夢を持つのは大変結構ですが、その前にコロナや、福島原発処理、災害対策、年金問題、貧困救済、生活保護、拉致問題、モリカケ桜や、消えた3本の矢の行先、赤字国債、五輪招致疑惑、北方領土帰らず、中曽根氏葬儀…、などなど無限にある日本の地表問題解決を急いで欲しい。 https://t.co/mTLWWjZ4lG
— 清水 潔 (@NOSUKE0607) September 28, 2020
国民のための政治とは国民に夢や希望を抱かせるものではなく、直面している現実問題について真摯に向き合い対処して取り組むべきではないのか?何かしらやってる感じを見せつけアピールするだけのこの内閣には夢や希望も見出すことはできません。それでも何故か高支持率キープの菅内閣ですが、いい加減そうした虚像に惑わされる国民性では本当に救いようがありませんよ。
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国民目線とは決して言えない菅内閣、そうした空気は内閣だけではなく自民党全体に蔓延しているようにも思えます。その象徴的とも言えるのが先日またしても物議を醸す差別的発言を仕出かした杉田水脈衆議院議員ではないでしょうか?
こんな妄言を繰り返す人が
— 東京新聞労働組合 (@danketsu_rentai) September 26, 2020
いったいぜんたいどうして国会議員になれるのか。
これも安倍政治の産物だ。https://t.co/OVOsDhV379
この報道を目にしたとき「またか」と思いました。杉田議員と言えばこれまで数々の女性やマイノリティーへの蔑視発言が批判に晒されることとなり、そうした蔑視発言をまとめた寄稿記事が元で新潮45を廃刊に追い込んだ前科があるのです。「〇〇は女として落ち度がある」「セクハラやモラハラなど騒ぎすぎ、社会が萎縮する」「シングルマザーは自己責任」「LGBTは生産性がない」他にもあげればキリがありません。またかという感想だけで終わらせてしまうことも問題です。自民党が彼女を大事に庇って処分も下さず放置しているから同じような舌禍を繰り替えしており、これを放置する自民党も同罪です。しかし今回の「女性はいくらでもウソをつく」という発言は本人が否定しています。
昨日、一部で私の発言についての報道がございましたので、ご説明いたします。
— 杉田 水脈 (@miosugita) September 26, 2020
まず、報道にありましたような女性を蔑視する趣旨の発言はしていないということを強く申し上げておきたいと存じます。
(ブログ本文より)https://t.co/xTaAj6DPiy
さすがに騒ぎが大きくなってきたのと、身内の会合だから誤魔化しが効くとの目論みもあって言っていないことにしたいのでしょう。この主張を信じ込んだ自民党シンパ共は反撃を開始し、杉田議員を批判するインフルエンサーアカウントに突撃し、証拠を出せ!通報するぞ!と脅迫リプライをぶら下げるのでした。
杉田議員がそのような発言はしていないと否定されていますが、その上でなお抗議し謝罪・辞職を要求する活動ということでしょうか?
— smartpapa.x(弱アークス、コスモ貴族主義者) (@SmartpapaX) September 26, 2020
発言の真偽を確認する必要は無いということですね?
本当にそれでよろしいのでしょうか?
デマが確定すれば、賛同も同罪になりますね!
共同通信の記事には「複数の関係者」という怪しい表記しかありません。
— SkyNex (@skynex4) September 28, 2020
ソースは共同通信の記事だけで、杉田議員はTwitterでも発言を重ねて否定しているのに、
「まず自ら話すべきだ。」は意味分からないし、発言の事実も確認出来ないのに、
「貴女が発言したという言葉は重い。」はおかしいですよ。
本人が否定しているので次は共同通信が確かに杉田発言があったというエビデンスを出す番です。
— 日本が好き🇯🇵 (@japanlove2019) September 26, 2020
それをしていない今現在この記事はガセネタという事になります。
彼らからすればアイドルでありファンのような存在の杉田の言うことを信じたいし庇いたいのでしょう。この異常とも言える食いつきぶりを見れば痛いほど分かります。だがね、繰り返しになりますが、彼女は数々の女性やマイノリティーへの蔑視発言を繰り返す常習者であることに疑いの余地はないのです。一回くらいなら誤魔化せるかも知れませんが、もはやそういうレベルではないのですよ。
これ全部、自民党の杉田水脈議員による発言。
— 大神ひろし (@ppsh41_1945) September 27, 2020
こんな人間が与党議員とか終わってるな。 pic.twitter.com/H9aJA8FKD1
次に言ってはいないという言い分を検証してみましょう。まず、問題の発言があったとされる自民党の部会に出席した数人の自民党議員から証言を得ていると報道関係者が漏らしてますが、現時点では証言した自民党議員の名前は明らかとなっていません。しかし報道ソースは最初に報じた共同通信だけではなく、地上波、新聞あらゆるメディアで報じられているのです。フェイクと決めつけるには無理があるとしか言えません。そして閣僚からもこのような苦言を呈されてしまいました。
杉田水脈氏の発言「努力踏みにじる」 橋本聖子氏が批判 https://t.co/CZ2qb9XbkJ
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) September 29, 2020
党や閣僚内でも杉田発言が問題視され懸念されていることが伺える見解であると言えます。こうなった以上、杉田議員には出るところに出て頂いてきちんと事の顛末を説明して貰わなければなりません。自分で言っていないと言い張っている以上、反論もできないブログで言いっぱなしは許されません。それも公人なのだから騒ぎを起こした発言者として身を弁えるべきだと思うのですがね。果たしてできるのでしょうか?これまで散々逃げを打って、釈明してこなかった杉田水脈さんは。

ともかく騒動が大きくなったことで、この舌禍議員に聞き取りするなり謝罪させるなり対処すべきではないでしょうか。党のトップが処分もせず放置したからこのようにつけ上がったのでしょう。橋本聖子男女共同参画相からの苦言が単なるガス抜きではなく党としてこれまでの蔑視発言を総括した上で何らかの処置をするべきなのですが、女性蔑視ぐらいで騒ぐんじゃねーよと中の人間は鼻で笑ってるかもですね。女性そのものの信用を自ら体を張って貶める差別蔑視の常習者を囲い、これまでの不祥事でも誰も責任も取らない自民党ですからどうしようもありません。