150分に及ぶ小川榮太郎氏への直撃インタビューと題した特集記事の内容はこれまでの寄稿にまつわる経緯もそうですが、小川榮太郎のこれまでの過去について詳細に記載されています。寄稿文は新潮から杉田擁護文を持ち掛けられたそうで言うなれば新潮45の廃刊も自業自得と言えますね。ネットワークビジネスをやっていたというのはたぶん本人からではなく文春がリサーチしたものでしょう。大手出版会社だけあってこの点のリサーチ力は大したものです。それにしてもこのネットワークビジネスの商品を安倍ちゃんに売りつけていたということも驚きですね。
そして氏が代表を勤めていた「放送法遵守を求める視聴者の会」で、すぎやまこういち氏の多額の寄付金を私的流用していたとの疑惑、これによりすぎやまこういち氏との確執が表面化し、すぎやま氏と共に会から離れたようですが、会に残っている連中からネットチャンネルにて内情を暴露され切り捨てられてしまいました。
放送法遵守を求める視聴者の会
— カルロストシユキ (@CarlosToshiyuki) 2018年10月2日
●すぎやまこういち先生が私費を何千万とつぎこんだ視聴者の会
●事務局長の榮太郎@ogawaeitaroちゃんが「私的に使ってるのか」と思わせる金の使い方
●すぎやま先生に見つかり榮太郎ちゃんと対立。2人とも辞めた
●文春に直撃されたから発売前にバラします
って感じ? pic.twitter.com/yn4vO1Cbve
ヤバいのが露呈されて無関係を装いたい気持ちは分かりますが、ちょっと切り捨てるのが早すぎませんかね?あまりにも節操がなさすぎなのですが。
有本さんは、杉田さんの言い分に関しては「雑な部分はあるが全体として間違っていない」というニュアンスでした。「自分の言ってきたことと概ね同じ」「ツイートは消すべきではなかった」「来るなら来てみろという姿勢でいてほしかった」こんな感じでした。pic.twitter.com/AYNX8DsEN2
— フジイタカコ (@hot_fujii) 2018年10月4日
この連中の支持者も従順に右に倣えの姿勢です。ちょっと前までは「全文読んでいないから真意を読み取っていない、文章を切り取りするな!」などと読み手の読解力に苦言を呈して小川駄文を擁護していましたが、これだけ世間で騒がれて庇いきれなくなったのでしょうか。
尻尾切り等言ってる左翼がいますが、今回小川氏が悪い意味で注目されたから切った、見放したのではなく、辞任したのは1年前。
— 民 (@kazuomi7229) 2018年10月4日
同時期、虎の門も降板。関係があるんでしょうね。
上念、有本両氏の説明には納得がいきます。
LGBTの作文も非常識ですし、まるで小川氏は籠池さんのよう。
似非保守雑誌代表格のWILLからも、もう無関係だからと切り捨てられてしまう有様。
『週刊文春』(10/11)も指摘していますが、小川榮太郎氏の論文が
— WiLL編集部 (@WiLL_edit) 2018年10月3日
『新潮45』の休刊を招いたことはご承知の通りです。弊誌は、現編集体制に移行した2016年4月以降、小川氏を起用しておりません。論壇誌として「本件につきコメントを」と取材依頼がございますが、受ける立場にないことを申し上げます。
そして極めつけなのが安倍ちゃんにまで切られてしまったとのこと、安倍ヨイショ本まで出して安倍ちゃんに忠誠を誓ったのに何と無慈悲な・・・
週刊文春。小川榮太郎、安倍事務所から出禁になっていたと暴露。これ、切断処理に向けたリークかね?
— インドア派キャンパー 📣ⒻⒸⓀⓁⒹⓅ🔥 (@I_hate_camp) 2018年10月4日
ヨイショ本である「約束の日」を出版した経緯も安倍ちゃんが出版社社長と小川氏を引き合わせたと記載されており、安倍ちゃんに近い自民党議員も積極的に「約束の日」をアピールするなど第二次安倍政権復権の足掛かりとなった作品です。政治資金で5000冊もの爆買いして支持者に配るなどこの本を積極的にアピールしていたのに何ということでしょうか。
フライデーに領収書をスッパ抜かれていましたね。 pic.twitter.com/3YUeQ5X50S
— 天野譲二@『幻の未発売ゲームを追え!』発売中 (@TOKYOMEGAFORCE) 2018年9月22日
こちらにも pic.twitter.com/uacR3tzpBu
— 弁当男子 まっつん (@Mattun799660701) 2018年9月23日
モリカケは朝日新聞の捏造なる本まで出版して、朝日から訴訟を起こされても安倍愛を貫いたのに小川榮太郎にちょっと同情してしまいそうです。
いつもは弱腰の朝日新聞がついに小川榮太郎を提訴!裁判の争点になる小川のデタラメぶりはこの記事を…→「森友・加計は朝日の捏造」と断定し朝日から抗議を受けた小川榮太郎の安倍擁護本を自民党が大量購入! https://t.co/m2o7UJDDZW
— litera (@litera_web) 2017年12月25日
すっかり素性をすっぱ抜かれた自称・文芸評論家の小川榮太郎氏ですが、こうして彼の経歴を振り返ると安倍ちゃんに接近したのは思想信条と言うよりは良い金づるだからというのが垣間見えます。ネットワークビジネスの商品の業績も良かったようですし明恵夫人とも懇意になり名実ともに安倍ファミリーとなっていた小川榮太郎ですが、今回の件で安倍追及の格好の餌を野党に与えることとなってしまいました。安倍ちゃんも小川榮太郎の作品に700万円もの公費を落とすほど金銭を恵んでいましたが、手のひら返しして籠池さんのように(近寄られて)迷惑していたなどと言い逃れするのでしょうか。
しかし籠池よりも親密ぶりでは小川のが格段に上ですから下手に突き放すと反発を生み、大きな火傷を負うことになるでしょう。新政権船出に際し思わぬ時限爆弾を抱えることになった安倍総理が小川榮太郎をどのように扱うのか注目です。