2020年03月13日

黒川検事長定年延長工作の被害者か?精神破壊した森まさこ法相

新型コロナ・ウィルスをきっかけに実体経済の伴わなかった資産バブルの崩壊が始まりました。NYダウは連日4桁下落を繰り返し、日経も2万円を大幅に割り込む16000円台に到達、もはや底の見えない崖真っ逆さまの状況となりました。それにしても先月まで24000円付近を付けていた株価がまさか一月経たない状況でこのようになるとは、リーマンクラスかそれ以上になりかねない世界経済の凋落ぶりをまざまざと見せつけられました。


日経17000円割れ.PNG



株価の下落で懸念されるのが、株式投資に大量にぶち込まれた私たちの年金資金です。従来の運用割合で通してきたならともかく2倍に運用割合を増やしたことで年金資金の損益分岐点は19000円台にまで上昇しているので、現時点で大損害を被っているわけです。その損害額は株価16000円水準で4兆円と言われており日銀は債務超過に陥る危機に直面しているのです。この先更に掘り進むのか分かりませんが、年金を増やしたことによる損失拡大は明らかに日銀と政府の失策なのだからこの点きっちり検証しなければならないでしょう。





経済コロナと国内問題が深刻な状況にある中、わが日本が法治国家としての権威失墜が如実にあらわれたのが黒川検事正の定年延長に絡んだ日本政府によるあからさまな人事介入です。安倍政権による強引な閣議決定が違法であると指摘されている中で、矢面に立って政府側の答弁にあたっているのが森まさこ法務大臣なのですが、山尾しおり議員の質疑おける森大臣の答弁が波紋を呼んでいます。








「検察官が職場放棄して逃げた」「囚人を理由なく釈放して逃がした」という森まさこ法相の答弁がニュースでも取りざたされることになりました。黒川検事長定年延長に関連する答弁内容が二転三転するなど錯乱状態に陥るような答弁に終始している森大臣ですが、この震災時の検察官の行動を持ち出したくだりは黒川検事正の定年延長とはまったく関連ないのに自ら持ち出したことが発端となったもの、黒川定年延長を推し進めるため自ら墓穴を掘ったことになるのです。一応この答弁内容については震災直後に実際にメディアで取り上げられ森自身も国会質疑で当時の法相(平岡秀夫)に問い正しています。








しかし災害時の必要措置を逃がしたと捉えるなど一部事実誤認もあります。こういうことをまったく関係ない国会答弁で持ち出すなど常軌を逸しているとしか思えません。国会を混乱させ質疑を止めてしまうことになり、更には答弁だけではなく奇行まで起こすことに。








先の衆院国会でも森法相の不信任決議案を野党側から突き付けられたばかりなのにもはや政権側の答弁者として不適格であると言わざるを得ません。しかし任命権者の安倍総理は厳重注意処分だけに留め、引き続き法相としての任にあたらせるようです。そりゃそうでしょう、こんな不条理な閣議決定事項を無理強いの答弁で安倍政権を守ってきた森法相を止めさせるなどできる訳がないですからね。



世間から総バッシング状態となった森まさこ法相ですが、元々は東北大法学部卒の人権派弁護士です。自民党が野党時代に国会質疑でちょくちょく質疑に立って感情あらわにして民主党政権を糾弾していたことを思い出します。更に福島出身ということもあり被災者対策支援に積極的に働きかけをしていましたから私から見てあまり悪い印象はなかったのですね。



それが検察法を捻じ曲げて違法行為をごり押しさせているのですから驚くべき変わりようです。人権弁護士としての心を無くしたのか?安倍総理の指令に逆らえずに仕方なく違法行為に加担したのか?後者であればまだ救われますが、いずれにしろこの件で森まさこの政治生命はもとより法律家として致命傷となることは避けられません。








まともな人が違法行為も厭わない権力に囲われることで人格が壊れてしまった典型的な例とも言えますが、良心の呵責を感じるのであれば今すぐ大臣も国会議員も辞めることです。画面を通じて見る表情は感情がなく憑依したかのように操られているように見える、それは森法相だけではなく自民党全体にも言えることですが。こんな政権がいまだに存続していることがこの国の闇と言えるでしょう。

posted by yuuponshow at 18:28| Comment(0) | 安倍政権批判 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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