2020年05月29日

安倍御用芸能人では風は吹かず、つるの剛士の思わぬ誤算

黒川弘務元検事長の処分決定の経緯が安倍総理と森法相の説明で食い違う問題は前回冒頭で触れましたが、さすがに森法相に安倍主張の丸呑は無理だったようで、国会質疑にて森法相が安倍総理の指示であったことを認めました。稲田検事総長のコメントと併せてもはや言い逃れはできない、安倍の嘘がまた一つ明らかとなりました。







安倍総理の嘘は今に始まったことではありませんが、今回のについても言えることですが嘘も雑になってきましたね。巧妙に辻褄合わせをしていた以前とは違い単なる思いつきで言い逃れしようとしている。だから子分や官僚に無理が生じて誤魔化しきれなくなっている。この政権に係わりを持つだけでも相当リスキーであると言えるでしょうね。森さんには早く安倍の呪縛から逃れて楽になって貰いたいものです。








そんな安倍政権への批判は日に日に募るばかりなのですが、とある芸能人がツイッターで安倍総理お疲れ様と呼びかける運動を起こしていました。







芸能人がこぞって検察庁法改正に反対の声をハッシュタグで発してから劣勢を強いられることとなった安倍政権に追い風と言わんばかりに俳優のつるの武士氏が安倍総理にご苦労さまを皆で呼びかけようとツイートで発したのです。この呼びかけはに賛否両論のリプが寄せられることとなりましたが、つるのの巧妙なところは文中に元民主党で震災当時官房長官を務めた枝野幸男の名前を出していること。野党も称えつつ安倍さんを称えましょうと呼びかけていること。今はいがみ合っている時じゃない、皆で力を合わせてこの難局を乗り切ろうよという一見中立なようですが、政策批判した芸能人に釘を刺している訳です。







ところが震災当時にこのようなツイートを発したことを掘られてしまい、その公平中立を装う戦略に暗雲が漂うことに。有名人だったら過去ツイ掘られることもありますから用心しといた方が良かったですね。あたふたし出したつるのは逆切れとも言うべきこんな驚くべきリプを返しています。













それなりに対処を取らせてもらうとか、過去の不祥事を論うとか応戦したことで、みんなで仲良くやろうよという雰囲気ではなくなりました。そもそも現政権が真摯にコロナ対策に取り組んでくれれば良かったのに、検察庁法改正や種苗法改正とか関係ないことをこっそり推し進める火事場泥棒みたいなことやっているのですからね。マスクも給付金もいまだ届かず、そして持続化給付金はトンネル業者を介していたという報道も流れて驚きを禁じえません。







このような疑獄案件が次々と湧いているのに安倍総理に感謝とか能天気なことよく言えたものです。同じ芸能人からもつるのに向けて皮肉を込めたツイートを発されてしまうことに。







安倍さんを応援しようキャンペーンは安倍シンパやネトサポくらいにしか浸透しなかったようで、検察庁法改正反対の運動に比べればほとんどかすりもしないような状況でした。中立性を装ったのは良かったのですが、批判リプへの応酬は拙かったですね。数々の汚職疑獄案件や嘘について一切語ることなくすっかり安倍シンパとして浸透しているつるの剛士の影響力とやらも大したことないようですね。


posted by yuuponshow at 18:33| Comment(0) | 似非保守言論人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月26日

嘘を吐き続ける安倍政権を守るために誹謗中傷も厭わない自民党工作員

それにしてもよくここまで嘘をつき続けられるものです。安倍政権の守護神と言われてきた黒川弘務元検事長が賭け麻雀の不祥事で内閣から出された処分は訓告ですが、その処分決定の経緯が安倍総理と森法相の説明で食い違うという事態となりました。







安倍総理は検事総長が独断で訓告を決めたと言えば、森法相は内閣と法務省が決めたのを検事総長に呑ませて処分させたということで見解は明らかに異なります。さてどちらが正しいのか?仮に安倍ちゃんのが正しかったと仮定しましょう。賭博行為を認めこれだけ世間を騒がせた黒川に訓告はないだろうと言う世論の声が圧倒的になります。すると処分を下した検事総長に矛先が向かい世論の批判に晒されることは必至となります。稲田検事総長にとって激甘処分を下すメリットはなく検事総長としての立場を追われることに繋がりかねません。どう見ても森法相の説明でしか辻褄が合わないのです。




恐らく説明修正を余儀なくされアベ論を無理やり押しつけられることになる森法相はまたも無理筋論理矛盾した答弁を余儀なくされることでしょう。自分に火の粉が降りかからないためならどんな無理難題でも子分や官僚に押し付けて防波堤の役割を果たしてもらう・・・もうそんな展開など見たくもありません。




このような安倍総理に不満が募るのは至極当然のこと。直近の支持率下落を見ても分かるように信頼などおけないレベルであることは間違いありません。その声に危機感を抱いたのかアベシンパ共が思い返したかのように #検察庁法改正案に抗議します のハッシュタグをつけた芸能人へ八つ当たり的なリプを投げかけています。










ご覧のようにきゃりーぱみゅぱみゅへ向けた批判リプライの中に政治家とか政権批判というワードがありますよね。先日話題になった #検察庁法改正案に反対します というハッシュタグをキャリーさんも使っていたことからアベサポから睨まれることとなった訳です。ところが今回は先日亡くなられたプロレスラーの木村花さんへの誹謗中傷に対するコメントを発したに過ぎないのに、改正法案の件をぶり返す形で検察庁法改正批判したことへの恨みをぶつけられてしまうことになりました。



小泉きゃりーツイッター.PNG



多くの著名人がハッシュタグで拡散していたのにその中できゃりーさんに批判が集中したのは、普段政権や政治について語らなかったからだと思います。普段から政治問題を熱く語る識者じゃ歯が立たないから大人しくて影響力ある著名人をターゲットにする。そんな影響力ある芸能人に向かってデマとかもっと勉強しましょうとか言いがかりをつけて斜め上から能書き垂れる見識の浅い痛い連中なので印象操作で貶めようとしても、逆に彼らへ向けて大量の批判リプライが押し寄せ返り討ちに遭う展開になりました。







きゃりーさんを守ろうとの有志が募ってハッシュタグまでつくって批判リプライへのカウンター攻撃が功を奏し、批判リプを投下しずらい状況となりました。町山氏のリプはまさにその通りで、政権批判と誹謗中傷を一緒くたにして、あんたも総理に誹謗中傷してるだろーとの理屈は通用しません。政権批判できないならば消費税増税も移民もTPPも白紙委任しなければならないのか?政治に口出しするなとかまったく恐ろしい言論封鎖社会ですね。







そしてきゃりーぱみゅぱみゅへ向けた批判リプ攻撃の仕掛人であることがバラされた有本香女史、ツイートをエゴサーチして手下にけしかけるとか多忙な芸能人に対して迷惑甚だしいものです。ところが因果応報とも言うべきか女史の手口を著名人に吊るされその悪事が広く拡散され挙句に無知を晒されることとなりました。有本香ってこんなに卑怯で酷い女なんだと知れ渡って今後のお仕事に影響しなければ良いのですが(笑)












言われなき誹謗中傷で命を落とす痛ましい事件がおこりました。誹謗中傷した連中はテレビの中の世界を現実世界に投影させターゲットの木村花さんをゲーム感覚で攻撃していたのでしょう。ところがメディアで報じられることで事の重大さを認識しツイートを削除することに。しかしもう遅い、削除したアカウント達にはきっちり断罪し謝罪させなければなりません。きゃりーさんへの攻撃も誹謗中傷そのものであり、この事件と本質は同じです。だから悪質な自民党工作員からきゃりーさんを守ろうという運動が起きたのだと思います。



政権批判憎しで芸能人に突っかかったは良いが、却って反発を生み反撃を喰らうことになったのは痛快でしかありません。このような無能な働き者共に守られるアベ政権の運命もそう長くはないものと感じています。
posted by yuuponshow at 18:09| Comment(0) | 自民党工作員 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月22日

黒川辞任からアベ包囲網が急加速!政権終結も近い!?

突如として舞い込んだ黒川弘務検事長の賭け麻雀報道ですが、その経緯があまりに摩訶不思議です。コロナ禍の最中にあり感染リスクの高い中で、卓を囲んでいたのがリークされるリスクが高い産経・朝日の記者3人と、で麻雀を行ったのが産経記者宅でリークしたのも産経側、何か自らスキャンダルに飛び込んでいったような行動に見えますが、後に何度も記者連中と卓を囲んでいた常習者であることが分かり、この間ずーっとマスコミから守られていたということになります。もはやマスコミは権力監視の機能は果たすことができなくなり週刊誌などの外部機関がその役目を果たしているという構図があらわになりました。







検事庁法改正反対の圧倒的な世論の声に押され与党が断念したのがつい数日前の話です。この法改正は黒川検事長の定年延長が絡むいわば中心人物、その中心人物が瞬く間に消え去ってしまう。政治腐敗を暴いた映画「新聞記者」を彷彿させるというかそれよりも複雑で難解で驚くべき展開と言えます。



官邸の策略かはたまた想定外だったのか?そういう声が錯綜してますが、官邸の出した処分はほぼお咎め無しの訓告処分でした。退職金返還も給与返還もない激甘処分に当然世論は大反発ですが、反発覚悟で再調査を拒否したということは、黒川氏に対するこれまでの政権への貢献と口止め料込みであれば納得ですね。








しかし安倍総理や森法相への責任追及は避けられそうもなく、これまで矢面に立たされ釈明に追われてきた森まさこ法相が遂に弱音を吐いてしまうことに。辻褄合わせにもならない言い訳をさせられている森法相としては一刻も早く楽になりたいでしょうが、強く慰留とは名ばかりの恐喝脅しがあったのかも知れません。逃げ得は許されず安倍からの呪縛は逃れられない森法相に少し同情しそうです。







そして官邸は、検察庁トップの稲田検事総長に責任を擦り付け辞職を求めているとの驚くべき動きを匂わせています。検事長の任命権者であり無理やりな閣議決定で黒川検事長を延命させた内閣トップと法相の辞任を求めるのが筋なのに本当であればまったく理解に苦しみますが、河井夫妻の捜査指揮している稲田検事総長を今このタイミングで辞めさせる訳にはいかない。それでも官邸が稲田検事総長への圧力を増すのであれば検事庁法改正以上に世論の大反発を生みだすことになるでしょう。








この事件は河井夫妻だけではなく、首相官邸、すなわち安倍総理自らに拘わる疑惑も含まれており、河井夫妻逮捕となれば当然安倍総理にも捜査のメスが及ぶことになります。







そして有耶無耶にされ、コロナ禍で掻き消されていた桜を見る会問題で660人の大弁護団が安倍総理を公職選挙法と政治資金規正法で共同告発されることに。かつてこのような大規模な訴訟を起こされた総理大臣など存在していたでしょうか?黒川という官邸の守護神を失い検察総長との軋轢が生じるこのタイミングでまさに泣きっ面に蜂状態、明らかな脱法行為なのに説明責任を果さず逃げ続けた当然の代償とも言えるでしょう。



コロナ禍の収まらない中、こんなことをやってる場合か!?というアベサポの声が聞こえてきそうですが、そのコロナ対策もままならず、法をもてあそび、多くの人間に罪を着せる総理大臣など必要でしょうか?一刻も早く引きずりおろさなければならないと強く断言しておきます。




posted by yuuponshow at 18:30| Comment(2) | 安倍政権批判 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする