そんなアベ元総理ご自身に降りかかっている数々の疑惑について検察から一つの回答がでました。
すごいな、この論理。「1人あたりの会費は5千円だったが不足分は安倍氏側が補填していた」が「寄付を受けた認識は参加者になかった」から安倍晋三元首相は不起訴。まるで「安倍不起訴という結論」から逆算したような説明。「十分な証拠が得られず」とあるが明細書は調べたの?https://t.co/ApNuqm6gA5
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) December 28, 2021
桜を見る会前夜祭での費用補填問題ではアベ元総理の関与は無いとの判断を下した検察ですが、前夜祭の明細書も領収書も出さない、国会で釈明は118回もの嘘だらけであることも判明するお粗末なものでした。にもかかわらず検察審査会の不起訴不当の判断を二度にわたりつっぱね捜査を終結させた検察という行政に属する捜査機関。傍から見ても矛盾だらけと言える関与無しの判断は本気で捜査しているとは思えません。怠慢か圧力か知りませんが、まさに上のツイートの見解通りです。
そしてつい最近には組織から文書改ざんを強要された職員が命を断つなど、大疑獄事件に発展した森友学園公文書改ざん問題。自死した職員の妻がその真相を知るために起こした裁判でも国は「認諾(にんだく)」という聞きなれない手続きで突然の幕引きを図るなど、アベ元総理がかかわった問題がまたまた真実を明らかにすることなく終結を迎えることとなりました。
公文書書き換えに関わり自死に追い込まれた職員の妻がおこした裁判で森友問題を詳らかにしたいという思いを、1億700万円という血税を使ってでも断ち切った国の姿勢はあまりに不誠実なものです。そして国民の血税を賠償金に使うのならば、今度は国会できっちり説明責任を果たしてもらわなければなりません。捜査機関がそう判断したから良しではなく、多くの国民が抱いている疑問に答えるべく再調査をするのが真摯な姿勢といえるのではないでしょうか。
国を相手にした赤木さんの訴訟は突然断ち切られましたが、元理財局長である佐川宣寿氏への損害賠償を求めた裁判が残っています。個人に向けた裁判なので、国のように認諾という掟破りの荒業は使えないはず。赤木氏側にとって残された道はこれだけですが、ここでも司法による忖度や手回しがあるとも限りません。いずれにしろこの問題も非常に困難極めるものです。そしてこの問題も闇深いものです。
【公明党支配下国交省の歴代改ざん】嘘でもなんでもありだ。アベ政権が始まり、太田昭宏の就任後、2013年から、今日まで、太田、石井、赤羽の公明党大臣の間に、国土交通省の基幹統計が書き換えられれていた。賃金も続いてGDPも水増し。国が壊れている。ヘドロだ。https://t.co/scpE8f8Bn6
— 金子勝 (@masaru_kaneko) December 14, 2021
国土交通省の基幹統計改ざん問題、これも第二次安倍政権が起こした大疑獄事件です。『いざなぎ景気』を超えて戦後最長となった安倍政権による景気拡大は政府を通じてマスコミによって大々的に報じられました。しかし庶民の感覚は違うもので、給料は上がらないのに、日用品や食料品は値上げされていく、以前より明らかに生活が苦しくなっているのに景気が良くなったと体感できる訳がありません。そして統計は名目GDPに鉛筆舐め舐めの下駄履きされた捏造であったと知り納得。まったくこの国はいつからデタラメがまかり通るようになったのでしょうか。その改ざんを再検証すべきところ、データは何と破棄されて再検証できないそうです。何から何までデタラメすぎるわが国ニッポンここに極めりです。
統計データ改ざん事件で
— 東京新聞労働組合 (@danketsu_rentai) December 15, 2021
国土交通省が2019年以前の調査票を廃棄。
保管期限の2年間を過ぎたから、と。
「再集計は困難」。
GDP算出に与えた影響など、検証困難に…https://t.co/dJ7j3zTOgq
そしてとどめは「アベノマスク」の無駄遣い。8000万枚を超す在庫を保管する費用は約6億円。それを6000万円くらいかけて廃棄するそうです。これだけのお金を国民にバラまけば確実に景気対策にもなったろうに。天下の愚策として歴史に名を残すことでしょう。
国民のお金がパッと消えた、ムダノマスク
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) December 21, 2021
アベノマスク、年度内めどに廃棄へ 岸田首相が表明
岸田首相は、新型コロナウイルス対策として配布した「アベノマスク」に関し、希望者に配布して有効活用を行った上で「年度内をめどに廃棄を行うよう指示した」と述べた。 https://t.co/MiGWOhQNvX
そんなアベの愚策を愚策と認めず、希望者が殺到すると吠えるアベサポの健気なこと。この人最低段ボール一箱くらいは要求したのでしょうか?(笑)
アベノマスクの廃棄が明らかになるや、希望者が殺到し、遂に厚労省が自治体や個人向けに配布を決定した事は画期的。申請は1月14日まで受け付け、配送コストは国が負担する。昨年マスク買占めを止めたアベノマスク。何でも“ケチつけ”で政治利用したい勢力の動きも興味深い。https://t.co/fShdVDBl0Z pic.twitter.com/y0qct6rfNI
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) December 25, 2021
他にも河合夫妻の選挙買収事件など安倍本人はもとより事務所ぐるみでかかわっていることが確実な事案もあり、これを不起訴にするなど無理無茶ですが、不起訴あり気の筋道で推し通した検察ですから、こちらについても成り行きが不安になります。それを知ってか安倍晋三はますます血気盛ん。キングメーカーとして党や政府にモノ言う幅を利かす存在として君臨する総理時代より厄介な存在とも言えます。しかし法や民主主義を歪める象徴的人物をこのままのさばらして良いのでしょうか?そうなればこの国の衰退の一途を辿るばかりです!!!