2016年12月06日

片方では手厚く保護され片方は容赦なく切り捨てる自民党の差別体質

先の都知事選で党方針に反して小池百合子知事を支援した豊島、練馬両区の区議7人を同日付で除名したと 自民党東京都連会長の下村博文議員が明らかにしました。





すっかり過去の話となった都知事選ですが、自民党からすれば党の拘束を破ったことによる処分に関して小池候補が大勝したこと、そして衆院補欠選挙となった東京の若狭勝候補と福岡において小池都知事や支援した区議が応援したこともありあまり立つ鳥跡を濁さずという感じで有耶無耶にするのではないかと思われました。ところが党としては党議拘束の通り除名とすることにしたのです。


自民党都連が自民党所属議員に出した東京都知事選での通達文書

(1)党の公認・推薦候補者を応援し、党公認・推薦候補者以外の者を応援してはならない

(2)反対党の候補者を応援し、または党公認・推薦候補者を不利に陥れる行為をしてはならない

(3)各級議員(親族含む)が非推薦の候補を応援した場合は除名等の処分の対象となる−−などとしている




増田寛也候補を自民党都連が推薦した際にこのような脅迫めいた通達文を出して小池への支援を徹底的に阻止した訳ですからその公約通り除名とするのは致し方ありません。処分された自民党区議も党の通達を破り小池都知事の支援を行ったのですからすんなりと除名処分を受け入れるべきです。むしろその方が今後にプラスになりますし、自民党を追いやられた悲劇の戦士として今後の選挙や活動で名前を売れば良いのです。



しかし腑に落ちないのが同じく小池支援をしたにも拘わらず、先の東京選挙区の補欠選挙で自民党から推薦をしてもらい当選した若狭勝議員と除名された自民党区議とのあまりにも違う処遇の仕方は何なのでしょうか?そして今だに自民党所属のままとなっている小池都知事に対しても自民党は何らかの処分を下すべきではないのか?こちらはお咎めなしで一方では除名とはあまりに酷い差別と言えるでしょう。なぜ小池百合子都知事若狭勝議員には処分しないのでしょうか?





答えは簡単、290万票という得票数を稼いで当選した小池氏を除名することは自民党支持低下の要因となりますし、若狭氏にしても元検事や弁護士という肩書でメディアへの出演も数多く、いわゆる人気者の両者を切ることは党の支持にも影響してくるので切るに切れないという事情があります。




小池都知事が誕生してから党のトップである安倍総理とにこやかに談笑し、自民党としても今後のために都との連携を図る上でも首を切ってしまっては東京都と国政との間に軋轢が生じてしまい立ち行かなくなるからです。

安倍 小池 にこやかに談笑.jpg



しかしそれでは有権者は納得できません。この処分の違いは有権者はよーく見ておくべきでしょう。なぜ小池や若狭が除名されずに立場の弱い区議が処分されるのかを!まさに自民党政権が行っている年金や福祉切り捨ての政策と類似していると思いませんか?立場の強い者は処分せず弱い者はすんなり切り捨てる今の自民党の体質が顕著に表れた今回の措置であると言えるのです。


当の若狭議員も今回の差別的処分に怒り心頭です。









若狭議員は小池都知事を共に支援した自民党区議が除名されれば離党すると宣言しています。当然若狭議員は離党するでしょうが、ではそうなると先の補欠選挙は一体何のために自民が若狭を候補に仕立てたのかまったく意味がなくなることになりますが、これも混迷している今の自民党の体質としてよく表れていると言えます。


いずれにしてもこれで来年の都議会選挙がどのような結果となるのか楽しみですし、自民党に対する支持率にも影響してくるでしょう。こんな不条理な処分を平気で行える自民党など国民のための政治が行える訳がありません!!!


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posted by yuuponshow at 23:50| Comment(0) | 東京都知事選 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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