平成28年2月、自民党政調会長だった私は、LGBTの方々が自分らしく、人として尊重され、活躍できる社会を実現するため、特命委員会を立ち上げた。今、この委員会ではLGBTの理解増進のための議員立法の作業中だ。私は多様性を認め、寛容な社会をつくることが「保守」の役割だと信じる。
— 稲田朋美 (@dento_to_souzo) 2018年7月24日
このツイートを発する要因となったのは自民党の若き女傑・杉田水脈のLGBTは生産性がないとの文献を雑誌に寄稿して批判が殺到したことを受けてのものでしょうが、かつて「国民の生活が大事なんて政治は間違っている」と仰せられた稲田朋美が寛容な社会と言われても違和感ありまくりです。稲田女史と言えば杉田に引けを取らない失言女王として君臨していましたが、まぁ杉田女史に同調するのは火の粉を浴びるようなもんですから異を唱えとくことで政治家として体裁を保つ意味で賢明と言えるでしょう。
ところが、失言女王がまたやらかしてくれました。
あらら、護憲を「憲法教」とか揶揄しちまって(本音だろ?)、国会議員の憲法擁護義務違反と批判されたら、即「証拠隠滅(ツィート削除)」ですよ、稲田さんったら。まるで杉田さんにソックリ。#稲田朋美 #安倍晋三 pic.twitter.com/A3GCvbGj2B
— ぴゃんぴゅんぴょん。 (@daniel_monamour) 2018年7月30日
護憲派を憲法教と揶揄するその感覚、単なる活動家ならともかく国務大臣や党の要職にあった者とは思えない大失言です。このツイートさすがに本人もまずかったと思ったのか削除したのですが、スクショで拡散されてしまうなど波紋を呼んでしまい新聞紙面にも掲載されてしまいました。
まだ数える程しかツイートしていないのに早速新聞紙面を賑わすとはさすが自民党が誇る失言女王です。杉田水脈という新鋭の女傑が賑わしていますが、やはり稲田のがインパクトがあり強いですね(笑)
それにしても稲田朋美がツイッターとはきち〇いに刃物を持たせるようなもので、下手すれば政権を貶める爆弾になりうる危険性をはらんでいるのですが安倍ちゃんのお気に入りですから腫れものに触わりたくないのか自民党で注意する人いないのでしょうかね。
そんな稲田朋美に愛想を尽かす保守層も出てきました。政治ブログランキングで上位圏内にいるこのブログ主は稲田をバッサリと切り捨てました。
遠藤健太郎オフィシャルブログ 女性議員を罵倒する稲田氏
(URL)
一部抜粋
防衛省内のことを何一つ把握できないまま退任した稲田朋美衆議院議員(福井一区)は、相変わらず経済財政政策としての文意も理解できない「弁護士崩れ」です。
人の足を引っ張るしか能がない石破茂衆議院議員(鳥取一区)はともかく、稲田前防衛相は他の女性政治家を見ると躍起になって悪口をいうので信用できません。共に入閣中、大先輩に当たる高市早苗前総務相の悪口を吹聴して回っていたのもバレていますよ。
安倍晋三首相に「日本初の女性首相候補」と持ち上げられてから勘違いしたのか、高市前総務相の悪口の出どころが稲田前防衛相と判明して以来、私はこの人を絶対に許しません。
お父様の故・椿原泰夫先生は、本当に穏やかながら力強い信念をお持ちで、私のような者にもすぐ話しかけに来てくださいました。だからこそ稲田前防衛相のことも応援していましたが、一民間人が大変な思いをして作っている(安倍首相の寄稿もあった)保守論壇紙の受け取りすらなぜかわざわざ拒否し、送り返しましたよね。全く信用できない政治家です。
かつては稲田朋美をべた褒めしていたこのブログ主ですが、三行半を突き付けるまでに至ったのもひとえに度が過ぎる失言の連発に他なりません。しかし杉田を都合よく解釈して擁護しているあたりこいつもロクなもんではありませんが(笑)かつては安倍の後継者として次期総理との呼び声も高かったのですが、かつての支持者から辛辣に批判を浴びることになりました。杉田といい稲田といい思想はともかく政治家としての資質は欠落していますから政治家として身を引くのが幸せのような気がします。
お気に入りの女傑二人のやらかしを他所に自民党総裁選三選が確実と言われる安倍ちゃんですが、自分が目を掛けた人間がこの体たらくでは三選後の政治活動は安泰とは言える状況ではないですね。