自民党本部のごたごた続きで情勢は極めて厳しいと言われている自民党ですが、本来この政党に票を投ずることなどあってはいけないのです。幸いここ最近の本部のスキャンダルまみれにより自民党の支持率が落としていますが、スキャンダル以前に自民党都議連のこれまでの所業を見れば壊滅させなければならない諸悪の根源なのです。
自民党都連内田茂幹事長のいじめに耐えられずに自殺した樺山都議の遺書です。写真。インタビューといっしょにご覧ください。pic.twitter.com/T0nDZHPJ17 / 猪瀬直樹が語る「東京のガン」https://t.co/4HT7VwnLNI #NewsPicks
— 猪瀬直樹/inosenaoki (@inosenaoki) 2016年7月13日
ドンが仕切る全体主義が蔓延した組織においてそれに歯向かう人間は執拗にいびられ排除されます。猪瀬直樹元都知事も自民党都議連との確執が取りざたされ徳洲会との癒着と政治資金規正法違反をすっぱ抜かれましたが、これも自民党都議連が暗躍したことによる猪瀬おろしが功を奏したと言えるでしょう。
猪瀬おろしが成功した自民党は次期都知事として忠実な駒を据え置くために舛添要一を擁立させましたが、舛添は自民党に後足で砂をかけるようにして出て行っており除名された男、本来ならば党から擁立どころか推薦を得る資格のない人間です。それでも推薦となったのは自民党都議連の強力な後押しがあったからであり、党を捨て出て行った裏切り者を選挙で応援するというおかしなことを仕出かしたのです。
その舛添も任期途中でのまさかの失脚で自民党都議連は都知事選に備え新たな候補者を擁立しなければならなくなりました。その候補者として最初に名前が挙がったのが嵐の桜井翔のパパである桜井俊総務相事務次官に白羽の矢が立ちました。タレントの父親であり、事務方のトップであったことから使いやすい駒だと思ったのでしょう。しかし本人には断られ、替わりに立てたのが自治体首長の経験のある増田寛也でした。
その前に国会議員である小池百合子が都知事選への出馬を表明したものの、自民都連は使いやすい駒でなければならなかったので小池百合子は反逆者扱いされ、都知事選においては小池Disりは勿論のこと、並行して党内の締め付けを強化させることになったのです。
自民党都連が自民党所属議員に出した東京都知事選での通達文書
(1)党の公認・推薦候補者を応援し、党公認・推薦候補者以外の者を応援してはならない
(2)反対党の候補者を応援し、または党公認・推薦候補者を不利に陥れる行為をしてはならない
(3)各級議員(親族含む)が非推薦の候補を応援した場合は除名等の処分の対象となる−−などとしている
小池を応援したら議員はもとより家族が応援しても除名処分にするという徹底ぶり、それでも自民党の国会議員や地方議員からは小池支援に回った議員も出たことで名前の知られていない議員は即刻除名処分とされたのです。
小池都知事に対して豊洲に移転しないことによる金の無駄遣いやらが批判がされていますが、それも巡りめぐると全て自民党都議連に返ってくることになるのです。全体主義がまかり通る巨大権力と化した自民都議連はあらゆる政策も無理強いに推し進め、ガス工場の跡地である豊洲を生鮮食料品を扱う市場にするために6000億円もの費用をかけて市場を建設したのです。
ところがされているはずの盛り土はなく、不気味な地下空洞の存在が明らかになるばかりか地下水のモニタリング調査では基準値の100倍を超えるベンゼンが検出されるなど都民の不安や不信感は募るばかり、これでは安全性を約束出来ないので都知事が移転に一旦ストップをかけるのは当然なのですが、自民党やそのシンパはプロセスに関する検証も無視して豊洲に移転せよとしているのです。
思い返してみてください!都知事が任期を待たずにこれだけ変わることになった諸悪の原因を石原元都知事の気まぐれとも言うべき国政進出から端を発したことによるものです。もう長い間に渡って自民党都議連のやりたい放題に都政の運営を推し進めてきたのです。そんな自民党都議連の連中ですから今度の都知事選で対立する都民ファーストへの中傷に余念がありません。
都民ファーストの会、墨田区に小池さんがもう3度も入るのか。情勢調査みてないけど、この場合、数字が伸び悩んでいるからではなく、どうしても叩き落したい相手候補がいるからなんだろうな。。。野田数氏がいくつかの区は「抹殺」したい相手候補がいて選りすぐった選挙区があるらしいが…。恐ろしい。
— 新田哲史@アゴラ編集長 (@TetsuNitta) 2017年6月25日
新田さん 有難うございます。また小池知事が墨田区に来られたのは事務所開きも含めて4度は間違いないです。私は叩き落としたい相手なんでしょうか?正しい都政を進もうとしているだけなんですけど。何れにしても、厳しい選挙。多くの方のご支援を! https://t.co/tWl6aZdutD
— 川松真一朗(東京都議会議員・墨田区) (@kawamatsushin16) 2017年6月25日
我が選挙区にも3〜4度は都知事いらっしゃっていますがそんな理由があるとは...!川松先生の力強さに私は元気をもらって頑張っております。残り1週間戦い抜きましょう!
— 中村あや (自由民主党/千代田区) (@ayanakamura0702) 2017年6月25日
小池都知事が都民ファースト候補応援のため何度も選挙区に入ったことで神経を尖らせて潰そうとしているなどとは笑止千万、被害妄想も甚だしい連中です。むしろそれだけ自分たちの選挙区が注目されていると言う風にポジティブに捉えられないものなのでしょうか。自分達の政党がこれまで行ってきた悪態を顧みずそれを対抗馬に妬み恨みのツイートをしているようではドンがいなくなっても自浄能力などない政党であることが分かります。自民党都議連の壊滅的惨敗しか都政を立て直す術はありません!!!