを行うほど教会との繋がりが明らかになった統一教会に対しては擁護しているのですよね。おまけに現役信者からシンパシーを抱かれるくらいですから。







更にアベを師事するこの差別モンスターを応援するツイートも発見しました。






あの杉田を応援できる資質と言うべきか彼の発する呟きにも、その片鱗が随所に伺えるところが納得できます。







自民党に対しては悪くいわない。自民党に都合の悪いことには一切語らないネトサポ界に現れた期待の新星の出現に狂喜乱舞しているアベサポネトサポたちですが、先ほど申し上げたように国家権力による国の私物化という巨悪については目をつぶっておいてロシアだウクライナだの騒動を焚きつけようとしても全然響かないのですよね。





さて、最後に暇空氏の行った監査請求に目を通してみました。下のツイートにあるように監査請求の大半は通らなかったようです。






主張の大半がことごとく否定されるなど、監査請求するにも主観だらけで整合性のない代物だったようです。幸いにも一つ認められてますが、審査するのは東京都であり、再調査で悪事があらわになる可能性は低いのではないでしょうか。というか修正すればそれで済む話だと思われますが。






仁藤氏だけでなく、小池百合子都知事元厚労事務次官の村木厚子氏といった大物にも噛みついているように敵をどんどん増やしている暇空氏。彼のターゲットは今のところすべて女性ばかりなのが興味深いところです。女性蔑視のツイートもミソジニストとしての彼の資質が表れているからかも知れません。こんなのに賛同して応援している取り巻きが彼に乗せられて余命日記のように壮大に自爆してしまうことになるのでは?と案じております(^_^;)


posted by yuuponshow at 20:00| Comment(0) | 自民党工作員 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする