2018年10月05日

安倍総理を悩ますアベ界隈から見放された小川榮太郎の扱い

週刊45に掲載したLGBTへの侮蔑的内容の寄稿文が物議を醸し、大きな批判に晒されている自称・文芸評論家の小川榮太郎氏ですが、この寄稿にまつわるエピソードと彼のこれまでの経歴が週刊文春にて報じられました。



週刊文春 小川榮太郎特集.PNG



150分に及ぶ小川榮太郎氏への直撃インタビューと題した特集記事の内容はこれまでの寄稿にまつわる経緯もそうですが、小川榮太郎のこれまでの過去について詳細に記載されています。寄稿文は新潮から杉田擁護文を持ち掛けられたそうで言うなれば新潮45の廃刊も自業自得と言えますね。ネットワークビジネスをやっていたというのはたぶん本人からではなく文春がリサーチしたものでしょう。大手出版会社だけあってこの点のリサーチ力は大したものです。それにしてもこのネットワークビジネスの商品を安倍ちゃんに売りつけていたということも驚きですね。




そして氏が代表を勤めていた「放送法遵守を求める視聴者の会」で、すぎやまこういち氏の多額の寄付金を私的流用していたとの疑惑、これによりすぎやまこういち氏との確執が表面化し、すぎやま氏と共に会から離れたようですが、会に残っている連中からネットチャンネルにて内情を暴露され切り捨てられてしまいました。








ヤバいのが露呈されて無関係を装いたい気持ちは分かりますが、ちょっと切り捨てるのが早すぎませんかね?あまりにも節操がなさすぎなのですが。







この連中の支持者も従順に右に倣えの姿勢です。ちょっと前までは「全文読んでいないから真意を読み取っていない、文章を切り取りするな!」などと読み手の読解力に苦言を呈して小川駄文を擁護していましたが、これだけ世間で騒がれて庇いきれなくなったのでしょうか。








似非保守雑誌代表格のWILLからも、もう無関係だからと切り捨てられてしまう有様。








そして極めつけなのが安倍ちゃんにまで切られてしまったとのこと、安倍ヨイショ本まで出して安倍ちゃんに忠誠を誓ったのに何と無慈悲な・・・








ヨイショ本である「約束の日」を出版した経緯も安倍ちゃんが出版社社長と小川氏を引き合わせたと記載されており、安倍ちゃんに近い自民党議員も積極的に「約束の日」をアピールするなど第二次安倍政権復権の足掛かりとなった作品です。政治資金で5000冊もの爆買いして支持者に配るなどこの本を積極的にアピールしていたのに何ということでしょうか。










モリカケは朝日新聞の捏造なる本まで出版して、朝日から訴訟を起こされても安倍愛を貫いたのに小川榮太郎にちょっと同情してしまいそうです。






すっかり素性をすっぱ抜かれた自称・文芸評論家の小川榮太郎氏ですが、こうして彼の経歴を振り返ると安倍ちゃんに接近したのは思想信条と言うよりは良い金づるだからというのが垣間見えます。ネットワークビジネスの商品の業績も良かったようですし明恵夫人とも懇意になり名実ともに安倍ファミリーとなっていた小川榮太郎ですが、今回の件で安倍追及の格好の餌を野党に与えることとなってしまいました。安倍ちゃんも小川榮太郎の作品に700万円もの公費を落とすほど金銭を恵んでいましたが、手のひら返しして籠池さんのように(近寄られて)迷惑していたなどと言い逃れするのでしょうか。



しかし籠池よりも親密ぶりでは小川のが格段に上ですから下手に突き放すと反発を生み、大きな火傷を負うことになるでしょう。新政権船出に際し思わぬ時限爆弾を抱えることになった安倍総理が小川榮太郎をどのように扱うのか注目です。



posted by yuuponshow at 18:29| Comment(0) | 杉田水脈 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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