朝日新聞の世論調査
— 山添 拓 (@pioneertaku84) July 18, 2021
菅内閣の支持率31%(▲3ポイント)
不支持率49%(+7ポイント)
東京五輪、この夏の開催に
「賛成」33%、「反対」55%
「安全、安心の大会」は
「できる」21%、「できない」68%
各世論調査の傾向は共通している。#いまからでも五輪中止をhttps://t.co/cuDaOFQcgo
スガ政権やそれに付託するメディアがいくら「安心・安全」を強調しても世間の肌感覚では無理だという声が圧倒的、感染対策は不十分どころか杜撰すぎるガバガバ状態です。一方で不条理な規制を掛けられ締め上げを喰らっている国民はスガ政府を信用することはできなくなっています。そんなスガ政権が支持率回復の足掛かりにしたい東京五輪は始まる前から禍根を残しまくりで、始まる前から失敗という声が占められています。先週突然に報じられた小山田問題もその象徴とも言われています。
五輪開会式の楽曲を担当することが発表された小山田圭吾さん。過去に雑誌のインタビューで長年にわたって同級生をいじめていたと告白していたことが、ツイッターで拡散しています。https://t.co/WpLDGjUCiT
— 毎日新聞 (@mainichi) July 15, 2021
インタビュー記事が四半世紀前のものとは言え、障害を持つ同級生に対し、いじめでは済まされない傷害・暴行事件を犯した主犯格が、プロミュージシャンとして名を馳せて以降のインタビュー記事で悪びれることなく自慢気に語っていた記事をあらためて見ると悍ましい思いです。
【小山田楽曲 Eテレ放送見合わせ】https://t.co/Awr1CreW5Z
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) July 20, 2021
五輪開会式の楽曲制作担当の一人で、辞任を表明した小山田圭吾について、小山田が楽曲制作に関わるNHK・Eテレの「デザインあ」と「JAPANGLE」が20日、放送を見合わせた。関係者は「一連の騒動と、本人もその事実を認めているため」と説明。
この件が放置されたまま時が過ぎ、小山田圭吾がパラリンピックの楽曲を担当することになったことで蒸し返されることとなった訳ですが、これにより本人の楽曲担当辞退だけでは済まなくなりました。掲載した音楽雑誌も四半世紀を経て謝罪を行うこととなり、今やっている仕事にも影響を及ぼすこととなりました。五輪関係の仕事が決まって箔が付くと思って引き受けたのでしょうが、悪を尽くした過去の所業が全世界に拡散されてしまうことになったので今後の音楽活動にも影響を来すことになりそうです。
武藤敏郎が組織委員会の事務総長であることが東京五輪の恥、いや日本の恥です。
— エノヤン (@enoki2104) July 20, 2021
直ちに辞任すべきだと思います。
組織委 小山田氏は「我々が選んだわけではない」式典チームが「仲間を誘って」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
https://t.co/6HfvINmNQo
それにしてもこの小山田といい、絵本作家で教師虐めや障害者蔑視発言でこれまた辞任することになったのぶみを起用したのが、東京五輪組織委員会なのですが、こういういわく付きの人物を選定してしまうとは杜撰すぎる組織運営とも言えます。その責任者である武藤敏郎事務総長は当初、反省しているからと辞任を否定していたのが、世論の反発が高まって一転することに、自分が選んだ訳じゃないと言いながら、任命したのは誰なのか?責任を取らず利権をむしばむこの手の連中が使いそうな言い逃れに失笑するしかありません。
そして肝心の感染対策ですが、組織委員会の杜撰さなど比にならない酷いものです。海外のメディア発信により明らかになった五輪関係者の陽性者数です。数日前の記事なので今現在80名を超えているそうです。空港ではPCRでなく高原検査に検疫のみ、隔離期間も基準も曖昧で、五輪関係者と一般人との棲み分けもできずですから、感染拡大に歯止めがかからない状態となるのは至極当然です。
もう、五輪関係者の陽性者、55人ってワシントンポストにも載っています…
— chocolat viennois ☕ (@la_neige_haruki) July 18, 2021
昨日の初の選手村滞在中の陽性者と2人の選手は同じ国籍で種目も一緒だそうです。
開催前でこれなのに、東京五輪が「安心安全」って信じる人、いる?https://t.co/eu6AaVZOj5
日本のメディアは五輪における後ろ向きな報道発信には消極的ですが、海外は容赦なくバンバン報道してくれます。組織委員会の後ろ盾となるスガ政権や東京都にも国内では及び腰になるような批判記事の拡散が止まりません。
東京オリンピック(五輪)の開幕を迎えることに海外メディアの反応は冷ややかだ。
— mathe (@pwBZexwiEXlbshF) July 19, 2021
ニュース専門局「フランス24」は「これまでの五輪に見劣りするまがい物になるのは間違いない」と断じた。ルモンド紙は市民の反発に触れて「東京五輪開催は日本列島を分断している」と指摘した。
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「日本の官僚機構は、感染に伴う大きな汚名を着せられることもあり、多くの人が検査を受けることを躊ちょしている。
— 昭和おやじ (@syouwaoyaji) July 17, 2021
新規感染者が1000人を超える非常事態だが、実際の感染者数はもっと多いとみられ、行政側が東京五輪を強行するために検査数を絞っていると指摘した。https://t.co/oXbNigZ7hR
コロナだけではない、例年以上の酷暑に見舞われた日本列島は比較的涼しいと言われているマラソン会場の札幌でも35℃超えと、例年以上の酷暑に見舞われている日本列島、そして開会式を控える週末に日本本土に近づきつつある大型台風と、何から何まで呪われた感のある東京五輪ですが、そもそも論から、この気候的に適さない時期では予測できたはずです。
間違いなく史上最悪の五輪となることは避けられません。呪われた五輪と称する人もいるが、すべては東京五輪を誘致する段階から主導してきた連中の利権あり気と杜撰とも言える危機管理能力のなさがこの惨状をもたらしたといっても良いでしょう。
強行強引むりやり漕ぎつけた東京五輪開幕です。この後のことは楽しみよりも不安しかありません。五輪後の世界は一体どうなってしまうのか?どうしてもネガティブに感じずにはいられません。