2020年09月15日

野党共闘は大丈夫か?新国民民主党の動向に注目

大手メディアだけが大いに盛り上がった出来レースの自民党総裁選は菅義偉が新総裁となり、後日首班指名を受けて内閣総理大臣となることが確実となりました。気になる党や閣僚人事も二階、麻生が引き続き重要ポストに留まるそうで、安倍禅譲政権の名に違わぬ代わり映えの無い顔ぶれとなりそうです。



総理としての資質はこれから見定めなければなりませんが、これまでの官房長官時代の言動や振る舞いを鑑みれば決して国民への期待を抱かせるものではないと思っておいた方が良いと思います。安倍応援団や自民党シンパは安倍同様、菅の持ち上げに躍起ですが、一体何を期待できるのか売国してくれるのが楽しくて仕方ないのでしょうか?








そしてこの総裁選では異例の動きがあり、菅陣営が根回しして2位争いをしている岸田に票をまわしたことが報じられています。



岸田に票をまわす.PNG




石破に浮上のきっかけを一寸たりとも与えたくない。そういう安倍禅譲総裁の思いが伝わるような動きですが、こうなるともはや選挙の体を成していませんね。傍から見てるとここまで徹底的に石破を叩き潰す行為は異常であり、自民党の負の側面が垣間見えるような思いです。しかしこうした動きが報じられることは菅にとっても自民党にとってもイメージダウンであり、この先の政権運営の危うさを感じずにはいられません。






こうした強権政治も厭わない自民党政権に対して、野党の動向を見てみると、野党第一党の立憲民主党は国民民主の合流組を入れて衆参150名に迫る大所帯となりました。しかし党人事を見ると代わり映えもなく自民のことを言えたものではありません。政権支持率の通り期待の無さを表しています。







あれだけデタラメな自民党が安定政権を築け続けていたのは旧・民主党勢力が野党第一党にとどまっていることも一因に挙げられるでしょう。旧民主党政権時代の総括もなく、おまけに当時の執行部がそのまま中心に居座っているようじゃ与党に脅威など与えられる訳がありません。消費税減税や廃止もあまり乗り気ではないようで、人は増えたけどどうにもやる気が見えず自民党の互助会的な雰囲気は否めません。




一方、合流立憲に議員を多く奪われ、少数勢力となった新・国民民主党は党首は玉木代表がそのまま留まることになりました。僅か15人の少数政党となりましたが、消費税減税や反緊縮、積極的な財政出動と言った経済政策は新・立憲党とは棲み分けができた形で政党としての色が打ち出せたように思います。勢力は小さくなりましたが、こうした党の方針を見ると国民民主党の方が魅力的に映ります。




しかし国民民主党側にも懸念材料があります。野党連合を拒否して自公や維新と連携を図る可能性です。実際に玉木代表の新党発足の挨拶ツイートにぶらさがるリプを見ると、立憲と協力すべきでないとのコメントが数多く散見されているのです。













上のリプ主連中は立憲との対立を煽って何がしたいのでしょうか?まずは国民民主党の経済政策を実現させるために、真逆の政策を推し進める巨大与党を倒さなければならないことくらい誰でも分かることでしょう。単体でやっていくには少数すぎてまず無理です!立憲も自民と同じようなもんですが、まずは自民党政権を倒すため一致協力に徹することが大事なのです。分党によって議員やサポーター間で対立を生んだことは弊害でしたが、しかしそれでは自民党政権は倒せない。わだかまりはあるでしょうが、棲み分けできてすっきりしたところで、来るべき総選挙に向けて野党連合としての選挙協力をすべきであるし必要不可欠なのです。




先ほど申し上げた維新や自公との連携の可能性ですが、これは少なからず否定はできません。党内では立憲はもとより共産党との連携に否定的な空気がありますから。この点のわだかまりを大人の対応で抑えて、舵取りを誤らずれいわ新選組との共闘や野党連合というアイテムを上手に利用すれば躍進する可能性は極めて高いと言えます。新・国民民主党が埋もれるか躍進するかは今後の行動次第であると言えるでしょう。
posted by yuuponshow at 18:54| Comment(0) | 旧・民主党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする