
しかし憶測の中でこれだけ先延ばし報道が流れているということはほぼ確定でしょう。政府筋から報道関係者に情報を流して先送りの既定路線をつくりあげ、前回と同じように消費税延期を訴えて勝利するという目論見が見えてくるようです。
予定通り増税維持のまま参院選を戦えば明らかに与党に不利になりますので前回の総選挙と同様に増税延期を旗頭にして勝てる算段をつけて、ついでに総選挙もぶち込むという可能性は非常に高いと言えます。この路線通りに事が進むかは今後の政局を見れば明らかになるでしょうが、今の経済状態を好転させるには先送りではダメなのです。
消費税先送りをどのタイミングで発表するのかは分かりませんが、先延ばしにしたところでいずれは増税が待ち構えているのです。庶民の消費マインドは先延ばしにしても低下したままなので消費が増える訳がありません。今の8%にしてから景気後退しているのにお金なんか気前良く使える訳ないでしょう!!
先延ばしではなく、少なくとも増税凍結、否、5%以下の減税を打ち出さなければ話になりません。さらに言えば低所得者に負担がのしかかる悪の根幹である消費税そのものの税制自体を見直ししなければ景気回復などあり得ないでしょう。
消費税だけではありません。安倍政権になってから国民に負担を押し付ける価格値上げラッシュが凄まじいのです。
反日安倍自民党の日本人を貶める輝かしい実績
・消費増税5%→8% (還元セール取締り,便乗値上げは放置)
・所得税増税,住民税増税, 固定資産税増税
・相続税増税,贈与税増税 → 現在の最高税率50%が、2015年1月から55%
・退職金の住民税控除廃止。(退職金にかかる住民税10%の控除廃止)
・年金支給0.7%減額
・国民年金料引き上げ
・厚生年金保険料 → 現在の17.12%が2014年10月から17.474%
・高齢者医療費負担増
・診療報酬引き上げ(医療費値上げ)
・国民保険料高齢者引き上げ
・40−64歳介護保険料引き上げ
・児童扶養手当減額
・石油石炭税増税ガソリン代リッター5円UP!
・電力料金大幅値上げ,5月ガス料金大幅値上げ
・高速料金大幅値上げ ETC割引縮小
・自動車重量税増税
・軽自動車税は、現在の7200円から1.5倍の10800円,原付きバイクは倍増
・タバコ5%増税
・株の譲渡益税 10%→20%
・NHKの受信料UP
<検討中>
消費税8%→10%
配偶者控除見直し
年金支給開始年齢の引上げ
企業側の非正規雇用規制緩和(実質賃金の低下)
社会保障の財源がーとか言ってるのに肝心の社会保障は介護報酬を削減し、海外には50兆以上もの大金をばらまく気前の良さ。これでは財源がいくらあっても足りません。
収入は横ばいなのにこういった生活に直結するものの値上げや支給の減額が相次げば下のような事態になるのも仕方がありません。
34歳以下の若年層の消費支出が前年同月比11.7%減 若年の低所得者層に商品券 政府が新たな消費刺激策 (url)
本来購買意欲のある若年層が前年同月比で一割も消費が落ちるとは異常です!明らかに増税と値上げのラッシュが原因であり、これで消費意欲が減退しない方がおかしいです。
安倍政権は消費税増税とりあえず止めときますと言って国民を安心させようとしていますが、消費税だけではなく相次ぐ値上げラッシュのことも頭に入れなければなりません。嘘ばかりついて国民を苦しめる安倍に参院選がダブル選になるのか分かりませんが、きっちりお灸を据えなければなりません!!
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