2016年02月27日

安倍のブレーンすらも認めるアベノミクスの失敗

マイナス金利導入の黒田バズーカ3から早や一か月が経とうとしていますが、株価は下がったまま、為替も円高に推移しマイナス金利が明らかな裏目となっています。これまでの追加緩和で行ってきた国債の買入額増加も買入増加により市中の国債が不足している状況、もはや手が尽くされた日銀の最後の一手がマイナス金利だったのです。


待望の追加金融緩和も空回りとはもはや打つ手がなく厳しい状況であると言えるでしょう。その日銀黒田総裁もこんな驚くべき発言をしていました。

日銀・黒田総裁「マネタリーベースと物価上昇に相関関係なし」url


物価上昇を目標として掲げていながら、これまでやってきた自らの金融緩和政策を否定するような発言。それでは何のために今までこれあり気でやってきたのでしょうか?結局株価や為替を円安に誘導させるためだったのは分かり切っていましたが、それを認めちゃったようなもんですからね。



2013年4月に実施された最初の黒田バズーカ、これはこれで私は評価しています。当時は株も低調、為替も超円高でしたから市場経済を活性化させる意味において効果は絶大でした。しかし後二回もバズーカをやる必要などありませんでした。悪戯に実体経済の伴わない株高と円安にするだけでしたからね。マネタリーベースを増やしたところで需要がなければ景気回復には繋がりません。景気回復のための金融緩和をしたのに政府は消費税増税などの増税拡大路線により金融引き締めを行う有様、こんなことすれば消費が落ちデフレに繋がることになるのは誰だって分かります。


政府が日銀の足を引っ張る形になりましたが黒田も消費税増税を政府に促していたので同情は出来ません。金融緩和だけで景気を回復させようとしても金融市場を混乱させるだけ。株価や為替を大きく好転させても実体経済は決して良くはなりません。





しかし我が国の総理大臣はそれを頑として認めません。


安倍総理「経済の好循環は確実に生まれている。アベノミクスが失敗したなどという言説は全く根拠がない」


景気の好循環が生まれているのであれば黒田バズーカを三度も打ち込む必要ないのですがね。根拠がないって(笑)むしろ景気の好循環が生まれている根拠を出して貰いたいものです。



景気後退は明らかなのに意地でも認めようとしない安倍ですが、残念なことに安倍のブレーン達は次々とお手上げともとれる発言をしています。





経済評論家 高橋洋一 アベノミクスついに沈没 「消費税8%」がすべての間違いだったurl




必死になって擁護して支えていた安倍政権のブレーンがこの期になって次々と失敗を認めてしまう発言を行うとは、周囲がこれではどうしようもないですね。

竹中「トリクルダウンなんかありえない」

黒田「マネタリーベースと物価上昇に相関関係なし」

麻生「今の世の中は金が無いのではなく需要が無い」

高橋洋一「アベノミクスついに沈没」




それでも大本営発表を繰り返す安倍の面の皮の厚さに呆れてしまいます(-_-)


安倍「アベノミクスによって日本経済は安定的な成長を実現してきた」



安倍のブレーンではないこの方も安倍擁護をしつつ、追加金融緩和を訴えていたのにこの有様では財務省に八つ当たりするしかないですかね。決して安倍政権には文句は言いませんが(^^ゞ





ちなみに先日、チャンネル桜の中で水島社長がこんなことをおっしゃっていました。



桜の番組や経済討論をよく視聴しているという安倍の側近中の側近、本田悦郎内閣参与が増税阻止と財政出動を進言しているとのことで、それが実施されるかも知れないというあくまで憶測の話です。しかし増税阻止しても現状の8%の増税で経済が落ち込んでいるのですから阻止ではなく少なくとも減税をしなければなりませんし、こういった話は早く公表しないと却って混乱を招くだけです。しかし相変わらず増税は予定通り実行すると匂わしている安倍が本当に政策転換するのか疑わしいところですが。

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posted by yuuponshow at 15:36| Comment(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月23日

安倍の替わりはいるの!?いまだにこんなことを言う自民党工作員に告ぐ

経済政策、外交政策、相次ぐ閣僚不祥事と次々と馬脚を現してきた安倍政権。それでも健気に安倍を擁護する自民党工作員は今だにいるのですが、擁護の材料がねつ造された政党支持率くらいではストレスは相当なものでしょう。しかし安倍批判者に政策のまずさを突かれて論破されたときに切り札として放たれるセリフが「安倍さんの替わりに誰がいるの!?」では失笑ものです。

そんな惨めな自民党工作員が安倍批判者とのやり取りをtwitterで見つけたので見てください。




突如侍JP氏に横槍を入れてきたなぞのアカウント@kokokokokowaaaa いきなり相手に対して朝鮮だの汚物だのかなり敵対心を抱いているようです。ちなみに横槍を入れられた侍JP氏とはかつてfuzita2015界隈から執拗に攻撃を受けた方です。

fuzita界隈が侍JP氏を吊し上げるために作った陳腐なまとめ サウラビボンバイエ2014!#中山なりすぎ 祭  (url


このアカウントもfuzita界隈なのかそれの影響を受けたのでしょうか、相手を執拗に罵ることに関しては似ていますね。このような悪態を突くアカウントは安倍ちゃんを咎めるなんて許せない!という感情あり気なので突っ込みどころ満載ですね(^^)







民主党政権の時は拉致を認めてなかったって・・社会党の間違いでしょう。しかも政権政党じゃなかったし記憶が混同しちゃってるのかすっとぼけてんのか分かりませんが、かなりアレな人ですね(^^;)



共産党をリツイートしているからとか政治スタンスが決まるとか、今の自民党の売国スタンスに賛同できないから反対の意見をリツイートしているだけでしょうーが(笑)政策内容を見ずに支持政党というだけで妄信してしまう典型ですね。



はい、出ました! 「安倍が嫌なら誰がいいの?」自民党工作員が反論に詰まった時に使う魔法の呪文(^O^)




しかし今の安倍政権を擁護できる材料などありませんから次々と切り込まれる始末。





この後もやり取りが続きましたが、根を上げてすごすごと退散していきました。せめて擁護できる材料が一つでもあれば良かったのでしょうが悲しいかな今の安倍政権にはそれが一切ありません。彼のような感情赴くままに突っ込んでいく自民党工作員では玉砕されるのが目に見えています。


このような健気に安倍を擁護する不憫な自民党工作員の皆さんに一言言わせて貰いますがもういい加減に目覚めたらどうですか?安倍政権になって三年、いいことありました?ないでしょう?逆に国民の生活はますます窮するばかり。なんで批判されているのか内容をしっかり吟味して今の政治情勢を客観的に見れば安倍など支持できるはずはあり得ないのです。それでも妄信する安倍信者はほとんどビョーキですね(^^;)


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posted by yuuponshow at 23:34| Comment(3) | 自民党工作員 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月19日

1億総玉砕社会実現へ、国民の年金を大量に溶かすも悪びれず減額を示唆する安倍晋三

予想通りというか年金運用割合を増やして管制相場で引き上げた株価も外的要因が重なったとは言え、実体経済が伴わない張りぼて相場ですから既に市場はアベノミクスが失敗とみなして下落基調が続いている状態。この株価下落に伴う年金運用部分での損失について安倍総理は悪びれることなく「運用悪化なら年金給付減額あり得る」と公言しました。

年金損 安倍1.png

年金の損失はないと威勢が良かったのにこの有様

年金損 安倍2.png











こうなる事態は予測できたのに国民の承諾も得ず運用割合を勝手に見直し、年金を株にぶちこんでおいて、雲行きが怪しくなるとこの言い様とは国民を舐めているとしか思えません。野党やマスコミは早急に年金運用の実態を追及し検証するべきです!!


管制相場を作り上げるために年金資金をぶちこんだものの、下落要因が盛りだくさんなので迂闊に利確すれば株価は急落します。これではせっかく年金資金を増やしても自由に使うことはできません。


株式の年金運用を増やすという事はそれだけ株価を操作しやすくなり、実体経済に反映されない張りぼて相場を構築しやすくなります。今収益があるから良いというものではない!相場支えと言う裏の名目があるため我々が積み上げた年金は株価運用に支える割合が増えることで還付に回る部分は限られてしまうのです。




株式の年金運用割合を増やすという事は、市場に注ぎこまれた大量の年金資金により経済の実態をはぐらかされ、年金支給も限られてしまう事になります。将来的に株価での年金運用は無くすのが望ましいのですが安倍はこれまでの累積では収益を上げていると嘯いて聞く耳など持たないでしょう。しかし株価など一国が支えて維持出来るほど単純且つ簡単なものではありません。リーマンショックのような世界同時恐慌が到来すればあっという間に私達の年金は吹き飛んでしまいます。そうなれば世界同時恐慌だからとか言い訳は通用しません。


博打に突っ込んで引くに引けない状態の年金運用、しかし更に急落してからでは手遅れになります。我々の大切なお金を取り戻すにはこの政権を終わらせるしか道はありません!!


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posted by yuuponshow at 18:09| Comment(0) | 年金運用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする