2021年10月27日

国民に悪影響を及ぼすダークな重鎮を囲う自民党の体質

総選挙戦もいよいよ終盤にさしかかってきましたが、ネットでも話題になっているこの問題についてちょっと触れてみたいと思います。







島根一区から亀井あきこさんが2人立候補するという異例の事態。野党連合の前職・亀井亜希子候補は「亀井あきこ」で立候補し、ポスターも貼ったのに、同性同名が出たので「亀井あきこ」と書かれると票が按分されます。だから急遽、立候補名を「亀井亜紀子」に変更したそうです。ポスターを作り直すなど余計な労力を強いられ、票も按分されかねない事態となりました。







一方、もう一人の亀井あきこさんは現在、普通の主婦だそうで所属政党はなく無所属で立候補しています。選挙戦が終盤に差し掛かるのに、いまだに表立って街宣などの選挙活動は一切していないとのこと。無所属で後ろ楯もなく、積極的に街宣かけなきゃ当選など無理だと本人だって分かっているはず。でも何も行動せずその姿を見せることはなく、当選などするつもりもなさそう。300万円という高額供託金を無駄にしてでも立候補したのは、裏で糸を引いている人間や組織が暗躍していると勘繰られても仕方がありません。




同姓同名の候補者を擁立させて、選挙妨害するというのは海外でもあったし、国内でもN国がやってました。背景の人物や組織が見えないので何とも言えませんが、この事態になって得をするのは自民党の細田陣営であることは間違いないのですが・・憶測はここまでにしてこういう事態にならないよう、投票は記名式ではなく、あらかじめ所属政党と候補者名が入った用紙にして〇記入というものであれば混乱は起きなかったはずです。選択記入式になれば無効票の抑制にもなるので、この際変更するべきではないかと考えますがいかがでしょうか?

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選挙戦も佳境に入っているので、各候補者や応援陣営も街宣活動で熱が入りますが、この人の場合は熱が入っているというよりは、無知無教養であるがゆえ、思いつくままに酷いデマを垂れ流す害悪そのものと言えるでしょう。






温暖化のおかげで(北海道で)美味しいお米が作れるようになったとほざくこのじいさん、信じられないことですが、現・自民党副総裁というお立場なのですよ。この発言後に党に向け抗議が殺到し、岸田総理大臣が陳謝するという事態にもなりましたが、なぜか麻生からの謝罪声明はいまだにありません。



農家の票田を失いかねない非常識な発言としか言いようがありません。本来ならば、失言の当人に速やかに謝罪させて党の要職も解任させなきゃならいのですが、自民党はこの爺さんに非常に甘いようで、そうした動きはなさそうです。元総理で副総理の要職だからなのでしょうか?この爺さんの舌禍に振り回される自民党という組織のガバナンスはないようです。




そして他者の尊厳を嘲弄し、都合の悪い指摘には恫喝で返し、公人としてあるまじき麻生の言動、それを世間やメディアは「麻生節」などと表現し許容する空気に支配される異常な傾向。この様ではこの国が良くなるはずはありません。麻生太郎の舌禍があまりに多いから一々取り上げるのが面倒なのか知りませんが、自民党にとどまらず、世間もマスコミもこの男の言動を許すべきではないのです。




そして、麻生よりもダークな重鎮なのが、今やキングメーカーとして党を掌握しつつある安倍晋三も、つい先日、このような発言を仕出かしています。






防衛省と自衛隊が閣僚慰留を要請?イラク特赦法に基づく活動日誌の存在を大臣に知らせなかったことも大きく報道されましたが、自衛隊という組織はシビリアンコントロールは完全に機能不全に陥っているようです。そしてこれを得意気にツイートし、発言の問題点を理解できていない元総理大臣、まったく驚くばかりです。







安倍に関してはアベノマスクの総評とも捉えられるこの報道。明らかな失政であることがお分かりいただけると思います。もう総理辞めたから関係ないではない、キングメーカー気取りで党をコントロールしようとしているこの男に対して、こんな莫大な無駄遣い失策を厳しく問いたださなければならないでしょう。



安倍 麻生.PNG



今度の日曜日に審判が下される自民党政治の総括。もし仮にでも自民党や恥ずかしげもなく今回の総選挙に立候補している重鎮を勝たせるようなことがあれば、ガバナンスもない違法しまくり秩序の乱れた社会が存続することになるでしょう。消費税は上げていく一方だし、社会保障負担は増すばかりだから生活だって良くならない。このイカれた重鎮共を囲う自民党という組織を存続させるおつもりですか?

posted by yuuponshow at 18:50| Comment(0) | 自民党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月20日

2021総選挙で私はこの候補者に投票します!!

総裁選前に、それまでの自民党政策を一新する新政策と方針を意気軒昂に掲げておられた岸田総理大臣。そして総理大臣就任から半月となり、その新政策の実現に向けた取り組みの実効性が期待されていましたが、蓋を開けてみれば、どうも前・前々政権と違いはない禅譲政権になりつつあるようです。







言葉を言い替えただけですが大きな違いです。要は国民への分配は後回し(つまり撤回)するということのようです。その他にも掲げていた公約がありましたが、自民党公約にはそれらが一切ありませんでした。それにモリカケサクラカワイといった党に降りかかった数々の疑獄案件の真相解明に努めると公言していたはずですが、これらも一切口にしなくなりました。政治家が主張を翻すというのは珍しいことではありませんが、短期間の間にこれだけ有限不実行してくれるとは驚きとしか言いようがありません。







党人事にしても言い逃れのできない疑惑を抱える甘利明を幹事長に置くなど、国民を挑発してるのか?と言わずにはいられません。これで来るべき総選挙に勝てると思っているのでしょうか?自公で過半数維持をボーダーラインとしているようですが、こんな有限不実行がまかり通る政権に良識ある国民であればNOを突き付けるしかありません。

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ではここから本題に入ります。国政選挙前なので恒例の私はこの候補者に投票します!です。私の選挙区は鹿児島1区で、選挙区で立候補しているのは自民党が宮路拓馬候補立憲民主党の川内博史候補の2名です。


宮路 川内.PNG



この鹿児島一区の自民党は長らく保岡興治氏の地盤でしたが、前回の総選挙直前に興治氏が病により引退することに。そのため息子である保岡宏武氏に譲り挑みましたが川内氏に敗北を喫することになります。保岡側としては今回リベンジを果たしたいところでしたが、県内の選挙区削減という事情もあり、今回は旧三区を地盤にしていた宮路拓馬氏を擁立することになりました。



自民党としては選挙のたびに選挙区と比例区の候補者を入れ替えるコスタリカ方式をとるようですが、候補者が一本化できないことで地盤としての機能が揺らぐことになります。おまけに二人とも世襲ですからその点でやや風当たりも強いし、揺らぐ地盤では支持も頭打ちになるでしょう。対する立憲の川内氏は、一区は民主系候補として20年以上譲ることのなかった地盤であり、じっくり足固めができるというメリットもあり今回の選挙戦も優位に進めることになりそうです。



自民のお家事情が投票判断について考慮することはありませんが、一応参考のために(笑)。何より安倍・菅政権下での国会運営のあり方、コロナ対応、経済・財政政策いずれも有権者を失望させた自民党には票を投ずることはできません。今回も前回同様、川内氏に票を投じることにしました。しかし私、立憲を支持している訳ではありません。自民党の対立政党だから仕方なく票を投ずるだけです!野党統一候補に票を投ずる人は私のような考えの人がかなりいると思います。立憲党やその支持者はその点しっかり認識した上で、政権交代からの政権運営で有権者の失望を買うことのないようしていただきたいと思います。





続いて比例区ですが、ここは候補者個人としてみるよりも党の方針・政策が決め手となるので単純にそれで選定した結果、「れいわ新選組」に決めました。消費税廃止や個別給付金の公約など経済政策では断トツ文句なしです。



九州ブロックは福岡選挙区で重複する大島九州男候補一人だけなので、仮に大島候補が選挙区で当選したら比例票は死に票になる訳ですが、相手が麻生太郎ですからなかなか厳しいと思われます。ここはれいわ候補の躍進を期して、九州ブロックはれいわにしました。正直、れいわの獲得予想議席は一議席かもう一議席上乗せくらいなので実際公約が実現するのか厳しいところですが、こうした本気で経済立て直しを考えてくれる気概のある政党が勢力を伸ばしてくれることが日本のためになると信じております。






ということで総選挙での投票先をお伝えしました。皆さんの選挙区や比例区の違いはあれど、投票先を決める参考になれば幸いです。今回野党が候補者の一本化にほぼ成功しているので、政権交代もあり得ると思います。野党連合政権が果たしてどうなのか?という不安もありますが、まずは行政を歪めて何ら反省もなく改善もしなかった自公政権を終わらせないと日本はこの先進むことはないと考えます。

posted by yuuponshow at 22:30| Comment(0) | 国政選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月13日

立憲民主党は野党第一党の資格ナシ!やることすべて自民党を利する工作員活動

衆院解散が目前に迫る中、腐敗しきった自公政権に対抗すべく野党連合が一丸にまとまり選挙に臨まなければならないこの大事な時に野党側から信じられないような失言が明らかとなりました。






北朝鮮による拉致事件の発生から40年以上、問題が表面化して20年経過していながら北朝鮮との交渉もなく進展もない状況で、国として非常に扱いずらい案件であることは間違いありません。しかし国の政治家が半ばさじを投げるような発言を、それも死亡と決めつけては被害者家族の逆鱗に触れる発言を仕出かしたのだからもっての外です。






国会代表質問でも与党側から生方幸夫議員の問題発言を叱咤されるなど、野党第一党所属議員の失言にとどまらず党の体質と揶揄される始末で、立つ瀬がありません。政権交代を実現しなければならない総選挙を目前にしていったい何をやっているのでしょうか!?







生方議員は即退場レベルで論外ですが、同党の小川淳也議員あんた一体何やってんだ!?野党連合の枠内ならともかく、よりによって維新に懇願するとか恥を知れよ!!これら立憲党のぶざまな行為が自民党シンパが歓喜し、こぞって取り上げられ拡散されることを想定できないのか!?敵に塩を送る行為のオンパレードでまったく呆れるばかりで情けないです。

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とどめは東京8区の混迷極める野党候補でのつばぜり合い、この経緯を時系列で読み解くと山本太郎独断で東京8区出馬を決めたとは思えません。






元・朝日新聞の佐藤章氏が山本太郎が東京8区立候補の経緯について語っている通り、山本側と立憲側とで念書を交わしたという下りについてはどちらが正しいのかは現時点では明らかではありません。しかし山本側が候補を取り下げているのならば立憲側も何らかの説明責任を果たさなければなりません。公党であり、野党第一党として弱小政党を抱き込みながら、その党首に対してあまりに誠意を感じられない。それどころか東京8区の立憲候補者支持者が山本太郎銃弾抗議活動という暴走を許してしまう有様。







戦うべきはこれまでこの選挙区で9回当選し続けてきた石原伸晃ではないのか!?「自分たちの縄張りで何さらしてくれるんだ!」と感情的に山本側へ向け抗議して、一体誰得なのか?対すべきは自民党でしょう!石原でしょう!まったく立憲もその支持者も理性的じゃないし建設的じゃない。こういう一連の流れはすべて自民党政権を利することになるのです。



立憲民主党がこの先、自民党から政権を奪取しても選挙協力してきた他党との軋轢が生じる可能性は限りなく高いと言えるでしょう。まずは野党勢力の勝利が前提ですが、政権奪取後については混迷を極めることになるかも知れません。わずか3年あまりの政権運営で国民に大いに失望させた民主党中枢幹部がそのまま立憲の中枢幹部として滑り込んでいるのはおぞましい思いです。



野党共闘.PNG



自民党には勝たせたくない、でも立憲では・・・そういう思いは野党連合を支持する人たちの間でも大勢を占めていると思います。総選挙を前に浮足立った党と候補者と支持者を見ているとそう言わずにはいられません。こうした不手際を大いに反省しなければ政権交代したとしてもまた失望を買って下野することになるでしょう。望むべくは立憲に代わる自民党に対抗する勢力の台頭、もしくは立憲党内からの改革ですが、果たして政権交代後は如何に!?

posted by yuuponshow at 23:35| Comment(0) | 旧・民主党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする