2021年01月29日

最低レベルに陥るまで国民への支援はしない美しい自助の国ニッポン

今週から予算委員会が始まりましたが、スガ政権におかれては緊急事態下にあるという緊迫感は微塵もなく、答弁も覇気なく官僚がつくった作文をボソボソと読んでいるだけという相変わらずの酷いものです。その上で国民感情を逆撫でする発言も飛び出しました。ワイドショーなどで取り上げられるなど大きな波紋を呼ぶこととなりました。







この答弁の元となったのが、定額給付金を含む全国民に向けた支援金は貧困層も含めて今後一切支給しないと述べた政府の方針を受けてのものでした。ならば国民を見殺しにするのか!?という野党の追及に生活保護というワードを思いつきで発したと思われます。このスガ総理は相変わらず自助なる言葉を使いたがりますが、コロナウィルス感染拡大による経済崩壊が進んでいるなかで、今は自助だけではどうにもならない事態にまで陥っているのにまだこんなことを平然と言ってのけているのだから恐ろしいです。







水際対策とやらでことごとく申請を却下している手続窓口、また受給資格があっても扶養紹介で身内に申請が知られてしまうのを嫌がって申請しようとしない人もいる。それらの問題点をスガにぶつけても現場の判断とか言って逃げまわる始末、スガが生活保護という言葉を使ったのは言い逃れのための詭弁でしかないということがまるわかりです。



生活保護 片山さつき.PNG



自民党の先生は生活保護は生きるか死ぬか瀬戸際の人間だけが貰うものだと断言しています。ならば仕事がなくなっても貯金を切り崩して周囲の援助が見込めないギリギリの人しか受給資格はないということなのです。国家非常事態に陥っている国民に向けて、最低レベルギリギリの状態に追い込まれるまでは支給しないということを言っているのですよ。保護基準まで引き下げてよくも言えたものです。






こんな国は他にはありません。いずれにしろ緊急危機時において国民に支給しないと言い切る自民党政権には託す訳にはいきません。これで政治に関心のない人でも危機感目覚めたことでしょう。これで目覚めなければ考える能力のない家畜同然です。







金は取るが出さないと公言しているスガ政権は国民を守ることはしないし、逆に生命の危機に追いやることしかしないこの政権を倒閣するしか生き残る道はありません。


posted by yuuponshow at 17:15| Comment(0) | 菅義偉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月26日

定期的なPCR検査と即入院措置の石原モデルが叶わない日本国民

コロナウィルスの猛威が国会議員にも及んでおり、これまで9名が感染していますが、先日も自民党の石原伸晃元幹事長がコロナ感染により医療施設で入院しました。体調面など心配する声が募るのかと思いきや、その逆で批難の声が大きいようです。







PCR検査をこまめに受けて、陽性と分かれば即入院の措置はコロナ感染者における迅速で素晴らしい対応モデルです。しかし今の日本ではコロナの症状が疑われても入院どころか検査さえしてくれません。こうした本来やるべき措置が優遇措置として非難されることになるのです。おまけに石原氏は感染発覚後の事実関係が明らかになり、それが火に油を注ぐこととなりました。








コロナ専用の病室なので、恐らく自費で賄ったとしてもそれほど大きな額にはならないはずです。無症状者である石原伸晃氏がこの最上級のお部屋で快適に過ごし、症状が出て苦しんでいる国民には入院すらさせて貰えないのですから不公平感を抱かずにはいられません。



そして驚くべきは緊急事態宣言下で会合・会食して、同席した坂本哲志大臣が濃厚接触者でありながら、待期期間を要することなく国会に出席していることです。国会でこのことを指摘されても坂本大臣は謎諭を展開して濃厚接触には当たらず、と言わしめ、上司であるスガ総理も状況を把握していながら「大臣を信じる」と信じがたい庇い建てをしてしまっているのですから、この政権には危機管理能力は勿論のことモラルも常識も微塵も感じられません。





話を石原伸晃元幹事長の話に戻しますが、重ねて言いますが本来であれば新型コロナの対応としては正しい措置なのであり、批難される筋合いなどないのです。









こうした事例が後を絶たず、現在国内でのコロナ感染の自宅待機者は全国で3万人を超えており、その自宅待機中に死亡した例が今月だけでも75人も出ているのです。無症状でも自宅療養は命を落とす危険に晒されます。皆いつでも何処でも検査出来て、安心を担保して、危うい人が治療を受けられる、そしてすぐに入院出来る石原元幹事長のような対応が望ましいのです。



上級国民 即入院.PNG



病床を増やす、陽性になったら即入院させる、PCR検査を定期的に受ける。これらの当たり前の対応がなぜできなかったのか?コロナが発生してからどれくらい経ったと思っているのか?感染を蔓延させるGoto事業や外国渡航者を積極的に受け入れる一方で、満足な入院環境を整えられない日本政府の怠慢と無策ぶりが今日の惨状を招いたと言っても過言ではありません。いざ自分たちの生命が危ぶまれ、望ましい対応モデルを施したら上級国民と揶揄されてしまう。こうしたことが表面化する歪んだ社会構造がスガ自民党政権が築き上げた格差社会なのです。

posted by yuuponshow at 18:30| Comment(0) | 新型コロナ・ウィルス問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月22日

手厚い補償を打ち出す米バイデン政権と相変わらず自助を強要するスガ政権

参院選買収の容疑で逮捕起訴された河井案里議員の判決が東京地裁で判決が下され懲役1年6月、執行猶予5年の判決となりました。確定すれば案里議員は当選無効となり議員失職となります。


案里側は判決に納得していないようで控訴を検討しているようですが、収賄の証言や証拠盛りだくさんですから時間稼ぎしているようにしか見えません。こんなことで時間稼ぎなど世間の反発は増すばかりで今後の議員活動再開にも大きな支障になるのだからすみやかに議員辞職するべきでしょう。



それと自民党は議員辞職勧告くらい出せば良いのになぜできないのでしょうか?そして河井夫妻に1億5000万円もの巨額選挙資金決済の判断を下した安倍前総理や二階幹事長、スガ前官房長官、これらの責任は果たされにぬままです。間違いなく絡んでいるのだからこのままトカゲの尻尾切りを許してはなりません。

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話は替わって、アメリカは紆余曲折しながらようやく新大統領ジョー・バイデンが就任しました。当選してから不正選挙と騒がれてましたが、これは米国内で論争するべきであって日本人が首を突っ込んでもしょうがないことなのですがね。にもかかわらず日本人のトランプ支持者は本国よりも熱く焚きつけていて見苦しい言いがかりや陰謀諭論争がいまだ続いています。





しばらくは上記のようなトランプ支持者のフェイクに踊らされた哀れなツイートが拡散されることになるのでしょうか。こういうときには優しく突っ込んであげてくれると目が覚めるのが早いかも知れません(笑)








バイデンが中共の手先やら色々言われてますが、どちらにしても日本よりも米国優先であることに変わりはないのですからバイデン政権と対峙していく方策にシフトするべきではないでしょうか。そのバイデンは中共よりも自国政策優先しているようで、就任早々コロナ禍における米国民への手厚い救済措置を打ち出しました。








アメリカはこれまでトランプ政権においても、手厚く十分な救済策を打ち出しておりましたが、新大統領バイデンも間髪入れずに手厚い追加補償を打ち出しました。口の悪い奴は人気取りだと頓珍漢なことを言いそうですが、自国民のために働いてくれるトップは支持されるものです。世界中各国が自国民のための政策を打ち出しているのにわが日本はどうでしょうか?







救済する考えはない我が国の政府、そのくせ理不尽な罰則を設けて自国民を陥れようとしているのだからこんな国に生まれてしまった国民は不幸でしかありません。アメリカにできて日本にはできない違いはなにか?要はやる気の違いです。救済する気がないスガ政権支持率の凋落は至極当然の動きなのです。



バイデン スガ.PNG



トランプに熱心なのも結構ですが、日本人ならば自分の国の政府のケツを叩くべきなのですがね。いつまでも陰謀諭にとらわれて周りが見えなくなってしまっているのでしょうが、自国政府の不誠実ぶりに目もくれずアメリカにばかりうつつを抜かす、こうした連中はかつて安倍政権を熱狂支持していた連中であること。保守と謳っていた連中なのだからとんだ売国奴でしたね。


posted by yuuponshow at 18:40| Comment(0) | 菅義偉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする