「天皇陛下 五輪開催で感染拡大 ご心配と拝察」 宮内庁長官 #nhk_news https://t.co/9aCe8TKvS4
— NHKニュース (@nhk_news) June 24, 2021
「陛下は現下の新型コロナウイルス感染症の感染状況を大変心配されている。国民に不安の声がある中で、(東京オリンピック・パラリンピック)開催が感染拡大につながらないか、懸念されていると拝察している」
西村宮内庁長官が天皇陛下のお心の内を、拝察という形で述べた西村宮内庁長官の会見、あくまで陛下のお言葉ではないとわざわざ注釈しており、これが陛下の代弁であるとは言ってはいないのですが、このコロナ禍の中で、世界各国から選手・関係者・マスコミが大挙押し寄せることになるオリンピック開催などすれば感染拡大することは火を見るより明らかです。陛下(この場合は西村宮内庁長官の拝察)に留まらず、殆どの国民の考えではないでしょうか。
しかし、この会見について首相や官邸は冷ややかな反応を示しています。
「推察」発言めぐり、菅首相「宮内庁長官の見解と理解」https://t.co/kiyi8pVXyl
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) June 25, 2021
憲法は「天皇は国事行為のみを行う」と規定するなど政治関与を禁じています。
加藤官房長官は会見で「(長官が)ご自身の考えを述べられたということであり憲法との関係で問題があるとは考えていない」と述べました。 pic.twitter.com/ny6fZghcrD
いずれも宮内庁長官の会見をにべもない扱いにしてますが、会見の内容を見ると決して中止とか延期しろと言ってる訳ではなく、大丈夫ですか?と心配しているだけです。誰しも思うことを陛下が述べたとして何ら違和感ありません。その陛下のお気持ちを、西村宮内庁長官が拝察というギリギリの方法で発信したことは、コロナ対策がザル過ぎる日本政府に懸念し、出たものと捉えても良いのではないでしょうか。あくまで無視する官邸ですが、世界各国では、この会見を大々的に取り上げられるなど反響はすさまじいものがあります。
この会見に危機感を抱いた自民党工作員共は、陛下ではなく「拝察」した西村宮内庁長官に矛先を向け攻撃開始となるのでした。
天皇陛下のお言葉を政治利用する君側の奸
— 一色正春 (@nipponichi8) June 24, 2021
五輪の感染拡大を陛下懸念 拝察#Yahooニュースhttps://t.co/Dp6CAobAkX
宮内庁長官が天皇陛下の「懸念」を云々という一件、それはあってはならないと思う。そんな前例を許していたら、今後は側近たちが勝手に「陛下の考えを拝察した」と称して政治に干渉してくる。それでは議会民主制が破壊されてしまい、中国流の「宦官政治」が横行するのである。
— 石平太郎 (@liyonyon) June 25, 2021
八木秀次氏が「憲法上、天皇陛下は国民全体を超越してまとめられ、統合するお立場である。(西村長官発言を)五輪を中止に追い込みたい人々は必ず政治利用するだろう。これは陛下のお立場としても望ましくない。『拝察』発言は表に出してはいけない言葉だったのではないか」。全くその通り。
— 加藤清隆(文化人放送局MC) (@jda1BekUDve1ccx) June 25, 2021
陛下の立場として望ましくない、拝察すべきでないとの主張が並べられましたが、普段、憲法改正を主張する連中が、この件だけ陛下の政治的発言は相応しくないと述べているのは滑稽としか言いようがありません。そもそも上の拝察の内容にしても政治的主張などどこにもないのですがね。むしろ責任を痛感した上で、感染防止に努めるよう政府が尽力すべきではないのか?
勝手に拝察しやがって!!と宮内庁長官への批判が集中してますが中には、陛下へ矛先を向けた過激なツイートも見つかりました。
https://t.co/hB6LGkzMLB
— もへもへ (@gerogeroR) June 24, 2021
これは絶対だめだ。五輪反対だろうが賛成だろうが与党支持だろうが与党不支持だろうが、天皇が政治的なことを聞こえるように語ろうとしたらぶん殴らないといけないし、宮内庁が表に出ないようにしないといけない。
またまた不敬かもしれんが
— 🇯🇵神国日本🇯🇵愛国保守🎌反日日本人は追放 (@fit0004) June 29, 2021
国民に選ばれた自民党に意見する天皇陛下はなんなんだ??
国民は自民党を選びました、黙ってなさい❗
天皇陛下がオリパラ開催へ強硬姿勢の政府に異例の“苦言” 10回も無視された「肉声」(週刊女性PRIME)#Yahooニュースhttps://t.co/V8H4bKHIRV
トランプや日の丸アイコンって保守層かと思われていましたが、どうやら違うようです。彼らは天皇陛下を敵対視した逆賊であることが推察されます。自民党は崇拝しているが、天皇は逆賊ですか・・・コロナ感染対策は口だけ放置しながら、自分らの利権は何が何でも死守する、これこそ反日逆賊ではありませんかね(笑)
自民党やそれを取り巻くシンパの正体が、今回の宮内庁会見で明らかになったのではないでしょうか?彼らは保守を名乗っていますが、それは保身であり、保守では決してない。天皇陛下の沈痛な思いを理解せず、自分たちに都合の良いように解釈する卑劣な連中なのです。
「両陛下はコロナ禍に苦しむ国民のことを第一に考えられてきました。ワクチンを接種される予定は公表されておらず“国民に行きわたるまでは、打たない”との意思が感じられます」
— 短足犬 (@Isogieyell) June 29, 2021
一方、行く必要もない訪米のために真っ先に接種した総理大臣。
https://t.co/4mXdiBOzhr
一か月後に迫った東京五輪で、今回の会見の真意が現われるかも知れません。その時政権やそのシンパは騒ぎ立てることになるのでしょうか。その時こそ彼らは正真正銘の反日逆賊として名を残すことになるでしょう。