2017年08月30日

架空領収書が横行している自民党という政党の体質

昨日早朝の北朝鮮のミサイル発射、日本側の対策がJアラートのみでは正直心もとないと感じるのは私だけではないと思います。日本上空にミサイルをポンポン打ち上げられるとつくづく北朝鮮に舐められているなと感じますが、米国頼みの属国日本ではそれも致し方ないとしか言いようがありません。拉致までされて自国だけでは何もできないというのは非常にもどかしく感じます。独立した国家でなければこの国の未来はない、そう痛感させられました。



このミサイル報道に日本中が怒りを禁じえない中でホッと胸をなでおろしているのがこの方々ではないでしょうか。







ミサイル発射まで加計やらを差し置いて一躍注目だった自民党の橋本健神戸市議ですが、印刷業者から架空の領収書をゲットし政務活動費をかすめ取ったものの、それがバレてしまったことで観念して議員辞職となりました。橋本市議と言えば元SPEEDの今井恵理子参議院議員との熱愛報道で一躍時の人になりましたが、この熱愛報道がなければ一介の自民党地方議員の不正などメディアでも取り上げられなかったかも知れないことを考えれば有名タレントとの熱愛は高い代償になったかも知れません。


しかし自民党神戸は今月だけで橋本市議を含めて4人が不正発覚により辞任をしています。ただでさえ今井との熱愛で注目されていた橋本市議ですが、それ以外にも今月だけで4人の辞職とは自民党神戸市議のモラルはどうなっているのでしょうか?



自民党神戸市議辞職.png


自民党神戸だけではなく富山市での大量辞職など全国各地でも自民党地方議員が不正発覚により辞任しているという現状を鑑みれば組織ぐるみで不正が慢性的に横行していたことが分かります。自民党の国会議員も白紙領収書が発覚しても平然と「問題ない」と弁明してする有様。こうした詐欺的な架空請求書は自民党からすれば詐欺という認識などなかったのでしょう。


白紙領収書 稲田.jpg



さてこの橋本市議との恋仲である今井絵理子参議院議員、国会議員になる能力などないのに元人気タレントSPEEDというネームバリューだけを活かして自民党の客寄せパンダとなりましたが、不倫と恋仲の詐欺が明るみになったことで集票マシーンとしての機能は無くなってしまいました。スキャンダルまみれでは自民党としても使いづらいでしょう。となれば税金の無駄遣いなのでとっとと辞めて頂いた方が国のためなのですが、生活もあるので任期一杯(後5年)まで食いつぶすでしょうね。単なる名前だけの客寄せパンダに票を投じたことを有権者は恥ずべきです。



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2017年08月26日

安倍政権に身内から警告!自民党有志の勉強会が反安倍に転化する可能性も

政局は国会閉幕中の現在、野党第一党の民進党は蓮舫代表辞任に伴う9月1日の党代表選がありますが、誰が代表になっても世間は興味も関心も示されていません。それよりも党所属の議員が次々と離党している現状もあり、自民党の対立軸となるには非常に心もとない党運営を強いられることに変わりはありません。


一方の自民党も順風満帆とはいかず、加計問題の対応のまずさが尾を引いています。記録はない、記憶もない、資料は捨てた、官邸の入管記録もない、臨時国会も反対、招致も反対では真摯に反省などとは口先だけの出まかせと捉えられても仕方がありません。加計については少なくとも伏せていた資料の開示をするなどして解明させるよう努めるべきです。でなければ疑惑は払拭しないまま風評により加計関係者や通っている学生・父兄に多大な迷惑を掛けることになります。勿論疑惑と騒ぎ立てる野党やマスコミも問題ありですが、説明を怠る自民党にも責任の一端があります。



そんな自民党に党内からも不満の声が噴出しており、8月26日に自民党内で有志が募り「自民党を考える会」なる勉強会が発足しました。自民党所属国会議員40名が参加し、安倍総理の家庭教師だった平沢勝栄氏も連ねており、非常に興味深いメンツで構成されています。勉強会の議題は主に「アベノミクス」と言われる経済政策について質す内容が中心ですが、今話題の加計問題についても議題にあがるなどあらゆる政権に関する問題点を検証する勉強会となるもようです。今後の展開によってはあわよくば倒閣も辞さずという組織に発展する可能性もあります。







これまで一枚岩と言われた自民党ですが、こういう勉強会が発足することは足元が相当ぐらついていることが容易に想定できます。まだ参加者が少ないですが、支持率回復とならなければこの勉強会に参加する議員が今後増えてくるものと思われます。


党内のガス抜きと揶揄する声もありますが、今の安倍政権の政策に疑問を抱かない方がおかしいですし、こういう自浄作用としての動きが出てくることは当然の流れです。経済政策について厳しく糾弾して貰いたいです。てゆうかできなきゃ終わりですから!!この勉強会が経済政策についてどの程度突っ込みできるのか分かりませんが、少なくとも消費税減税、もしくは廃止の論まで出てくれば及第点です。








景気回復させるのに逆累進課税を強化させる消費税増税など未来永劫凍結させるべきであるし、しなければ日本の景気回復に繋がりません。この勉強会が主流派から外れた単なる窓際族の憂さ晴らしで終わるのか、はたまた倒閣の一躍を担う一大勢力となるのかは今のところ分かりませんが後者になることを願いたいと思います。




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2017年08月23日

やはり自民の補完勢力となる流れか、民進党前原が消費税増税を打ち出す

9月1日に行われる民進党の代表選挙は元代表の前原誠司枝野幸男の二人が立候補しています。野党第一党でありかつて政権政党であった民進党ですが、悲しいかな国民の大半にとってはどうでもよく関心を持たれていません。


民進党は本来リベラル色の強い政党であり、一応、保守政党と言われている自民党の対立軸として支持を集めて党の勢力を拡大してきました。その民進党が念願かなって自民党を下野させたのが2009年〜2012年の三年間、政権政党として君臨してきましたが、公約になかった消費税増税を突然打ち出して党内の増税反対派と仲違いしてまでも自民党と公明党で三党合意を結び、消費税増税法案を成立させたのです。


かつての政権政党として色々と批判されるべき案件はたくさんありますが、国民が最も怒りを買ったのが自民党と結託して行った消費税増税、これさえなければ多少の躓きがあってもこれだけ支持を失う要因にはならなかったと思います。左の方々が野党共闘せよと主張していますが、まずは政権政党時代の消費税増税法案の総括をしてからでなければ野党共闘などしても国民から信任はされることはないでしょう。



その民進党の代表選に出馬する前原誠司氏が消費税増税について容認すべきと匂わせています。





「将来世代にツケを残さない」「痛みを分かち合う」消費税増税派がこぞって使いたがるワードです。そんな前原に最悪の選択肢と批判のツイートが寄せられていますが、まったくその通り、前原が財源として消費税に固執している段階でもはや詰んでいるのです。


前原は本来保守派であり自民党と政策が同じ思想を持つ政治家です。そんな前原は消費税に関しても自民党と考えが同じでは消費税を争点にすることができなくなります。これでどうやって自民党との対立軸を生めるというのでしょうか?民主党政権がなぜ政権から追われることになったのかが理解できていないからここのような事を平気で口に出来るのでしょう。


民進党代表 争点.jpg


これならまだ(現状では)上げるべきではないと述べている枝野の方がまだマシです。ただ枝野も本来消費税増税法案に賛成票を投じている増税推進論者であり枝野のがちょっとマシかな?と言えるレベルです。それでも政権政党に返り咲くこともないので官僚に取り込まれることもないでしょうから取りあえず代表が枝野になれば消費税に関して争点とすることができます。


とは言え、民進党も政党としての寿命が尽きかけているのは間違いありません。そんな民進党の代表選を記事として今回取り上げたのも何とか自民党の対立軸になってほしいというよりも、賞味期限切れの民進党の支持者に早く見切りをつけるべきと訴える思いのが強いのです。自民党の補完勢力にならず、自民党に取って代わり消費税廃止を訴えてくれる政党が出てくれれば何よりなのですがね(^^ゞ

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posted by yuuponshow at 19:54| Comment(0) | 旧・民主党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする