2017年06月17日

禁じ手を使い共謀罪を成立させた自民党は今後の党運営に暗い影を落とすことに

今週、夜通しで行われたテロ等準備法罪の審議が紆余曲折を経てようやく可決となり、法案成立の運びとなりました。テロ準備法案というか新聞紙面でも共謀罪と書いていますので共謀罪に統一しますが、私はこの法案に関しては賛成の立場なのでこれはこれで良かったと思っていますが、その法案成立までの過程には非常に憤っています。






与党の言い分からすれば審議時間は十分置いておきながら野党は森友や加計の脱獄疑惑の追及ばかり、それに加えて首相や閣僚に対する問責決議の乱発もあり、まともに審議ができない状況だったことは理解できます。それに来月の東京都議選に備えて選挙対策も行わなければならないので会期の延長はしたくなかったでしょうから法案成立に急いだのはある程度理解しています。



しかし法案は本来法務委員会審議を経て行うべきが、中間報告という禁じ手を使い委員会審議をすっ飛ばしたのはやり過ぎであり、今後に禍根を残すことになるでしょう。委員会を省略する中間報告は過去数例ありますが、今回の行使は政権による自己都合であり決して肯定できる理屈にはなりません。

中間報告.png


共謀罪の是非は国民世論を二分しており、野党の妨害があっても辛抱強く審議を経るべきでした。正規の過程を経ていればまだ納得できたでしょうし、数の論理でいけばいずれは法案を通すことは可能なはずです。しかしこんなことをしては国民の法案や与党への不信感が募るばかり、恐らく今後の支持率にも影響してくるでしょう。



そんな状況を知ってか知らずか自民党議員のおごりとも言うべきかこのようなツイートがありました。





太鼓の音とは国会の前で行われている共謀罪反対を訴えている左翼連中のことを差しているのでしょうが、保守の中にも共謀罪に関しては否定の声もあり、反対の声がすべて太鼓の連中とレッテルを貼った長尾たかしにこのような怒りのツイートをしています。








更には国会において共謀罪を揶揄するような神経を逆なでする信じられないヤジを飛ばした議員もいたようです。






自民党からなのか分かりませんが、こういう無神経なヤジを飛ばせるほど国会議員としての資質が劣化しているのでしょうか?そう考えると非常に恐ろしいです。



中間報告という禁じ手を使いようやく成立してホッとしているのでしょうが、この禁じ手行使は国民世論の反発を買い、確実に自民党政権に暗い影を落としていくことになるでしょう。


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2017年06月14日

コンパクト五輪はどこへ!?巨大利権に蝕まれる東京五輪

56年振りに日本で開催されることになった東京オリンピック。ところが財政的に大きな歪が生じています。





立候補時点では7300億円と見込まれていた大会予算ですが、それだけでは収まらず2.5倍の1.8兆円にまで膨らみそうです。しかもこれは3兆円まで膨らんでいた予算をIOCの要請で削減したもので、このまま放置していたら経費は4倍にまで膨らみかけていたことになります。恐らく1.8兆まで抑えられずに更なる経費が上乗せされることが予想されます。


そもそも東京五輪を招致する際に石原都知事はコンパクト五輪と称して既存の施設を再利用するといってきました。ところが五輪誘致が決まると新国立競技場だの競技施設建設だのと話が持ち上がり開催費用はどんどん膨らんでいきコンパクトどころではなくなったのです。


日本でオリンピックが開催されることは喜ばしいことですし、やるからには国を挙げて応援といきたいところですが、当初のコンパクトという概念から大きく逸脱した五輪となるのは非常に残念です。しかもそれ以上に深刻なのがこれだけ掛けてきた予算は五輪という短期間での開催のための予算であり、施設を取り壊すなどで後に繋げることができません。以前の東京五輪は上手い具合に競技施設を活用できましたが、当時は高度経済成長の真っただ中だったこともあり、成熟した日本で施設の再活用や維持は到底思えません。



国を挙げてと国威掲揚を促して五輪利権を掌握する組織委員会の方針は金に糸目をつけないようで会長の森喜朗はこのようなことを言っていましたよね。こんな金銭感覚が麻痺している連中が牛耳っている五輪組織委員会ですから青天井になるのは目に見えていました。


森喜朗 たった2500億円.png





これまでの開催地では五輪後の財政破たんにより施設を維持できず無残な残骸と化した施設を抱えている都市が数多くあります。






           
アテネ野球競技メインスタジアム


アテネ 野球場.jpg



こうした弊害をもたらす商業五輪を見直し金のかかる五輪は根絶しなければなりません。東京五輪を推奨した石原慎太郎元知事や自民党都連を始めとした金食い虫共に蝕まれることになりかねない利権構造は決して景気の良くない日本に大きな痛手を被ることに繋がります。





猪瀬元都知事のこの言葉に騙され、金のかからない五輪と我々国民を騙してきた結果、史上最もお金の掛かる五輪となるかも知れません。五輪の建設が遅れるとか抜かして小池都知事の尻を叩く自民党やそのシンパですが、本来の本質を辿って行けば責められるべきは自民党そのものなのです!!!


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posted by yuuponshow at 23:25| Comment(0) | 東京オリンピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月10日

東京都議選は自民党が歴史的惨敗となる!?

地方選挙ながら小池新党と自民党との遺恨が繰り広げられたことで注目されている東京都知事選まであと一ヵ月を切りましたが、世論調査を見ると自民党と都民ファーストの会が支持率において拮抗しているようです。

参考記事: 小池新党、自民と並び27% 都議選の投票先調査 朝日新聞 2017.6.5(URL) 


都議選 どこに入れたいか.JPG



前回の調査では自民党が10ポイント引き離してリードしていましたが、ここに来ての拮抗となった原因としては小池都知事が自民党に離党届を提出したことにより、袂を分かつことで自民党からの支持者が流れたものと思われます。前回の調査と比べて他の政党への支持が変わらないのに自民減・都ファ増となっているのが何よりの証です。



このままでいくと都議会の議席の大半を自民と都民ファーストで分け合うことになりそうですが、自民党は都議選までに支持を減らしていき歴史的惨敗を喫することになるかも知れないのです。



と言うのは先日、兵庫県尼崎市で行われた市議会選挙における結果がそのまま都議選の結果に反映されるという論です。NHKをぶっ壊すでお馴染みの立花孝志氏が、この論について詳しく解説してくれています。





6月4日に行われた尼崎市議会選挙において自民党は9から3議席と大幅に減らしています。得票数も27000票から18000票と3分の2も減らしているとは驚くべき減票です。

動画の中で自民党の減票について分析していますが、世間を賑わせている森友・加計問題、レイプ云々が影響しており、野党やマスコミが連日これを追いかけているというのが自民党にダメージを与えていることがあります。確かにこれについては同意するところがあり、今のところ見事に自民党にマイナスイメージを植えつけることに成功しているようです。野党はともかくやはりマスコミの力は脅威であり、報道されたことが相当堪えているようですね。



それに疑惑追及に対して与党がとったのらりくらり戦術も有権者から見てもイメージ悪化に繋がったと言えます。これらの疑惑というか犯罪性も悪質性もありませんが、敵のイメージ悪化作戦が思ったよりも効果として表れたということでしょう。


そしてもう一つ挙げる要因が公明党の存在です。動画でも解説していますが、尼崎では公明党と自民党との不協和音が原因で選挙協力が叶わず票を落としています。東京も同じく公明党と自民党の選挙協力はなくなり公明党からの票が得られないことによって自民党惨敗の図式が成り立つということになります。


あくまで一地方議会選挙の結果を受けての都議会選挙分析なのですが、非常に理に叶っており興味深い分析であると言えます。


自民党も都民ファーストも思想信条は同じようなものですが、これまでの豊洲市場決定からのプロセスを含めた不透明さと今だ問題が残る豊洲市場の問題点がありながら立ち止まって再検証している小池都知事を批判し、早期移転せよと訴えている自民党都連など信用なりません。



小池都知事率いる都民ファーストも今だ市場の着地点を見いだせずにいる中では票を投じて大丈夫かという不安もあります。小池都知事の胸の内は本人にしか分かりませんが、もし豊洲移転を決めてしまえばこれまで延期していたことは何だったと憤り豊洲移転反対派はもとより推進派からも批判されることは避けられません。


もはや小池都知事が取るべきスタンスは豊洲移転中止であり、それが小池都政の取るべき道であると考えます。そして無責任に豊洲移転を推し進める自民党都議には予言通りに歴史的壊滅となることを祈ってやみません。



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posted by yuuponshow at 01:20| Comment(0) | 豊洲移転 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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