2021年03月30日

嘘と詭弁だらけの安倍晋三と自民党の運命は如何に

既にツイッターで通知したように、週二の定期的なブログ更新は今月までなりますのでご容赦ください。しかし自民党政権が崩壊するまでブログは続けるつもりなのでよろしくお願いします。ところで下の報道もあるように早速政局の大きな動きを匂わせており、場合によっては記事更新が頻繁になるかも知れません。







野党への牽制なのか?随分意気込んだ発言ですが、それにしてもこの二階俊博幹事長という人、自分が解散権もってるかのように随分威勢よく捲し立てますね。こういうのを見ると党内、そして官邸を意のままに動かしているのが二階であることがよく分かります。しかし気に入らない質問をした記者に掴みかかったり、度々問題発言で批判を浴びたりとかなりの問題児なのですが、第二次安倍政権発足から8年以上にわたって自民党幹事長のポストを担ってきたのがこの男なのです。80過ぎの癇癪を引き起こすじいさんが、実質の実権を握り、権力を振りかざす自民党という政党の体質が今日の日本社会の衰退を齎す要因となったと言っても良いのではないでしょうか。

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今回も前回に引き続き、安倍晋三について取り上げたいと思います。二階も大概だが、安倍晋三ほど国会を蔑ろにし、行政を歪めてきた政治家はこれまで存在しませんでした。前回では河井夫妻の選挙違反における安倍晋三の関りについて取り上げましたが、当然ながらこれだけではありません。モリカケサクラの疑惑の中心にあり、国会において追及されると適当な方便で言い逃れ、118回もの嘘を付く悪態ぶり。その濡れ衣はいまだまったく晴らさず、議員辞職もせず今も平然と国会議員を続けているとは信じられない気持ちで一杯です。






日本語を壊すような言い逃れを平然と行ってしまうそんな安倍晋三ですが、保守政治家の第一任者として長らく崇められ称えられていたことはまぎれもない事実です。今でこそ私も反安倍やってますが、かつては安倍支持者であったという黒歴史がありました。拉致問題や安全保障・憲法改正では独自の主張を威勢よく振りかざし、声高に訴えるところが、安倍人気の礎を築いたと言えるのではないでしょうか。



ところが総理になるやその主張通りとはならず、公約はほぼ未達成。自分に疑惑の矛先が向けられると持病を理由に政権を放り投げる有様。それも二回も放り投げてしまうのですから酷いものです。持病と言われる潰瘍性大腸炎も医師の診断書もなく、自己主張だけですからね。どこまで嘘で固めれば気が済むのでしょうか?



肝心の経済政策も金融緩和をやりながら消費税増税という景気対策として真逆のことをやる始末。アクセスとブレーキを同時に踏んで一体何をしたいのか?いくら経済対策を主張したところでとても信用ならないレベルであったということです。これがきっかけで私は反安倍に転じましたが、多くの人もこれで見切りをつけたのではないでしょうか。



コロナ禍における10万円の給付は良かったとして、絶賛大不評のアベノマスク。あれやるなら給付第二弾やるべきでしたが、本当にセンスがありませんね。おまけに随契のトンネル業者が絡んでいてこれも疑惑付というおまけでしたからね。



安倍 写真.PNG



それでもいまだ保守界隈からの支持は高く、なぜか三回目の総理登板が周囲から囁かれているのですから信じられない思いです。一体この言い逃れ嘘付き男に何を期待しているのでしょうか?本人もその気になっているのか憲法改正を声高に訴えてやる気を見せているようです。






しかし改憲を訴える人が、既存の憲法も守らなければ説得力はありません。憲法53条に定められた野党の国会召集の求めにも応じず、数か月経ってようやく応じたかと思ったら掟破りの解散総選挙ですからね。それに自民党の憲法草案は国民主権と基本的人権が抜けており、非常に危ういものです。自民党のここ最近での政権運営を見ていると、改憲草案に沿うような国民を蔑ろにしたようにしか映りません。だから自民党が政権に居座り続けてはダメなのです。



本来であれば、河井夫妻と同様に牢屋に投獄されてもおかしくない安倍晋三、国会を蔑ろにし行政を歪めた罪は絶対に許されることではありません。しかしそれらが全くなかったかのように振舞える状況を見ると、日本社会そのものが歪められてしまっていると認識させられてしまいます。この先、安倍晋三や自民党は何事もなくやり過ごしていくことになるのか?それともそれが覆る大きな転換期が訪れるのか?力のない私たちは見守ることしかできませんが、転換期が訪れるためにも絶えず声を上げ続けていきたいと思います。


posted by yuuponshow at 18:50| Comment(2) | 安倍政権批判 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月26日

着実に敷かれる安倍晋三包囲網だが、強大故に難しい牙城陥落

昨年3月24日に当時の安倍総理は東京オリンピック・パラリンピックの一年延期を表明しました。もし今年延期か中止を表明するならばこのタイミングで出さなければならないはずです。これは3月5日付の当ブログでも指摘しましたが、後4ヵ月後に迫り、諸外国の選手・関係者・観客の受入る準備を考えれば開催・中止の判断を決めるボーダーラインになるからです。しかし延期・中止はせず、25日には聖火リレーがスタートしました。






日本としてはオリンピック開催に向け突っ走る決断をしたということです。しかしコロナの収束見通しは立たず、第4派襲来が叫ばれている中で本当にオリンピック開催など果たしてできるのでしょうか?この強硬な開催姿勢が後々、どのような結果をもたらすことになるのか不安でしかありません。

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法務大臣がかかわったとされる選挙買収事件で、逮捕勾留されていた河井克之元法相が釈放され国会に復帰したと思ったら、このタイミングで国会議員を辞職しました。併せて買収を認める発言をしていますが、下記のツイートにもあるようにどうにもきな臭い背後関係が見え隠れしているようでなりません。







いくら何でも買収を認めたのだから実刑を受けるでしょうし、国政に戻ってくるとは本人も考えてはいないでしょう。次の処遇を党に委ねて静かに国政を去るという感じではないでしょうか。しかし一連の流れを理解しているものであれば河井克之と案里夫人は使いの駒であり、本当に処罰されるべきなのは一億五千万円もの法外な選挙資金を与えて、自分の事務所の人間を選挙対策河井案里陣営に夫人を操作する首謀者は安倍晋三以外あり得ないのです。


安倍 写真.PNG



参議院広島選挙区には溝手顕正候補が5選しており、自民党の一議席は確実な情勢。しかしここに自民党執行部は急遽、河井案里候補を擁立しました。広島選挙区は2議席の枠でこれまで自民党と他政党で分け合っており、自民党が2議席独占したことはありません。そこに敢えて自民党候補を2人擁立した意味は、一方の候補者潰しに他なりません。溝手候補がかつて安倍晋三に向けて「もう終わった人」と切り捨てる発言をしたことを安倍が根に持っていて、この参院選のタイミングで溝手潰しを画策したと考えるのは当然と言えるでしょう。






それに協力したのが自民党幹事長の二階俊博。自党に属し、閣僚まで経験した河井克之に対して「他山の石」と表現して、党としてはもう関りのない人ですよと切り捨てたいようですが、さすがにこれはあからさま過ぎて世論の反発を生むことになります。しかし二階の権力があまりに強大になり過ぎて党の誰も苦言を呈することはできない。もはや自民党に自助能力は無いに等しいのです。



河井夫妻の買収問題は安倍晋三の私怨がもたらした大疑獄案件であることは間違いありません。それを裏付けるような新たな疑惑がアサヒ芸能から報じられました。






憎し相手を落としめるために手段を選らばずヤクザ依頼とは、ケチって火炎瓶を彷彿させるスクープですが、こうした背景が暴かれてきたということは裏で手を回して隠蔽することがかなり難しくなってきているのかなとも感じ取れます。そしてこれと連動するかのように「桜を見る会」の前日の夕食会の疑惑をすべて1人でかぶらされ、お約束の「略式起訴」による罰金刑で終わらせていた安倍事務所の元公設第1秘書の配川博之氏について検察審査会は「不起訴不当」と議決しました。






もはや検察への手回しも限界に来ているのか?このように安倍包囲網が着実に敷かれている状況ですが、果たして安倍に手が回るのか?政治力については我々の想像以上のものを持つモンスターであり、牙城を崩すのは並大抵ではありません。






しかし手駒だけが牢屋にぶち込まれ首謀者がお咎めもなく今も元総理としてフィクサー気取りとは何とも不条理なものです。このままお咎めなしなど絶対に許してはなりませんが、ご本人はツイッターを再開しており何ともお気楽なツイートを発しております。果たして安倍晋三の逮捕はあるのか?なければ日本の政治行政司法は二度と機能することはないでしょう。




posted by yuuponshow at 18:20| Comment(0) | 安倍政権批判 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月23日

危機管理能力のないスガ政権に託して喜んで泥舟に乗って一緒に沈むことを望む人たち

すっかり文春からターゲットにされてしまい、今や時の人と言っても過言でない武田良太総務大臣ですが、先日放送されたTBS「報道特集」ではこのような場面がありました。






閣議後の会見に臨んだ武田総務大臣。ところが普段から政権批判している報道特集の金平キャスター自らが質問の挙手をしたところ、それを無視して他の記者を指名し、金平キャスターは指名されることなく後逃亡、予算委員会の質疑の後も出待ちしていた金平キャスターでしたが、何とたった一人だけ別の出口から逃亡していたことが分かりました。


こういうことしては天敵の報道特集の思うつぼ。むしろその罠に嵌ってしまった武田総相としか言いようがありません。気丈に立ち振る舞う余裕もなく逃げるしか頭になかったということでしょう。もはや風前の灯火状態の武田総相ですが、それでもまだ大臣辞職せず踏みとどまるつもりでしょうか?

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一方、武田総相の上司に当たる菅総理大臣はと言えば、自らも息子の正剛氏の不正接待もあり、自民党内からも不満が噴出している状況で政権運営は盤石とは言えません。コロナも五輪も対応が後手後手で頼りは政権に阿るメディアからの忖度支持率くらいでしょうか。30%台でも高いと言わざるを得ない今の酷いスガ政権ですから、このように次々と対応の拙さを指摘される記事が出されるのです。





この記事について、政権擁護派とみられるアカウントから発信した毎日新聞アカウントに大量の批判リプが寄せられています。もはや死に体かと思われていたスガ政権ですが、こういうのを見るとある一定の支持層がいるのだなと感じます。







彼らが毎日に対して批判しているのは、地震における官邸の対応基準に達していなかったというものです。このように毎日の記事を引用した政権批判ツイートにもこのような批判リプが寄せられています。



緊急参戦チーム.PNG

要するに基準に達していないから、わざわざ総理が官邸に入るなどしなくても良いんだよ!と言いたいのでしょう。だがこの岩上氏のツイートにリプをぶら下げたこのアカウントこそ、毎日の記事をよく読んで貰いたいものです。記事には下記のようにこのように書かれています。



毎日新聞記事:引用
菅義偉首相は20日に宮城県で最大震度5強の地震が発生した際、散髪のため東京・永田町のホテルに滞在していた。官邸や公邸には入らず、赤坂の衆院議員宿舎に帰宅した。関係者によると、政府の緊急参集チームが官邸に集まる基準に達しなかったという。



毎日新聞は基準に達していなかったことを踏まえて、敢えてこの記事を書いていたのですよね。では、なぜ記事にしたかと言うと、そもそも国の実質トップである総理大臣は危機管理に対応できるよう公邸に住むことができるようになっています。公邸は官邸と隣接しているので万が一の時に総理大臣は即座に危機対応における指揮を執ることができるのです。


ところがスガ総理は私邸住まいを選択したので、危機管理の対応の際にはタイムラグが生じる可能性が出てきます。これは前総理の安倍もそうでしたが、何度となく野党からなぜ公邸に住まないのか?と問いただされています。


批判リプの指摘通り、確かに基準に達してないので官邸に入る必要は出てきません。しかし震度5強と結構大きな揺れで、津波1メートルの警戒報も出ていましたから万が一に備えて官邸入りしておいて情報収集しておいた方が良かったのではないでしょうか?それにスガ総理自身、危機管理対応が優れている総理大臣とは到底思えないのですがね。






突っ込めそうなところには勇んで突撃する自民党工作員共でしたが、却ってスガ総理の危機管理能力の欠落ぶりが露呈されたように思います。総理擁護も結構だけれど、甘やかしてきた結果がこの有様です。良くも悪くも一国のリーダーなのに厳しいことを言わないとますます付け上がってしまい万が一の危機対応などできる訳がありません。それでもスガ政権に託して喜んで泥舟に乗って一緒に沈むのを望むのであれば何も文句はありませんが。
posted by yuuponshow at 18:40| Comment(0) | 自民党工作員 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする