2015年04月10日

「失敗したと言われる筋合いはない」逆切れする見苦しい黒田日銀総裁

黒田日銀総裁が7、8日の金融政策決定会合において引き続き金融緩和継続をすると弁明しました。しかし二年で2%のインフレ目標は達成出来なかったことについては「(2013年4月の量的・質的金融緩和開始当初から)15年度中にとは言っていない。16年度に入るとも言っていないという屁理屈を述べ挙句の果てのは「失敗したと言われる筋合いはない」と逆切れする始末。岩田副総裁などは2年で2%達成出来なかったら辞職するとまで言っていたのに結局うやむやのまま、確かに今岩田は勿論、黒田や安倍いずれかが失脚したら株価や為替などの金融市場が大混乱するのは目に見えています。それを見越してリフレ政策推進目的の安倍ー黒田ー岩田のトライアングルは絶対に維持させておきたいところでしょう。

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とは言え、説明責任を果たさず言い訳に終始するとは舐めているとしか言いようがありません。2年で2%を達成出来なかったのに秋以降に急速に物価が上がるとは何を根拠に言っているのでしょうか。消費税増税と生活必需品の高騰により実質賃金が下落し、可処分所得が下がり続けて生活が厳しくなっている中で日本国民に対して物価上昇を加速させるとは国民を更に痛い目に遭わせようと挑発しているのでしょうか?

4月で金融緩和を実施して二年経ちますが実質GDPはマイナス成長、名目も消費税増税分を除けばマイナスとなり金融緩和は大失敗したと言えるでしょう。しかしこれは並行して実施された消費税増税の影響が大なので、金融緩和だけを取り上げて批判するのは間違っていますが、黒田は消費税増税に賛成し。後押しする発言をしており何ら同情は出来ません。

目標が達成困難となれば三たびの追加緩和を発令するでしょう。しかし企業の7割は追加緩和実施には否定的です。

追加緩和「必要なし」が7割、弊害の指摘多く ロイター

いたずらに円安に導くだけで各銀行に当座預金が増えるだけのブタ積みとなり、市場への資金流動が殆ど変化がなかったのは昨年の追加緩和を見れば目に見えています。金融緩和での目標達成が困難となればチキンレースは継続されるまま逃げ場のない奈落の底に国民と共に叩き落される事になります。この安倍ー黒田ー岩田このトライアングルでは目標変更は意地でもしないでしょうから大怪我を負う前に失脚させる以外に道はないのかも知れません。
posted by yuuponshow at 18:18| Comment(0) | 追加金融緩和策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする