2017年10月26日

議席大幅減の立役者、維新の足立康史の無様な居直り

今回の総選挙では小池百合子率いる希望の党の惨敗がメディアを賑わせていますが、同じく惨敗を喫したのが14から11まで議席を減らした日本維新の会です。元々のパイが少ないので惨敗すらマスコミで取り上げてくれないとは悲惨ですが、そもそも維新など自民党の補完勢力でしかなかったのですから日本のこころと共に自民党にでも吸収されるべき存在でしかありません。



なぜ日本維新の会が自民の補完勢力なのか?本来野党の立場というものは政権与党の進める政策を自分の党の政策と照らし合わせ、対案や異議を申し立てることが役目です。これにより議場に緊張感が生じ、与党側の権力監視としての役割を担うことになるのですが、維新は与党ではなく逆を向いて他の野党を攻撃しているのです。与党にとって追及に困っているところに助け船が出されて一息がつける、これでは健全な議場が運営できる訳がない。その維新の中でも最も自民党の補完勢力として活躍しているのが足立康史なのです。


足立康史.jpg



酔っ払いがくだを巻くような口調で民進党や共産党に敵意剥き出しで、与党への質疑そっちのけで野党攻撃を展開する足立康史。最近では森友・加計問題といった野党がこぞって追及する問題に対して逆に野党側に対峙する姿が有名となり、それが自民党やそのシンパから称賛されていました。確かに森友・加計問題では安倍総理への関与に結びつけるには無理があるし状況証拠も乏しいのですが、あまりに擁護し過ぎ。そんなもの与党側や官僚がきっちり説明すればいいだけなのに、忘れましたとか証拠は捨てましたとかあり得ないことを言うから世間から不審がられているのです。それを足立が下手な擁護をするから補完勢力と言われるのです。



この足立議員は総選挙に臨むに際し、このような勇ましい公約を掲げて支持層にアッピールしていました。








何とも勇ましい決意です。比例復活を辞退し退路を断つとは中々言えるものではありません!だがその勇ましい決意も及ばす選挙区での結果は落選となりましたので比例復活は辞退するかと思いきや、何とあっさり前言撤回となりました。








あの勇ましい足立せんせはどこに行ってしまったのか?ともかく偉そうにくだを巻きながら議員辞職を撤回することとなった足立議員はこれで説得力を失うこととなりました。身を切る改革と言いながら保身に走ってしまうとはこれこそまさに自分ファーストですね(笑)


国会質疑でまた立憲民主や希望の旧民進党の悪口言っちゃうと「お前、小選挙区で当選しないとバッチ返上するって言ってただろ」とか「筋通せよ」等旧民進党議員から野次返されて言い返せなくなってしまいます。何もかもブーメランとなって自分に突き刺さることになるのですがそれでも比例復活を辞退しないのでしょうか?


それでも「足立先生は国会に必要な人、民主や共産に対峙するのはやっさんしかいない」と抜かすネジが切れてるおかしな足立シンパもいます。ところがこの男、民進、共産などの左翼野党だけではなくいわゆる保守層にも攻撃を仕掛けており敵をつくっています。








有名なのが行橋市の小坪議員とのバトルですが、これは小坪議員のブログでも紹介されています。

維新・足立康史さん「小選挙区で落選したら比例枠返上」⇒ 比例復活 。身を切る改革はどこへ?(URL)



選挙中の候補者へデマを吹聴するも事実と異なるとバレても謝りもしない。







そういう自分は追求されると選挙期間中だからと相手に自制を促す








保守とかリベラルとか言う前にクズとしか言いようがありません。




日本維新の会は今回足立議員の活躍もありただでさえ少ない議席を更に減らすこととなりました。類は友を呼ぶというか足立の知り合いもロクなのがいません。







足立も度々出演している『報道特注』なる自民党本体かシンパ組織か分かりませんがその運営で賄っているインターネット番組のホストを務める生田よしかつってどっかの暴力組織組員なんでしょうか?追い詰めるって物騒ですね(怖)これらとも交流のある有本香にも言えることですがこういう柄の悪さも足立と似たり寄ったりと言ったところですからロクなもんではありません。こういうどうしようもないメンツが揃っている日本維新の会ですから立党した橋下徹ですらも三行半を突き付けられる事態となっています。







維新の丸山のドコが癪に障ったのか不明ですががブちぎれて、自らも維新の法律顧問を辞職すると言っています。






こんな学級崩壊のような様ですから近いうちに維新は消滅・解体となることは避けられません。足立や丸山といった自民補完勢力は今のうちに自民党への就職活動をしておいた方がいいと思います。彼らのこれまでの自民党への忠誠活動からして自民党も快く取り込んで貰えるでしょうね。

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posted by yuuponshow at 23:22| Comment(0) | 橋下維新の党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月23日

安倍政権を存続させた戦犯と今後の政局

10月22日に行われた衆議院総選挙は自公政権が圧勝という結果となりました。この結果は予想されていたとは言え、獲得議席の結果を目の当たりにするとさすがに落ち込みますね。しかしよく見ると解散前勢力図は変わりなく、野党間での議席の入れ替えだけしたようにも見えます。それでも圧倒的だった自公勢力を削ぎ落すことができなかったので負けは負けですね。



2017総選挙.JPG



原因は自公の信任ではなく野党のゴタゴタであることは言うまでもありません。解散当初自民党は勢力を削がれ50から100議席は減らすとの見方が大半でした。その受け皿となるべきはずだった小池百合子率いる希望の党の失敗の原因は「排除の論」だと言われていますがそんなもん単なるこじつけに過ぎません。最大の敗因は民進党との合流です。


たらればの話はしたくないのですが、もし民進の離党者だけの受け入れだけならば政治塾の新人と合わせても100は超えていたでしょう。政策や党の方針については明らかではなかったものの解散後の支持率を見ると自民党と双璧、メディアによっては希望の方が高いところもあり、希望の党が野党第一党となる公算が高かったのですから。


合流についてはどちらが仕掛けたのか分かりませんが、これに乗った段階で希望の党の惨敗が確定したと言えます。都ファのおときたなどの離反もありましたが、あれは大した影響はありません。大きなほころびとなったのが選挙戦突入してからの民進合流組による選挙後民進への再合流発言が飛び出すなど一体感の無さを露呈したことです。これにより不審に感じた反自民の票が逃げる形となり以降順調に支持を失うことになりました。



立憲民主党の存在も大きかったです。排除する段階でリベラル新党が旗揚げする公算は想定していたのに、自分たちの人気を過信してか立憲民主党から立候補すれば刺客を送り込むことを掲げ調子に乗ったことで野党同士の潰し合いが確定、結果自民が利することとなりました。これに従来の民進党支持者が反発し、日本人が好きな判官贔屓の感情も手伝って立憲民主党に票を奪われる形となりました。元々嫌われていた民進党の息を吹き返す結果となったのですから完全に裏目になりました。これにより右からも左からもついでにマスコミからも嫌われることになったのですからもはやどうにもなりません。それでもよく50議席もとれた思います。



今回自民党安定政権の立役者となった希望の党ですが、しかし考えてみると小池百合子一人だけでよくここまで立ち振る舞えたものだと感心します。違う結果になることも可能だっただけに今回の反省を踏まえてまた巻き返すことになれば自民にとって相当な脅威になるでしょう。



ともかくこの惨敗を受け党としての存続できるのかも焦点になります。恐らく希望で当選した者の中からまた立憲や民進に鞍替えする者もいるでしょう。そういうリスクもありながらの合流ですから今後更に悲惨なことになりそうです。



このまま潰れるか存続するかは分かりませんが、潰れてしまえばそれだけの政党だと言うことです。しかし大きな過ちを犯したとは言えこのまま潰すにはあまりにも忍びないです。反自民は左翼やリベラルだけではありません。今の自民党に不満を抱く保守層はたくさんいるはずであり受け皿は絶対に必要なのです。この失敗を今後活かせるかが鍵となるでしょう。



ともかく自民党に安定議席数をもたらしたことは大きな禍根を残すことになります。嘘をつきまくり経済を貶め続ける自民党の勢力を削ぐという選択はせず、多くの有権者は安定政権を選択してしまったのですから。これで2年後の消費税増税は確定、今回の総選挙は後で自公政権の勢力を削ぐべきだったと後悔する分岐点になりかねません。


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posted by yuuponshow at 17:00| Comment(0) | 国政選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月21日

おごり高ぶる自民党とそのシンパ共の暴言嘘

総選挙投開票日を翌日に控え、各陣営最後の追い込みを掛けているその時でありますが、政権与党の自民党は300議席を伺う圧倒的勝利確実という情勢です。それに調子づいたのか自民党議員からこのような暴言が飛び出しました。







敵対する野党(小沢一郎)陣営に対しこういうクズ的発言を平気で大勢の観衆の前で曝け出すのが自民党なのです。そしてそのシンパも下のツイートにあらわれているように丸山の発言を咎めることなく一緒に同調しているあたり救いようのない同様のクズであることがお分かりいただけます。こういう発言が揚げ足取りされて支持を失うという事態がこれまであったのに何の学習能力もないのですね。







自民党やそのシンパは思い上がり甚だしく調子をこいているというというのが良く分かるのがこの人です。


有本香.png


有本香女史が某ネットチャンネルで立憲民主党は政党要件を満たしていないとのデマを傲慢に垂れ流しています。








有本女史の言い分によると衆議院が解散した時点で議員ではなくなったのだから解散後に発足した前衆議院議員だけの立憲民主党は政党要件を満たさないということなのだそうです。ところが後で番組スタッフより解散前の議員数もカウントされるので政党要件は満たしているということ発覚しました。ところがこの有本香女史は謝罪しないばかりか「納得感の問題」とすり替えて持論を捲し立てることに終始していました。


立憲民主党など擁護するつもりはありませんが、当初希望に合流するという打算が合流を拒否された人間が党から立候補できない状況であるからこその措置であることは理解できます。ですので有本の言う納得感など偏狭した自民党やそのシンパでなければ到底理解できる訳がありません。これに乗じて一緒に番組に出ている百田尚樹は「違憲民主党」などと吹聴して悪態を晒しています。


この人の思考は謝ったら負けなんでしょうね。饒舌で早口で捲し立てる喋り方をする人ってプライドが高そうですし、誤りを指摘されても素直に謝罪できないのでしょう。このように偉そうに講釈垂れている有本香に応援されている自民党という政党の体質がよくわかると思います。



そう言えば昔安倍事務所の電凸が話題になりましたが覚えていますかね?




安倍事務所職員の傲慢体質を見れば自民党やそのシンパも同じ傲慢体質であることがお分かりいただけるでしょう。そんな傲慢体質の自民党が明日絶対多数の議席を獲得するのかと思うとお先真っ暗です(-_-;)



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posted by yuuponshow at 17:10| Comment(0) | 似非保守言論人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする