2017年08月09日

酷暑の中で行われる東京オリンピックの大義とは!?

東京オリンピックまであと3年となりました。新国立競技場や競技施設建設など急ピッチで進んでいますが、コンパクト五輪を掲げていながら当初の予算である7000億円から3兆円にまで膨らんでいます。見通しの甘い予算編成で結果的に巨大な予算編成が避けられなくなった東京オリンピックですが、それより深刻な問題となるのが開催時期を巡る問題です。







東京オリンピックの開催は2020年7月24日から8月9日まで、猛暑を通り越して酷暑とも言えるこの時期に行われます。東京は連日35度超の気温が続きますが、それ以上に深刻なのが日本特有とも言える高湿度です。それに台風やゲリラ豪雨と言った災害が頻発する時期と重なることを鑑みても日本においてオリンピックを開催するのは選手はもとより、運営をサポートする関係者、観戦する観客からしても酷であり、五輪史上最も過酷な大会となりそうです。


東京オリンピック開催が決定したのが2013年9月、この時は日本国中が約半世紀ぶりとなる東京五輪開催決定となり歓喜に湧きました。ただ開催時期については私も含めて前回同様秋開催になると思っていた方は多かったと思われます。ところが開催時期は初めから7、8月と限定されていたのです。


前回の東京オリンピックは秋の風が心地よい10月開催であり、スポーツ競技をするアスリートにとっては最高のパフォーマンスを発揮しやすい時期でした。7月8月開催では上記の理由で選手が万全のパフォーマンスを発揮できるとは思えません。しかしJOCはIOCに対して7月から8月にかけての東京の気候は最高のパフォーマンスを発揮できると報告しているのです。







オリンピックを誘致するために平気で嘘をついたとなればJOCの罪は非常に重いと言えます。選手の最高のパフォーマンスを発揮させるのであれば前回同様秋口での開催が望ましく夏開催では避けるべきでした。



しかし7.8月での開催というのは欧米メディアの都合により既に決まっており、時期をずらすことは叶わなかったようです。しかし東京誘致に拘ったJOCは確信的にこの時期での開催に舵を切ってたのです。開催時期をずらすことができなければ辞退するべきだったし、はっきり言って、8月開催だとわかった上で、屋外競技を屋外でやろうとしてる時点で無謀なことをやろうとしているのです。


それに新国立競技場はエアコンなどの空調設備がない施設と聞きます。その状況でありながらこの時期での開催とは選手に対し苦行を課しているようなものです。酷暑対策にアスファルトに遮断性舗装やミストを施す対策をするようですが、焼石に水となるのではないでしょうか。そして以前に記事で取り上げた東京ビッグサイト問題、まさかこのような弊害が生じるなどとは思いもしませんでした。


参考記事:東京オリンピック前後に首都圏の主要施設が閉鎖されることをご存知ですか? (URL)

東京ビッグサイト.jpg東京ビッグサイト 利用期間.png



国威掲揚というスローガンの元、石原元都知事が頑なに拘った東京五輪ですが、あらゆる犠牲の上に成り立たせるオリンピックを開催する大義が果たしてあるのでしょうか?石原だけではありません。オリンピック誘致をゴリ押ししてきたJOCや森喜朗を始めとする東京五輪組織委員会も同罪です!





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2017年06月14日

コンパクト五輪はどこへ!?巨大利権に蝕まれる東京五輪

56年振りに日本で開催されることになった東京オリンピック。ところが財政的に大きな歪が生じています。





立候補時点では7300億円と見込まれていた大会予算ですが、それだけでは収まらず2.5倍の1.8兆円にまで膨らみそうです。しかもこれは3兆円まで膨らんでいた予算をIOCの要請で削減したもので、このまま放置していたら経費は4倍にまで膨らみかけていたことになります。恐らく1.8兆まで抑えられずに更なる経費が上乗せされることが予想されます。


そもそも東京五輪を招致する際に石原都知事はコンパクト五輪と称して既存の施設を再利用するといってきました。ところが五輪誘致が決まると新国立競技場だの競技施設建設だのと話が持ち上がり開催費用はどんどん膨らんでいきコンパクトどころではなくなったのです。


日本でオリンピックが開催されることは喜ばしいことですし、やるからには国を挙げて応援といきたいところですが、当初のコンパクトという概念から大きく逸脱した五輪となるのは非常に残念です。しかもそれ以上に深刻なのがこれだけ掛けてきた予算は五輪という短期間での開催のための予算であり、施設を取り壊すなどで後に繋げることができません。以前の東京五輪は上手い具合に競技施設を活用できましたが、当時は高度経済成長の真っただ中だったこともあり、成熟した日本で施設の再活用や維持は到底思えません。



国を挙げてと国威掲揚を促して五輪利権を掌握する組織委員会の方針は金に糸目をつけないようで会長の森喜朗はこのようなことを言っていましたよね。こんな金銭感覚が麻痺している連中が牛耳っている五輪組織委員会ですから青天井になるのは目に見えていました。


森喜朗 たった2500億円.png





これまでの開催地では五輪後の財政破たんにより施設を維持できず無残な残骸と化した施設を抱えている都市が数多くあります。






           
アテネ野球競技メインスタジアム


アテネ 野球場.jpg



こうした弊害をもたらす商業五輪を見直し金のかかる五輪は根絶しなければなりません。東京五輪を推奨した石原慎太郎元知事や自民党都連を始めとした金食い虫共に蝕まれることになりかねない利権構造は決して景気の良くない日本に大きな痛手を被ることに繋がります。





猪瀬元都知事のこの言葉に騙され、金のかからない五輪と我々国民を騙してきた結果、史上最もお金の掛かる五輪となるかも知れません。五輪の建設が遅れるとか抜かして小池都知事の尻を叩く自民党やそのシンパですが、本来の本質を辿って行けば責められるべきは自民党そのものなのです!!!


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posted by yuuponshow at 23:25| Comment(0) | 東京オリンピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月06日

東京オリンピック前後に首都圏の主要施設が閉鎖されることをご存知ですか?

2020年に行われる東京オリンピック、世界最高峰のスポーツイベント開催とあって日本中が五輪開催に期待に胸膨らましていることでしょう。しかしこの東京オリンピック開催において大きな弊害があることをご存知でしょうか?


東京オリンピック・パラリンピック開催期間中である2020年7月〜9月は首都圏の主要施設が資材置き場として利用されることから使用禁止となってしまうのです。使用禁止とされている会場の一つである神宮球場はヤクルトスワローズの本拠地である他、大学野球のリーグ戦として使用される野球のメッカです。それが三か月の間使用禁止となると大きな経済損失に繋がります。ちなみにこのオリンピック期間中はプロ野球やJリーグも中止になるようです。



東京オリンピック開催は喜ばしいことですし、国威掲揚の一貫として成功してほしい気持ちがありますが、果たしてそれと引き換えに各スポーツ競技場や商業施設をオリンピックの犠牲の元に使用禁止にしていいものか非常に疑念を抱かざるを得ません。



それだけではありません。オリンピック開催期間中だけではなくその前後長期間に渡って会場が制限される施設もあるのです。


東京ビッグサイト.jpg







東京ビッグサイトは、世界最大級の同人誌即売会「コミックマーケット」など大規模なイベントが多数開催されている会場。2019年〜2020年は東京オリンピック・パラリンピックの関連施設として使用するため、展示・イベント施設として一般利用できないことが問題視されてきました。経済的に5兆円の損失になるとして代替案への署名を求める特設サイトを開設しています。


東京ビッグサイト 利用期間.png



まさかオリンピックのためにこれだけ長期間に渡って使用禁止もしくは制限されるとはオリンピック開催が決まった頃誰しも想像していなかったのではないでしょうか?



こうした施設制限の弊害もありますが、それだけではなく費用面においても問題視されています。当初のオリンピック招致のための予算は3000億円とされていましたが、いつの間にか6倍の1.8兆円に倍増しているのです。








既存の施設を使いお金を無駄にかけないコンパクト五輪を掲げておきながらいつの間にか史上最高級に予算が膨らんでしまった東京オリンピック。過去に開催された各国での五輪会場や施設が廃墟となっている現実を見れば過剰投資を招く昨今の商業五輪がその後の弊害を招いている現実を見ればオリンピック・パラリンピックの運営の在り方も含めて全世界で見直す時なのではないでしょうか。



国威掲揚の目的でイケイケどんどんで推し進め湯水の如く税金を垂れ流し続け、賄賂まで渡すなど無計画無責任体質極まりない森喜朗を始めとする招致組織委員会の体質も糾弾されるべきであると考えます。



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posted by yuuponshow at 17:04| Comment(0) | 東京オリンピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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