この男の言葉は軽々しくまったくもって信用出来ない!!
今年中に政界を引退すると記者会見を開いて明言した橋下大阪市長ですが、維新の党の松野代表と柿沢幹事長と対立化し、橋下が離党を表明し新党結成を表明とは呆れてモノが言えません。こんな方便を垂れ流す政治家に対して有権者はどう感じているのでしょうか?

それにしても5月の大阪都構想を巡る住民投票で否決され、引退するとほざきながら新党を旗揚げとは呆れてモノも言えません。この橋下の動きに呼応した大阪維新のメンバーも現維新の党から集団離党して橋下新党に合流すると報道がありますが、ついてくる維新の連中は嘘つき橋下を信頼しているのか橋下頼みの票欲しさなのか分かりませんが、橋下と同じで信用の置けない連中としか思えません。
残された維新の党の残党を見ると民主党から離脱して維新に鞍替えした連中が大半を占めており、代表の松野が元民主で離党した際に除名処分を受けているにも拘わらずまた民主と合併するなどと言ってるのですから訳がわかりません。
この大半が民主と化した現勢力の維新の党では橋下のコントロールが利かなくなるので新たに新党を作って自分への影響力を高めたい狙いがあるのでしょうか。確かに維新の党の前身である大阪維新の会を結成し、地方議員と国会議員を数多く誕生させ、現職国会議員を抱き込んで勢力を拡大させた事で橋下の影響力は凄まじいものがあります。しかし政治家としての政策については道州制にしろ大阪都構想にしろ、国体を破壊する行為そのものであり、賛同など出来ません。
おまけに大阪市市長を年内退任すると発表した後にヘイトスピーチ抑止条例を提出しています。ヘイトスピーチなる解釈が曖昧な発言を問題視して言論活動を否定するような悪態までさらけ出すなどこの男の正体が明らかになり嫌悪感極まりません。
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橋下の今後の行動ですが維新から引き連れた勢力で新党を立ち上げた後は、中央政界進出への足掛かりとして安倍との結託が予想されます。これまで何度も安倍詣でを行っているのですから自然の成り行きとも言えます。
一方の安倍総理も安保法案で全国で反対抗議活動が展開され求心力が失われている中で橋下との結託は支持率回復を目論む上で利用する価値があると目論んでいるでしょうし、互いに既得権益を撤廃したい新自由主義の権化ですから可能性は大いにあり得ます。

しかしこのような嘘つきと結託する事で話題にはなるでしょうが、国民からの信頼は落とす事は避けられません。GDPがマイナスなど実体経済が明らかに落ち込んでいるのに経済は回復しているとうそぶく総理ですから似た物同士の結託と言ったところでしょうか。