2017年10月11日

消費税そのものを総括しようとしない日本の与野党

総選挙の公示日を迎え、各陣営が本格的に選挙戦に突入しましたが、消費税の公約について改めて触れたいと思います。安倍総理が解散会見で消費税増税の必要性について信を問うと述べていましたが、8%へ増税したときに増税分はすべて社会保障に充てると言っていましたが、実は増税分の8割を赤字解消のため借金返済していたと明かにしました。つまり今まで嘘をついていたのです。そして今回それを見直した上ですべて社会保障に充てるそうですが、これまで嘘をひた隠しにしておきながら信用できる訳がありません。



増税分 社会保障 安倍.jpg



ところがこの会見以降消費税については自ら積極的に公言しなくなりました。理由は言わずもがな野党が皆、消費税増税凍結を訴えているのでそれを争点にされたくないからです。あの解散会見で北朝鮮有事への対応と共に述べた消費税増税はオブラートに包んだ形で有権者を欺きながら選挙戦を戦おうとする魂胆が見え見えです。



そして選挙情勢を有利に導くために安倍はリーマンショック級のことが起きればうんぬん・・と前回増税延期と同じ事由を挙げて増税延期をほのめかしています。しかしリーマンショックを心配する前に、国内の家計消費の大きな落ち込みを深刻に受け止めるべきではないのか!?増税したら家計消費の落ち込みは更に酷くなりますし、国民はいずれ消費税を上げられてしまうというマインドが働き、積極的に消費をしようとは思わなくなります。日々節約を心がける習慣が身に付き、それが世間に浸透しているからデフレから脱却できないのです。延期するから良いではなく消費税という制度自体を止めなければならないのです。



更に姑息なのが増税できなければ教育無償化はしませんよと増税と教育無償化を天秤にかけています。増税できなければ財源がないので何もできませんよとうそぶく自民党、プライマリーバランスの黒字化などする必要もないのに、そもそも全部社会保障にと嘘をついておきながら敢えてつくる必要のない財源に拘り消費税増税を正当化に導こうとするこの政党に夢も将来も託せる訳がありません。


しかしこの増税抑制発言と、野党の混乱が功を奏したのか直近での各政党の支持率では自民党が他野党を大きく引き離しています。







野党のごたごたは目に余りますが、これで熱気が冷めて投票率が下がれば寝ててくれればいいと願う自民党の思うがままとなり自民増税政権を継続させることになります。野党もただ単に凍結ではなく消費税そのものについて総括するべきです。これをやらなければいつまで経っても自民党の延期詐欺に付き合うことになり国民の消費マインドは冷え込んだままになりその結果、争点をはぐらかされるばかりです。有権者の大事な一票を投じる総選挙で票を投じたいと思える政党がないということは国民にとって最大の不幸でしかありません!!


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posted by yuuponshow at 18:31| Comment(0) | 消費税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする