しかし野党が自民党に取って代わる対抗馬とならない以上、現実的には安倍が退陣しても自民党政権が続くことには変わりません、ただ安倍シンパは政党内での首相交代すら許さず安倍の代わりがいないと、安倍晋三を徹底的に守りきるという姿勢をとっています。先日にはチャンネル桜が「頑張れ安倍内閣!」と称した街頭デモ活動を行っています。

こうした勢力が安倍を守る理由として挙げられるのが、「安倍の代わりに誰がいるのか!?」というものです。連中の安倍に対する買い被りは相当なものなのはよく分かりますが、では逆に安倍が突然死んだらどうするの?と問いかけてみたいです。安倍が死んだら日本は終わり、この世の終わりとでも思っているのでしょうか?
安倍の代わりなんている訳がありません。人間はそれぞれ独立・自立したものであり、思想信条も違うものです。安倍の代わりなど不要であるし探す必要もありません。むしろ安倍を崇拝することで消費税増税やTPP、移民政策といった売国政策が語られることなく推進させてしまった罪の方が深刻です。
そして安倍シンパが頑なに主張しているのが安倍政権による経済政策(アベノミクス)の成功と憲法改正を含めた安全保障の評価です。しかし安全保障に関しては中国の領海侵犯が民主党政権よりも圧倒的に増え、先日には津軽海峡にまで侵入するなど深刻な事態なのに何言ってんだ(#゚Д゚)ゴルァ!! と突っ込みいれたくなります。自民党シンパの有本香でさえも安全保障については後退していると言い切っているのにね。
有本氏「安倍政権、外交は高く評価するが尖閣問題は後退した」
— Dzimtene (@Japanas2draugs) 2017年7月19日
反日売国野党とメディアは論外だが、自民党とは中道左派から左派の集団。支那朝鮮米英露に従属している議員が殆どで安全保障と国防を深刻に考えている議員は本当に一握りだけ。戦後から今日に至るまで国防と国民の命を蔑ろにしている。 pic.twitter.com/OYLbpw7mlc
経済に関しては日銀の金融緩和政策は政権発足前から掲げていた公約であり、これに関しては有言実行し株高と円安と一応の成果はもたらしましたが、何しろ金融緩和の出口が見えず6回も目標到達時期を先延ばししているのですから酷いものです。一見、好転しているように見える株価相場も年金を相場につぎ込んだ意図的に作り上げた官製相場に過ぎません。
最後にネットで拾った安倍シンパの声を取り上げます。
安倍政権を失えば、金融市場参加者は失望して全面的な失望売りに走るでしょう。せっかく回復しかけた日本経済が再び失速してしまう。
何か消費税増税すると国債価格が暴騰してハイパーインフレになるとか言っていた人と同じ主張のように思います。現実的に自民党政権が続くわけだから突然政策を反転させるなどあり得ません。今の経済政策と反する政策で行くにしても金融緩和の出口戦略を投げ出せばパニックになるのは誰でも分かります。政権が民主党に変わるならまだ言い分は理解できますが、あまりに飛躍した主張です。
回復しかけた日本経済が失速とかもう失速してますがな(笑)消費税増税以降の消費低迷が何よりですから、この点を総括しないで景気回復などあり得ないでしょう。そしてこんな意見もありました。
安倍総理の維持こそが国益であり、国民の命と財産を守るための現実的で妥当な手段となっており構造になっている。
もはや支持というか神格化レベルです。こうなっては、安倍以外はすべて認められないということなのでしょうか。安倍が失脚したら本当にこの世の終わりとなるのかぜひ見てみたいものです(笑)