2025年01月15日

歓喜!とも言えないナザレンコ・アンドリーの訴訟棄却

本題に入る前に、ちょっと前置きとして我が地元鹿児島選挙区での候補者擁立の報道がありましたので、これについて取り上げたいと思います。





尾辻朋実氏(43)は参議院議員の尾辻秀久氏の三女で、秀久氏が改選期の今夏をもって政界引退するのに伴い、入れ替わりで朋美氏が今夏の参院選への出馬となる形となるのですが、出馬する政党が自民党ではなく立憲民主党という有権者として唖然とさせられる形で出馬することになりました。



鹿児島選挙区は既に園田修光氏(67)の擁立が決定し、自民党から出馬を希望した朋美氏は無所属で出馬すると当初報じられていました。ところがその無所属の朋美氏に立民が乗っかったのです。朋美氏も正式に立憲に入党し、自民VS立民の対立構図が完成となりましたが、有権者からは納得できない戸惑う声が上がるのは当然です。自民がダメなら立民???思想も信念も無くこんなことして素直に反自民候補を応援できる訳がありません。おまけに朋美氏は世襲候補、立憲の上層部は確か世襲批判をしていたはずですが、このような候補者擁立は政治不信を招くだけです。






鹿児島といえば知事選で反原発・野党連合の支援を受けて当選したものの、当初掲げた政策をあっさり棚上げした三反園訓がいます。国政に転じてからは無所属ロンダリングで二期目も当選し、晴れて自民に鞍替えすることになりました。自民には同じ選挙区に前職の保岡浩武氏がいることもあり自民党内でも三反園入党に反対の声が挙がっていますが、少数与党になってなりふり構わずでもいいから引き入れちまえ!ということなのでしょう。自民党の節操の無さに怒りしかないですが、尾辻三女も当選したら節操なく自民に移籍する姿が目に浮かびます。



こういうのが有権者を白けさせ政治不信を招くことになるのです。党利党略であの人ほしい、この党に入りたいから政策棚上げにするなんてのがまかり通ったら、国民が望む政策など出来る訳がありません。有権者への冒涜であるし、裏切りです。こういう行為は引き入れた政党にもマイナスにしかならないのですが、それを認識できないから政党も議員もこういうことを平気で仕出かすんでしょうね。






では本題に入ります。以前このブログでも取り上げたことがあるツイッターアカウントの桜ういろう氏が訴えられた訴訟について、地裁の判決がでました。





桜ういろう氏の削除前のアカウント

桜ういろう.png


ツイッターでいわゆる自称保守アカウントに対して皮肉めいたリプを投げかけることで有名なアカウントだった桜ういろう氏。決して誹謗中傷ではない事実に基づく痛いところを突いた「揶揄」のつぶやきがなかなか痛快でしたが、敵対勢力によって身バレされたことでアカウントは閉鎖、それによりういろう氏はツイッターから去ったのですが、それ以降、ういろう氏の被害者を名乗る連中がここぞとばかりに怒りあらわに訴訟を起こすと訴えすのでした。



ナザレンコ 訴訟.png


中でも桜ういろう氏に怒り心頭だったのが、ウクライナ人のナザレンコ・アンドリーでした。今回の訴訟の原告なのですが、とにかくういろう氏に対するイキリ立った憎悪剥き出しのツイートは異常としか言いようがありませんでした。その彼の訴訟がなぜ棄却されたのか?訴えの内容見てみれば一目瞭然です。




政治資金収支報告書に記載されていたナザレンコの住所を隠さずネットで晒したことを訴えの要因に挙げていますが、その部分はしっかり隠しており原告の主張は当てはまりません。そして統一教会との関係性についても指摘された通りです。





以上のように、原告のナザレンコの主張は一切認められることなく棄却となるのは至極当然です。それにしてもこういう無茶無理な訴え良く起こしたものです。ういろう氏憎しで突っ走ったのでしょうが、この原告自身がデマや妄想に凝り固まった人物なのでこうした歴史修正をしれっとできちゃうんでしょうね。そして敵対する相手に口悪く相手を罵りヘイトしまくる様は見ていて大変不快なものでした。






そしてタチが悪いのがこのナザレンコに訴訟費用をカンパした罪深い糞共です。




ご覧のようにういろう憎しで集まった訴訟カンパは去年7月時点で700万円。今はカンパ総額を公表していないようですが、この調子だとたぶん一千万は超えていると思われます。嘘でもデタラメでもういろう氏が苦しめば良しという考えの元、これだけ集まってしまったのでしょうが、これにより懐が痛まないナザレンコのように大金を手にしてイキり立った輩がスラップ訴訟を頻発する恐れがあります。嘘やデタラメ訴訟に対して罰則付きの法的措置を下すなり、集めたカンパに高額な課税措置を取るなり対処が必要になるかも知れません。






敵対する相手にデマや罵倒でイキりまくりのナザレンコ・アンドリー、何度も言いますが、彼に対しては不快と嫌悪感いう感想しかありません。どうも日本国籍を取得したそうですが、このような害悪日本に悪影響しかないので国籍剥奪して祖国のウクライナへ強制送還してもらいたいところです。



裁判の結果は喜ばしいし当然のことですが、ういろう氏はもうツイッターで呟くことができません。私も好きだったアカウントだけに非常に残念です。身バレしたこともあるでしょうが、気に喰わない言論を一つ封鎖したという観点からすれば連中の思惑通りになってしまったのだから、相手の言論を潰すことがいとも簡単にできるということを認識しておいた方がいいかも知れません。


posted by yuuponshow at 20:30| Comment(1) | 似非保守言論人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月08日

与党野党に組しない反社会勢力N国党について

新年一発目の記事投稿になります。今年もよろしくお願いします。本題に入る前にまずはSNS上で勃発した野党同士の論争について取りあげたいと思います。





れいわ新選組から国政出馬予定の候補者三好りょう氏が自民、公明、立憲、維新、共産、国民民主の6党が昨年元旦に起きた能登震災発災5日目の1月5日に被災地視察の自粛に合意したことを揶揄したことに引用リツイートした形でデマと反論する共産党の辰巳コータロー議員。ここから当事者二人だけでなくれいわと共産党支持者を巻き込んでの大論争となりました。





やり取りを見ていて本筋から逸脱した揚げ足取りも散見されて何が論点なのか分かりにくいですが、共産党がデマと決めつける根拠は、上のツイートにあるように「所属国会議員の被災地視察は当面自粛」がデマで「一月第二週の3連休のみ党首級の現地視察自粛」が正しいと主張しています。しかし当時のメディアもまったく違う合意の内容を伝えていたので、これではどちらが正しいのか分かりません。ではどちらが正しかったのか?は参加した党首の方に審議を確かめるしかありません。





当時の立憲民主党の泉代表が党首だけじゃなく全国会議員の現地入りしないという申し合わせがあったと述べています。ということでこの論争の本筋からすれば共産党の辰巳議員が、よく内容を精査せず感情が先走って噛みついてしまったのかも知れません。しかしこれが尾を引いてれいわVS共産の対立抗争に発展することになり禍根を残すことになりました。



正直野党同士の抗争など両者に得もないのでさっさと矛を収めるべきなのですが、ただ両党やそのシンパとも柔軟性に欠け異常なまでに攻撃的です。それが他の野党と連携しずらいところの所以でもあるのですが、元々支持層が似通った両党でもあるので、このままでは両者の支持者の奪い合いだけで終始しそうです。奪うべきは野党支持者じゃなく与党支持者と無党派でしょう。このままいがみ合いが続けば得するのは誰か?自公に決まってるでしょう!!こんな生産性の無いいがみ合い両党のためにもならないし日本のためにもなりません!





では本題に入ります。これも一応野党なのですが、反社会組織として認知されつつあるNHKから国民を守る党について取り上げていきます。ただN国党と名乗っている国会議員2名だけで、世論調査で名前が出ない、存在感もない、もはや国政政党でもない政党など取り上げる必要性もないのですが、先の兵庫県知事選での悪劣極まりない所業を目にしてこれは放置すべきではないなと感じました。






昨年の斎藤元彦兵庫県知事選再選についてこのブログで記事にしましたが、百条委員会議長宅へ押しかける脅迫街宣や、自殺した県民局長に対する名誉棄損レベルのデマを吐いた立花孝志N国党代表が斎藤知事をサポートする形で暗躍したことが勝因の一躍を担ったことに違いはありません。ともかく手段が悪劣すぎる、そして最も許せないのが、元県民局長の個人情報を含めた兵庫県の公用パソコンデータが何者かによって漏洩し、それを立花が公開してしまったこと。ふ〇んなどより悪質極まりないいずれも立件されて然るべき悪質な所業です。





そして、立花と共に断罪すべきは兵庫県知事に返り咲いてしまった斎藤元彦知事です。公益通報にもならない県の公用データを第三者の立花が入手し漏洩したのだから守秘義務違反として罰されるべき事案です。斎藤知事はその職員を探し出して処分しなければならないのになぜそれをしない?また立花の選挙期間中の悪行も耳に入っているはず、そうした行為を止めるよう苦言を呈しなければならないのにそれもしなかった。再選して二期目の公務を粛々とこなしているが、県政を混乱に陥れておいて知らんぷりは許されません。



この兵庫県知事選では、立花以外に暗躍したNHK党系の人物が大勢います。彼ら彼女らはデマや誹謗中傷も厭わず、一つ反論しようもんなら当人やN党信者がこぞって偉そうに御託並べて罵倒リプしてくるのですから溜まったもんじゃありません。特に酷いのが福永活也という弁護士です。





イラついてオラついてイキがって相手にウザ絡みする福永という弁護士。こんな弁護士存在するのか疑わしいですが、もう一人紹介、姫路市議の高見ちさき議員も選挙中対立候補の稲村かずみ候補へのデマを拡散していました。






まったくもって悪質極まりない連中ですが、二人ともかつてNHK党から国政選挙に出馬した経歴がありますので正確にはNHKとは今は関係ないことになっています。しかし斎藤擁護派として堂々とデマや誹謗中傷しているのを見てると卑しさ卑劣さはまったく変わっていないようです。


福永 さとうさおり.png


N国党から離れても立派なN国系です。ご安心ください。ついでにもう二人紹介しましょうか。







N国時代にアベノマスクブラを恥ずかしげもなく披露した新藤かな港区議はネトウヨこじらせてデマヘイト拡散する問題児となりました。中曽ちず子前川西市議は元在特会から闇落ちしてN国党に所属し今回、稲村候補を支持すると表明した市議22名を訴える告発人となっています。当然今回のデマ拡散にも加担するなど反社の名に相応しい活躍ぶりです。そしてN国現職国会議員議員2名も国会や街宣で堂々とデマ拡散で斉藤元彦を擁護、ほんとこの連中の議席を剥奪したいです。






政治家となった以上、節度を持った政治活動が求められますが、国政・地方ともN国系議員に関していえばそれは皆無であると断言できます。嘘八百捲し立てても目立てば良い金儲けできれば良い、彼らの活動を見るとそう透けて見えるのです。N国系連中がこのデマ誹謗中傷でまとめてしょっぴかれてくれれば何よりですが、こうした反社連中に有権者が一定数の票を投じていることはまぎれもない事実であり、社会の闇としてもっと深刻に受け止めなければなりません。

posted by yuuponshow at 20:30| Comment(3) | 新興政党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月31日

政権批判が高市早苗にも飛び火!?高市待望論が雲散霧消となる時

早いもので今年もあと僅か、2024年の政治を振り返ると総選挙で自民・公明の与党が過半数を割り込み少数与党となったことが印象深いです。野党が結束すれば政権交代となっただけに返す返すも残念ですが、次のステージで国民の怒りをぶつけて今度こそ自民下野の政権交代が実現できればと思います。






自民党総裁選でのメディアが連日報じてくれたことによる盛り上げ効果を利用して間髪入れずに総選挙になだれ込んだのの結果過半数割れとなった石破茂自民党政権。このような弱気な発言をぽろっと漏らすとはよっぽど堪えてしまったのでしょうか。こういう弱気発言は歴代政権末期にたびたびありましたが、石破総理退陣もそう遠くない未来なのかも知れません。





一方、その石破総理と総裁選で最後の決選投票まで争った高市早苗女史が、弱り目に祟り目の石破政権への非難攻勢を強めています。





ご自分の党への貢献を猛アピールしたかと思えば、自民党が裏金問題のけじめとして政治資金収支報告書への不記載総額の約7億円を上回る8億円を赤い羽根共同募金に寄付したことに苦言を呈するなど、自民党の岩盤保守層へのアピールに躍起の高市女史です。石破を蹴散らして次の総裁・首相の椅子を奪う気満々なのは結構なのですが、ご本人の周辺やサポーター側からは総裁選の頃のような熱気がいまいち感じられません。それどころか高市女史に向けた非難の声もあがっています。





上のあんかけナポリ@napori_ankakeはいわゆる保守界隈と称されるアカウントでして、以前なら高市推しのツイートが目についていました。ところがこの驚きの高市批判リプ、自民党はもちろんのこと、高市女史にまで怒りを剝きだすとは相当お怒りなんでしょう。その怒りの発端となったのが中国人へ向けた10年有効の観光ビザ新設です。







岩屋外務大臣が中国人のビザ緩和を発表し、旅行のたびに一々ビザの申請する手間が省けることで中国の旅行客が今後増加することが予想されます。今や円安の影響から外国人旅行客が日本に押し寄せるインバウンド需要が最盛期を迎えていますが、一方でホテルや施設、飲食代の価格高騰となり、外国淳旅行客が観光地に押し寄せるオーバーツーリズム問題が懸念されています。この時期このタイミングでビザ緩和が適切とは思えませんし、ましてや中国は台湾問題や富裕層による日本国内での土地買収が進行しており、安全保障面において危惧されています。






このビザ緩和に政府に対する反発の声が高まるのは当然として保守界隈曰く「自民党の良識派・救世主」と敬われていたはずの高市早苗女史にまで批判が向けられることとなりました。







この人たちもようやく高市早苗が自民党のガス抜き要員であることを認識しつつあるようです。もっともこれまでの高市女史の振る舞いや言動を見ればそんなの分かりきっていたことです。





外国人が日本の領土を買うことに懸念も示さないしせめて法整備で規制なり進めればよいのにそうした動きは一切ありませんね。そしてもう一つ「積極財政派の高市」というのもまやかしであることも周知の事実です。





積極財政派であれば、消費税増税が経済を停滞させ足かせになっていることを認識しているはずです。それがこの言いようですから高市さんに期待していた人たち今まで何見てきたんですか?と言いたいですね。裏金議員ばかりで総裁選の推薦もらっているのにまっとうな政治などできる訳ないでしょう。可愛さ余って憎さ百倍、高市支持者って盲目で過激なのが多かったですが、そういうのが批判に転じれば政治家生命も危ぶまれることになるかも知れません。もはや高市待望論は雲散霧消となりつつあります。


この国を守る似非保守.png


来る2025年、参議院選挙もあり日本の政治が激動の年を迎えることに違いありません。絶賛支持率激減中の自民党政権が遂に終焉を迎えるのか❓威勢の良いこと言っても所詮口だけ、自民党を中から改革することができないガス抜き要員しかいないと分かった以上、自民党に浮上の目が無くなったと言って良いでしょう。

posted by yuuponshow at 18:10| Comment(0) | 高市早苗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする