2017年01月31日

悪態ついて罵る反安倍こそが安倍政権の最大の応援団

今週、各報道機関において内閣支持率が発表されていますが、いずれも60%前後と軒並み高水準の支持率をキープしています。数字が盛られているのでは?という推測もありますが多少盛っていたとしても数値が高いことには変わりがありません。こうした安倍政権の高い支持率を維持させている要因は安倍政権の政策ではなくて反安倍側に原因があるとも言えます。

特に野党第一党である民進党は党首蓮舫はが今だ自身の二重国籍問題について明確な説明をしていません。党首がこの状態というのもありますが、政策ではなく言葉の揚げ足取りに躍起になっているのですからどうしようもありません。必死こいてツイートで「でんでん」を拡散しようとした大西健介議員も逆に批判されてしまう始末。こんなんで政権支持率下げられるならばいくらでもやりますがこんなの却って反感を抱かれるだけです。なんでこんな間抜けな攻めしかできないのでしょうか(-_-;)




その野党第一党である民進党で安倍支持率上昇に最も貢献しているのが有田芳生であることは疑いの余地がありません。ツイッターでこれまで数々の暴言を吐いてもなぜかマスコミから取り上げられることがないので言いたい放題なのですが、その有田もここにきて著名人から批判を浴びています。










橋下が数年前の有田のツイートを持ち出し、自身に向けられた侮蔑ツイートを取り上げて批判することで慌てた有田が反撃をしていますが、この弁解があまりに見苦しい言い訳です。








すかさず橋下も有田のツイートに対して応戦するなど橋下VS有田という新たな対立抗争の火ぶたが切って落とされました。この抗争は出目を揶揄された橋下に分がありますから、どうせならメディアも使って徹底的に罵倒して貰いたいですね。影響力があり発信力のある橋下ですから有田の醜態がネットを越えて世間に広く知れ渡らせるいいチャンスになるのではないかと思います。


オウム事件の時に最もテレビに出演していたジャーナリストとしての知名度もあるでしょうが、このような差別主義者が国会議員であることが驚きであり、そしてこの男をネクスト法務大臣として重用している民進党の扱いが信じられません。


有田芳生も酷いものですが、それ以上に酷いのが有田の弟です。兄貴に対する批判リプを飛ばした者や思想の反する者にわざわざ乗り込んでいって子供じみた罵詈雑言をまき散らしているのですから、それがあまりにエスカレートしてしまい遂には杉田水脈氏から告訴される模様となりました。杉田水脈氏にストーカー行為ともとれる執拗で汚い言葉を浴びせかけるとは思想の相違以前に人間として最悪であり、兄弟揃ってこれまでの悪行を司法で裁いて貰いたいものです。

有田 うんこ.png

公職にある者の身内なのだから自分が暴言を吐いたらそれが公職にある身内に迷惑が及ぶとか考えないのでしょうか?もしかしてわざと悪態を振りかざして反安倍勢力を咎めようとする安倍応援団なのではと勘繰りたくなりますが、批判される側にとってはまったくダメージもありませんしむしろもっとやってほしいと思うでしょう。うんこだのぼろ雑巾だの汚く罵ってくれる連中を民進党が囲っていれば自民党のがマシだと考えることになるのですから。

本気で安倍政権打倒を考えているならばこういう連中を何とかしなければならないのですが、民進党もこの外野でガヤガヤ騒ぐ方が性に合っているようですし居心地が良いのでしょう。口汚く罵りながら「安倍倒せ!!」とプロレスのようなヒール役を買って出ている民進党の存在があるからこそ自民党政権は失政続きでも安泰のままなのです。



(スポンサードリンク)







posted by yuuponshow at 18:17| Comment(0) | 有田芳生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月27日

倒産件数減少の裏で休業・廃業解散件数が過去最多に

世界で強力な金融緩和がリーマンショック以降ずっと繰り返されされていますが、 その恩恵を感じた人が一体どれだけいるのでしょうか? 却って悪化していると訴える人間はたくさんいますが良化した話など少なくとも私の周りでは聞いたことがありません。

そりゃそうです。金融緩和は「大企業支援」であり国民に直接恩恵が預かれる政策ではありません。日本の現状を見れば金融緩和で株高円安誘導させても一向に景気回復とはならないのですから。 そして国民支援どころか税金が増える一方。不景気だと嘘をついて税率を上げる詐欺。日本経済は悪化の一途を辿っているのです。


国会を見るといまだに安倍総理が得意気に失業率の低下と企業の倒産件数の減少を誇らしげに語っていますが、一方でこの統計を見れば景気が停滞傾向にあるというのが分かります。





休廃業・倒産件数(Photo)(noise_scale)(Level1)(x1.500000).png


上の表を見て貰えばお分かりになるかと思いますが、確かに倒産件数は年々減少していますが、その一方で休廃業件数は年々増加しており、2016年では過去最多となる29,853件となり前年比では8.2%という驚異的な増加となっているのです。

更に詳しく解説を見ると休廃業・解散した企業の代表者の年齢別(判明分のみ)では、60代が最も多く34.7%であり、次いで、70代の33.6%、80代以上の13.9%と続き、60代以上が82.3%を占めています。つまり中小規模経営者の高齢化と後継者不足によるものが要因であることが分かります。

休廃業は資産が負債を上回る「資産超過」の状態で事業を停止することを指すもので、解散は資産に余力を残した状態で清算手続きするという定義がなされています。後継者のいない事業者であればそれもやむなしでしょうが、もう一つ大きな要因として挙げられるのが消費税です。

前年比からの急激な休廃業の増加を見ても経済の停滞もその要因に加えられると言えるでしょう。2014年、15年と2年連続消費支出が落ち込んでいるのを見れば消費税増税により消費意欲が落ち込んでいることから企業収益にも影響を来し、体力と気力を失った経営者が次々と事業を畳むということが見て取れるのではないかと言えます。


消費税は輸出戻し税により海外への出資を行う大企業にとっては恩恵に預かれますが、国内向けの中小企業にとっては体力を根こそぎ奪われてしまいます。こうした問題を総括もしないで更にこれから消費税を引き上げてしまえば休廃業・解散という隠れた倒産が相次ぐことは避けられません。富を奪い国力を衰退させる消費税は一刻も早く廃案しなければなりません!!




(スポンサードリンク)







posted by yuuponshow at 23:55| Comment(0) | 消費税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月23日

TPP白紙決定、しかし成果にこだわる安倍政権が日本に不利益をもたらす恐れ

第45代アメリカ大統領に就任したトランプ新大統領は所信表明でTPPの離脱を表明したことによりこれで事実上TPPは消滅することになりました。TPPはアメリカなくして成立しない法案とも言われており、日本を含めた諸外国へ旗振り役として持ち掛けるなど推進に前のめりだったのですが、トランプ大統領になりすべてご破算となりました。関税だけではなく国の法規が乱されるTPPなど害悪そのものですからそれを潰してくれたことは大歓迎です。





ところがこの機に日本政府は就任直後のトランプへ会談を持ち掛けています。新聞報道によると内容はトランプにTPPを含む自由貿易の働きかけたいそうです。

安倍首相、トランプ大統領にTPPなどの重要性を訴えるためアメリカへ 産経ニュース (URL)


就任演説でアメリカ国民はもとより全世界にTPP離脱を表明しているのですからそれを簡単に覆させることができないのは馬鹿でも分かること。まさか必死にトランプに向かって「TPP,TPP!」と訴えるつもりなのか分かりませんが試しにやってみてもらばよいと思います。トランプに恫喝されることが目に浮かびますがそれでもめげずに「TPPやりましょうよ」と訴えてブチ切られて罵られる我が国の総理の醜態に期待しています。


「TPPぶれない断固反対嘘つかない」と訴えて戦った2012年の総選挙。あれから見事に変節した安倍総理はTPP法案を可決させるなどどの国よりも前のめりとなり推進しているのですから酷いものです。TPP関連予算を1.2兆円も計上して一部消化されており税金の無駄遣いと批判をされることを恐れもはや後退することは許されない状況ですから何かしらの譲歩をしてでも諦めたくはないでしょう。

tppやめます.jpg


しかしアメリカ全土だけではなく全世界に宣言したことを撤回するなど無理な相談であり常識的に考えれば撤回を促すなどはやらないでしょう。むしろ日本側の目的は別にあると見ています。


トランプはTPP離脱を表明していますが、その一方で二国間協定のFTAは推進しようとしています。TPP交渉では日本側も聖域と言われる五品目の関税も譲歩して引き下げられることになりましたが、そのTPP交渉をベースとして日米FTAとして再交渉する可能性もあります。

関税の自由貿易協定を定めるFTAに対して、それに加えて知的財産の保護や投資ルールの整備なども含めたTPPに比べればまだマシかと思われるでしょうが、それならば日本側としては従来の貿易協定のままで行えば良いだけであってFTAなどやる必要などないのです。

TPPはダメだったけど予算を計上しているし無駄遣いなどと批判されたくない。安倍晋三としては形のある成果を示すために更なる関税の撤廃を持ち掛けることも考えられます。どういう形にせよTPPに変わる協定が締結されれば安倍政権の成果だと誇り高くアッピールすることでしょう。安倍支持者は「さすが安倍ちゃん」と歓喜の声を挙げるでしょうが、その見返りが日本の不利益をもたらすことは間違いありません。


(スポンサードリンク)







posted by yuuponshow at 23:22| Comment(4) | TPP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする