【自民党総裁選】
— ピーチ太郎2nd (@PeachTjapan2) September 29, 2021
岸田文雄 新総裁
「岸田文雄の特技は『人の話をしっかり聞く』という事であります。皆さんと一緒に開かれた自民党・明るい日本の未来を目指して努力する覚悟であります。皆様方のご指導とお力添えを、心からお願い申し上げて御挨拶とさせて頂きます。どうぞよろしくお願い致します」 pic.twitter.com/QDZw1fRCcM
国民の声に真摯に耳を貸すことを拒み続けてきた前任者と前々任者が党の重鎮として居座り続けることになる自民党。総裁になってもこういう連中に振り回されることは旧態依然の継続を意味します。そしてこの耳を貸さない連中がやってきたのが国会軽視です。野党から国会開会を散々要求されても聞く耳もたず、憲法53条に基づく臨時国会召集の要求を拒否し続ける憲法違反も厭わない自民党政権。新総理となる岸田氏におかれては「人の話をしっかり聞く」を貫き、そうした悪しき習慣を踏襲しないでいただきたいものです。そして数々湧き上がっている政治と金の問題の真相解明にも着手していただきたいものです。
新総裁選挙が盛り上る中で、掻き消されてしまっている政権閣僚の不祥事問題。何かと取りざたされている平井卓也デジタル大臣。新たな不祥事事案として発覚したのが、NTT幹部から受けた接待でした。
平井卓也デジタル相は2回同席。会食費は、約半年後の今年6月に平井氏が事後的に割り勘にしていました。この会食は6月の週刊文春報道で判明しました。
— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) September 27, 2021
デジタル庁次官級、接待したのはNTT 平井デジタル相は2回同席、半年後に割り勘 異例の追加説明:東京新聞 TOKYO Web https://t.co/32AqyWj09S
週刊誌からすっぱ抜かれてからの言い訳が「事後的に割り勘」バレても後で折半にすれば接待を受けたことにはならない。それも接待から半年後にですよ!大臣規範にも抵触しないと述べるなど社会常識もクソもない自民党でしか通用しない解釈で乗り切ろうとしているのですから驚かされます。加藤官房長官も平井大臣の行為について見解を求めたところ。判断は本人任せとさすがモラルハザードが欠落している政権です。呆れてものが言えません。
記者「接待問題について平井大臣は当初『割り勘として問題ないように払った』と説明していたが、デジタル庁の会見では支払いは週刊文春の取材後だったと。大臣の説明は適切だったのか?」
— 国会ウォッチャー@総選挙まで安倍・菅政権振り返り中 (@kokkaiwatcher1) September 27, 2021
加藤官房長官「どう説明してたかは承知してない。会食は不適切なものではないと本人が認識していると聞いてる」 pic.twitter.com/GNdoqtw8Fw
この理論が通用するなら万引きしても後で返せば問題なし!となるのですが、そもそも同席しているデジタル庁幹部が減俸処分になってるのに大臣は事後割り勘という言い訳が通用してお咎めなしとか常識的にあり得ないでしょう。本来ならば収賄罪に問える案件ですが、司法の動きが非常に鈍い!司法が機能しなければ権力者のやりたい放題となってしまうのです。これまでデジタル庁での参入企業への恫喝行為や官製談合防止法違反、そして贈収賄といまだこの人物が大臣の座に、議員の職にのうのうととどまっていることが信じられない思いです。
自民党の自浄能力が疑われて然るべき平井デジタル大臣の事案ですが、しっかり精査してきっちり詰めるべきであり決して放置は許されません。新総裁誕生で果たして平井問題を着手するのか?少なくともこれができなければ旧態依然のままなのですよ。