2021年11月24日

高市早苗を救世主であり女神のように崇える痛い人たち

総理就任から2ヶ月が経過する岸田内閣。当初ご祝儀相場もなく支持率が思うように伸びなかったのが、総選挙が終わるとなぜか上昇し現在60%
を超える高支持率を得ています。





「総選挙に勝ったから支持してあげようか」という有権者の心理なのでしょうか?しかし公約をあっさり撤回したりと朝令暮改が目に余る岸田総理に一体何を期待できるのでしょうか?懐疑的な支持率とは裏腹にその曖昧な姿勢が元でSNS上ではこのようなハッシュタグがつけられ拡散される事態となりました。






反政権側というよりは、同じ政党の市早苗氏を支持するいわゆる保守層からの批判が日増しに高まる岸田政権。右からも左からも批判を集めてしまい政権運営危ぶまれる状況ですが、しかしこれも自ら招いた種であり、それを是正できなければ消え去る運命の人でしかありません。


市支持派が岸田批判の急先鋒となっているのは何とも滑稽に映りますが、その市早苗氏が総理になったら混迷極める政情をただすことができるのでしょうか?結論から言えば無理と申し上げておきたいのですが、支持する連中の言い分では高市早苗はまさに救世主であり女神であるかのような存在として持ち上げており、その持ち上げ方が異様で気持ち悪く映ります。





総裁選に出馬したきっかけが安倍晋三の再登板を本人に直訴したのが断られての決断であることからして、国会で嘘108回もついて何ら責任を取らない人間を担ぐなど非常識と言わざるを得ません。そんな高市早苗に何をもって期待できるのか?保守層にウケの良いことを吹聴しても眉唾ものだと思わないのでしょうか?そんな保守層期待の高市さんは、今まさに経済停滞を招いている消費税については減税も廃止も否定的です。





消費税については、高市に限らず自民党幹部・議員もろもろが減税や廃止に否定的な見解ですが、主観が国民でなく「安倍」さんの苦労話で持ち上げては、普通の感覚からして日本の救世主など到底思えないのですが。ともかく消費税を下げるなんてとんでもない!という方なので経済再建を期待するだけ無駄のようです。そして10万円給付についても馬脚をあらわしてくれました。







自民と公明の間で調整をすすめていた18歳以下の子供に10万円の給付金の条件の相違について、政策の責任者である政調会長として必死にやりましたアピールする高市氏ですが、条件の相違とは世帯の所得制限を設けるかしないかとのことで、これでは条件を設けない公明党案の方がまだマシです。


彼女は何を公明党に譲歩させたかったのでしょうか?全国民への2度目の10万円給付実現に尽力されているならば分かりますが、そんな戦う彼女の姿勢に心打たれる人って中身見ずに印象で誤魔化される人たちなのでしょうかね。



サナエノミクス.PNG



変更できないと自慢されても政調会長としての能力を疑問視されるだけなのですが、それも僅か2割に届かない国民にしか適用されない給付金問題。高市早苗は積極財政派と必死に吹聴し、岸田総理には退陣を迫るネトサポ連中、傍からみればどっちもどっちなのですよ。そして自民党のキングメーカーとして君臨する嘘108の安倍晋三が後ろ楯にある高市早苗に期待できることなど安倍の悪事を必死に庇い立てることくらいなのですよ。



posted by yuuponshow at 20:15| Comment(0) | 自民党工作員 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月17日

返り討ちに遭っても侮れない!メディア支配で世論誘導を企てる維新の党

総選挙を終え、国会を取り巻く勢力図が一新されましたが、その中でも4倍増の議席獲得で勢力を増した日本維新の会は最も勢いのある政党であると言えるでしょう。維新の拠点である大阪の選挙区をほぼ独占する形で獲得した維新は鼻息荒くしながら、その勢いを更に加速させるべく、新たな問題提起をし自分たちが主導する形で世論誘導しようと企てています。








橋下徹は日本維新の会の代表を降りて6年になるとは言え、いまだこの政党に影響力を残す疑いの余地はありません。おまけに政治の世界から足を洗っていながら政治バラエティー番組のレギュラーやゲストコメンテーターとしてテレビで見ない日はないほどテレビに出続けており、選挙特番でもコメンテーターを務めるなどメディアでの発信力は相当なものです。


橋下 山本.PNG



メディアジャックの如く、テレビに出て辛口に物申す橋下徹の影響は少なからずというかかなりの部分で効果を出しているのではないでしょうか?ある意味、維新躍進の原動力にもなっていると思います。維新の新人議員が問題提起した国会議員の文通費の問題を維新の幹部や橋下が焚きつけることで維新主導で文書通信交通滞在費の改革を旗印に改革政党としてアピールすれば支持をあげることになるでしょう。



それにしても橋下や引用元の吉村代表のツイートを見ると明らかに「れいわ」を標的にしているようにしか見えません。たかだか5人の政党に向けて親の仇のように敵意むき出しなのが笑えますが、本来この問題を突き詰めて訴えるべき相手は与党であるはずなのですがね。弱小政党相手にマウントをとり優位に進めようとする維新ですが、思わぬ反撃を喰らうことになります。








維新から標的にされたれいわの大石あきこ議員の爆弾反論ツイートにより、問題提起した維新の吉村代表に巨大なブーメランとなり突き刺さることになりました。僅か一日だけの活動費で満額支給されるのは大問題だ!!と提起しておきながら吉村代表は国会議員辞める時に、辞任を一日延ばして月をまたいだことで文通費せしめていたのですね。あ、おまけに文書交通費だけではなく、いわゆる本給もひと月分余計にせしめたことになりますね。







この文通費の問題については、僅か一日でも満額出るというのはどう見ても世間的に見て納得できるものではありませんし、おかしな制度は改めて然るべきです。しかし文書交通費は使いようによっては議員によっては足りないこともあります。だから減らすのではなく、議員報酬の内容を改めて精査するべきだと考えます。維新のように悪戯に税金の無駄と決めつけ、余計に煽り立てるような行為は適切な活動をしている議員にとって大迷惑でしかありません。おまけに自分たちは公金を自らの政党団体に寄付するという驚くべき行為を行っているのですからね。







それに吉村代表が文通費を寄付すると平然と言ってますが、受け取った公金をどこの誰に横流しするのかも問題だし、倫理的に大問題だと思うのですが。上のような自分の政治団体にでも寄付するというオチなのでしょうか?維新は攻めるときは威勢が良いですが、突っ込まれると面白いように失笑もののボロが出まくるというお粗末さがあります。







この一連の文書通信交通滞在費問題は、維新へのブーメランとなった形ですが、一方メディアはこの一連の流れについては報じることもなく、維新に対しては税金の無駄として問題提起してくれた頼るべき政党という形で好意的な印象で流しています。むろん吉村代表の件や維新の過去の私的流用を含めた不祥事の数々はひた隠しにしたまま。メディアを牛耳っている橋下率いる維新と、赤裸々に暴いているネット発信内容に大きな見解の差が表れましたが、メディアだけを見ている者が維新を信じてしまうのは至極当然と言えるでしょう。このメディアの姿勢は公正さを欠き、維新の世論誘導を後押しする非常に厄介な存在です。







繰り返しになりますが、公費を寄付すれば良いなどというのはもっての外であり、これを手柄のように自慢する維新の議員と、美談として流しているメディアの倫理性も非常に問題です。しかし政権政党である自民党や他の政党も巻き込んだことで、文書通信交通滞在費問題は維新の意のままに進めていくことになるでしょう。



今回吉村代表が返り討ちされましたが、日本維新の会は他政党、特に他野党に対して攻撃を仕掛け支持を集めてきた政党です。これにめげずにメディアを使ってまた新たな野党攻撃の材料を見つけて世論誘導を企てるでしょう。ボロが出てもお粗末でも侮れません。今後の橋下や維新の連中の出方に要注意です!

posted by yuuponshow at 18:40| Comment(2) | 橋下維新の党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月09日

国民を分断させ主張をあっさり翻す政教分離に反する公明党の存在意義とは!?

選挙明けの内閣支持率が各メディアで発表されましたが、岸田内閣は選挙前に比べて大きく支持を伸ばしています。







確か選挙前の世論調査では、政権発足直後にも拘わらず支持率が思った程伸びなくてご祝儀相場もなかったようでしたが、むしろ総裁選で掲げていた公約をあっさり反故にするなどあまりに酷いぶれぶれが露呈されたばかりでした。にも拘わらずこの政権を支持できるなんてよっぽどお人好しの国民性なのでしょうかね。鉛筆なめなめしたメディア操作じゃないのであれば、まともな感覚ではないです。




そのぶれぶれ岸田内閣と連立政権を組むのが福祉の政党と自負する公明党なのですが、ぶれぶれ岸田政権をしっかりサポートして給付金など国民に手厚い補償政策を促してほしいところですが、その公明党が推進する政策があまり評判がよろしくないようで、猛烈な批判を浴びせられています。






18歳以下の子供を対象とした一時給付金を総選挙の公約に掲げた公明党が、その公約を実現すべく自民党へこの政策を提言し、それを丸のみした形での政策が来年初めに実施されることになりそうです。コロナ対策のための一時給付金のはずなので、本来ならば年齢問わず全国民を対象とするべきなのですが、公明党は「子育て支援策」として18歳以下を対象としているのです。



公明党 10万円給付.PNG



この公明案を丸々呑めば、当然ながら18歳以上には何ら補償されません。このコロナ禍でいったいどれくらいの人が失業したのか?仕事がなくなったのか?それを踏まえれば支給対象を制限するべきではないのですが、公明党という自称・福祉の政党はご存じないのでしょうか?もっとも自民党の主張は同じ18歳以下で所得制限を設けたい方針なので、まだ公明党のがマシなのですが。



公明党の山口代表は「大人の所得や大人の都合で子どもを分断するべきではない」と申していますが、18歳以下の子供への一律十万円給付の時点で、「子供がいるか、いないかで、大人を分断している」 という現実に気が付かないのか。子供を分断するのは問題だが大人を分断するのは問題無いと考えているのでしょうか?大学生についてはバイトできるから対象から外したと声高々に訴えていますが、こうしたことについては耳を貸さないつもりでしょうか?







福祉の政党と謳っている割にはリサーチ不足が否めない公明党。最近は自民党並の不祥事も相次いでおり、これで弱者に寄り添う政党などと謳っているのですから呆れてものが言えません。






自民党と何ら変わらない不祥事だらけの公明党。このような出所不明の告発もあながち嘘とは言い切れないのではないでしょうか。







かつては消費税反対や手厚い福祉政策を訴えていながら、自民党にべったりになってから見当違いの政策や国民を窮する政策に傾斜する公明党という政党。そもそも創価学会という支持母体があり、その信者に公明党議員への投票の働き掛けを促している時点で政教分離に反した憲法違反の政党なので何言っても説得力に欠けます。この政党をのさばらしておくことは日本に大きな禍根を残すことになるでしょう。おまけにかつて謳っていた政策をあっさり翻すことも厭わず。これ学会員の方どう考えているのでしょうか?公明党とは自民党や維新よりも存続させてはならない政党なのです。


posted by yuuponshow at 22:45| Comment(0) | 公明党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする