
読売新聞 63%
産経新聞 68%
日経新聞 64%
現時点で発表しているのが上の三つの報道機関ですが、それ以前の世論調査でも高水準の支持率を叩き出しています。
国民の三人に二人の割合が安倍政権支持ということでしょうか。しかしこれまで行ってきた政策を振り返ってると決して称賛される内容ではありませんし、今回の真珠湾訪問もオバマが広島訪問したことによるバーターであることは誰しも分かること。国民生活に直結した経済政策を見ても消費税増税による悪影響の総括もせず、アベノミクスという言葉ももはや死語となっているのに、それでも支持できるとは何が受け入れられているのかさっぱり分かりません。日本人とは痛めつけられることがたまらなく好きなマゾな国民性なのでしょうか。
安倍政権の政策を見ると左派的な政策が目につく一方で、右派への配慮も忘れていません。稲田朋美防衛相が、政治イベントがほぼ終わった年末の12月29日に靖国参拝しました。参拝するのは別に構わないのですが、関心度の下がる年末のドサクサの時期に参拝するとは普段は外圧にビクビクしながらも保守面をアッピールしたいという側面が垣間見えるようです。この年末参拝は3年前にも安倍総理がしていますが、防衛相という重責を担う稲田も安倍と同じ手段を取ったということでしょう。
【交流が止まる】稲田防衛相の靖国参拝について、防衛省関係者「せっかく積み上げた中国や韓国との交流が止まる」と懸念。
— Mi2 (@YES777777777) 2016年12月29日
普通に日本人が靖国神社に参拝しただけで、交流が止まるような価値観が共有できない国の顔色をうかがうなら、交流を進める理由がわからん。 pic.twitter.com/1pZP8XuJWH
日本が外圧は勿論のこと、国内からも政治家の靖国参拝に圧力をかけているのは皆承知しているのですから日本の国政や外交をまともにしているのであれば参拝しなくとも支持する人は支持してくれるものです。ところが失政・悪政を国民に押し付けてばかりの今の状態では右派への支持取り込みのために靖国をパフォーマンスに利用しているように見えます。
「愛国もしてますよ」と右派系にアッピールすることで右派から称賛してくれるとても便利な靖国神社。稲田本人は勿論のこと、こんなパフォーマンスでコロッと騙される人間もどうしようもありません。
稲田朋美は英霊に手を合わせるパフォーマンスをする前に日韓合意の不手際に何か言うべきことはないのか!?世界中に日本が慰安婦問題を表面化させた上で慰安婦と称する人間に血税10億円も払ってしまうという国辱とも言える外交をしておいて、沈静化どころか火に油を注ぐような行為を仕出かしたのですから。そして合意から一年経って慰安婦像を新たに設置される始末。こんな国に配慮したことによるツケは明らかに安倍や閣僚による大失態であり、その閣僚として携わっていた稲田も同罪である!!!
釜山の慰安婦像、一転許可 日韓合意より国民情緒優先【産経新聞】 pic.twitter.com/UXQSy6vcys
— Ting-Tong (@villachacha) 2016年12月31日
こんな自民党を支持できる輩もどうしようもありませんが、こうした事態を招いた野党にも責任の一端があるのも事実です。特に二重国籍批判を浴びながら全く釈明をすることもなく党首に居座り続ける蓮舫、日本死ねガソリンプリカの山尾しおり政調会長と野党第一党民進党のメンツがこれではどうしようもありません。
そしてこのようなレッテル貼りに終始する野党諸君、君たちのパフォーマンスがなぜ国民から受け入れられないのか理解できないのならば反自民勢力としては邪魔なだけだ!!

かつて自民党政権への不満が増大し国民世論を動かし2009年の政権交代となったのに、替わった民主党の体たらくさから失望を生んで、再び自民党政権に返り咲くことになりました。その自民党が野党に転落したことによる反省から国民に真摯に向き合って国民のための政策をやってくれるのかと思いきや、国民虐め政策に前のめり。日本人や日本国のために働いてくれる政治家が存在していないとは言え、この無気力な国民性は非常に問題ありと言えます。
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