2017年03月21日

安心安全が確保されない豊洲移転をなぜ推奨できるのか

豊洲移転を巡る問題で浜渦元副知事と石原慎太郎元都知事を招聘して東京都議会の百条委員会において証人喚問が行われました。双方共に移転におけるプロセスに問題があったと述べていましたが、証人喚問では自己弁護に終始しているように見受けられました。石原証人などは小池現都知事への批判も織り交ぜながら早急に豊洲移転するよう訴えていました。

石原 証人喚問.png

有害物質が堆積している東京ガス跡地を生鮮市場にするのだからと環境基準をより厳格に設定しておいた張本人の石原証人が「(移転を)早くやれ!」とはどういう権限を持って言っているのか?そんな石原の思惑とは裏腹の結果と言うべきか豊洲のモニタリング調査の最新の検査結果が発表されベンゼンが100倍もの数値が検出されています。


豊洲 モニタリング調査.png




これまで都が行ってきた検査は9回にものぼりますが、前回が79倍、そして今回はこれまでで一番悪い100倍という数値が出たのでは市場関係者は勿論、都民からすれば衝撃であり不安でしかありません。また専門家会議では科学的根拠からこの基準でも市場開場には問題なしと出されましたが、果たして専門家会議の主張をそのまま鵜呑みにしていいものでしょうか?


豊洲の汚染対策前にはベンゼンの数値が4万3000倍という数値が出ており、それに比べれば確かに数値は低くなっていますが、汚染対策をやってもこの数値ということは十分な汚染対策が行われていたとは考えられません。その状況でありながら多少の汚染には目を瞑ってでも無理やり豊洲への移転あり気で進めていたのでしょう。

豊洲移転のプロセスが二転三転したことも問題です。例えば指摘されている盛り土については地下水管理システムにより地下水の水位を帯水層以下に抑えて管理し砕石層を汚染されてない盛り土で覆うようにする事により盛り土は汚染されない状態を維持するのが当初の計画だったはず。


ところが盛り土されるべきが実際は空洞だったことでその論が成り立たなくなってしまいました。結果的には空洞の方が安全だとして後から無理やりくっつけた安全論を吹聴する無責任論者もいますが、冷静に見ればこうしたプロセスを無視した進め方が豊洲市場への信頼を失わせた最大の要因と言えるのではないでしょうか。



平時には汚染物質を遮断していると言っても大震災に見舞われたら液状化により汚染物質が地上に溢れ豊洲市場は当分の間会場はできなくなります。豊洲は3.11の時に液状化で100ヵ所くらいから泥が噴出するほどの弱い土壌です。一方築地は殆ど液状化の被害がなかったことから地盤は圧倒的に築地の方が良いようです。豊洲も市場開設に合わせて液状化対策を行っているとは言え、非常に不安ですね。





移転推進者はこのことをよーく認識しておいた方が良い。未来永劫生鮮食料品を扱う市場に不安材料が山積しているならば立ち止まって検証するべきであり、それが改善されなければ移転などあり得る訳がないでしょう。今の築地市場も老朽化や土壌汚染も問題とされていますが、それならば仮移転と言う形で大田市場を間借りすることも検討しておくことです。ともかく小池都知事は政局にせず速やかに移転中止を決定して事態の収束を計ることを望みます。


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2017年01月16日

豊洲移転は白紙しかない!?移転推進した橋下党の詭弁まみれの見解

1月14日、豊洲新市場の第九回モニタリング調査の結果が発表されましたが、これまでの基準値測定結果とは桁違いのとんでもない数値が計測されました。


ベンゼン1.jpg





有害物質で環境基準値の79倍もの数値が出たベンゼン、前回調査よりも大量に検出されているヒ素、更に基準として検出されてはいけないとされるシアン化合物まで数十か所で検出される事態となりました。このブログでも豊洲での市場開場については危惧をしていましたが、もはや移転の延期どころか白紙撤回は避けられません。




それでも基準値が厳しいから緩和すればいい、地下水だし地下水は使わないから無問題、築地の方が危険などと吹聴する輩もいますが、そもそも豊洲市場は東京ガスの都市ガス製造工場跡地でありその地下には相当なる有害物質が含まれていることが明らかになっている場所。ここに生鮮食料品市場を開場させるなど始めから無理があったのです。


地下に溜まった有害物質を含んだ地下水は地上では使いません、当たり前です。それよりもこれまでの安全基準範囲内とされた計8回もの調査とは比べ物にならない大量の有毒物質が検出されたことが問題なのです。8回目までとは違い、今回の調査では地下の排水処理施設が稼働されている状態でこれだけの数値が出たということは処理施設を稼働させる事により地下に眠っている有害物質が更に湧き出されてきた可能性もあります。またそれまでの調査の信ぴょう性も疑われており、一度移転を白紙に戻すのが適切であると考えます。


地下に大量の有害物質が潜んでいるということは大地震による液状化現象で有害物質が地上に噴出してくることが容易に想定できますし、常識から言って移転すべきではありません。仮移転ではなく数十年、数百年と操業していく市場においては厳しい環境基準審査を設けることも重要であり必要なことです。それならば築地も汚染されてると煽り立てる者もいますが、現在開場している市場と移転をする市場を比べることなど別問題であり問題提起として意味不明、本質のすげ替えをしているようにしか聞こえません。


この豊洲移転問題で安全論をツイッターで散々煽り立てていた橋下徹でしたが今回の基準値を大きく超える汚染物質が検出されたことによる彼の言い分が以下の通りです。










橋下徹の主張は二転三転する迷走ぶり、これまで感情を露わにして豊洲移転を主張していましたがさすがに基準値を大幅に上回る数値を突き付けられては悪戯に安全性を煽ることなど無理筋です。ところが上には上がいるもので橋下の手下である維新の国会議員である足立康史は環境基準など無視して構わないと暴言を吐いています。






現場で作業している市場関係者の複雑な思いを考えれば足立のツイートこそナンセンスであり、怒りが込み上げる暴言です。生鮮食料品を扱う上で衛生環境面は勿論、汚染環境面で厳しい基準を設けるのは当然のことなのにこの男はそれをナンセンスだとほざいているのです。ここに来て多くの識者が慎重論を唱えていることは至極当然であり自分基準で問題ないとか言ってるこの男の発言は無責任極まります。

移転あり気で邁進した石原都政と自民都議連の失政を必死に誤魔化そうとする自民傘下の橋下維新共の詭弁まみれのツイートを見ると、自民党の利権を守りたいがため執拗にツイートを繰り返していますが、市場関係者や消費者の気持ちなど全く考えていないと言えるでしょう。

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posted by yuuponshow at 23:25| Comment(2) | 豊洲移転 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月29日

豊洲移転安全論を捲し立てた橋下徹の無責任な対応ぶり

東京都側の土壌汚染や盛り土における二転三転する説明に不審が募る豊洲移転問題について、橋下徹元維新の党代表の言動が物議を醸しています。ツイッターで持論を展開して「豊洲は安全」「豊洲の地下水は富士山麓並みの綺麗な水」などと吹聴しています。











まるで都側のスポークスマンになったかのように建物や土壌における安全性を主張しており、明らかに第三者的な視点ではない度を越えた賛成論を展開しています。しかしこの男、豊洲における都合の良い部分だけを拾い上げてまくし立てていますが、移転に伴う消えた予算については一切言及していません。億単位と言われる予算が消えてしまったことについて元自治体の長であるならば言及するべきなのですが、ここに触れず豊洲延期を決断した小池東京都知事に噛みつくなど元自治体の長としてはあまりに逸脱した行為です。






盛り土よりもコンクリートで覆われたスペースの方が対応しやすいと主張していますがそれならばなぜ都側がそれを説明できなかったのか?検証していた都側の方が状況は詳しいはずなのに説明が二転三転するなど対応があやふや。それに地下に溜まった謎の水は当初雨水と強硬に主張していたのに実は地下水だったとはどういうことなのか?なぜ雨水だと嘘をつく必要があったのか?地下水では何か不都合ではないかと勘繰られても仕方がありません。


以上の点を鑑みると、都側の国民を欺くような意思決定の在り方や説明・広報のまずさ、 さらに工事受注を巡る疑念など 豊洲における信用信頼性を失墜させ風評被害をもたらしたのは都側自身であり改めて再検証する必要性があり移転延期は至極当然です。橋下など現場にも行っておらず議事録でしか確認しないのに一方的に安全だとをつけるのは無責任であり筋違いというもの。自由気ままに調子に乗って外野からキャンキャン吠える様はまったくもって見苦しいとしか言いようがありません。


既に政界を引退して何の利権も得られない立場であるはずの橋下が豊洲問題でなぜこれだけ噛みついて安全安心を主張するのか?かつての盟友であり、豊洲移転の首謀者である石原元東京都知事が批判の矢面に立たされていることへの擁護したいのか分かりませんが、それだけではちょっと異常とも言える噛みつき方です。「大年増 厚化粧ババア」と我を忘れたかのような酷い小池Disりをやらかした石原元都知事共々、自民都連との利害関係があるのではと勘繰りたくなります。



大阪府や市の財政を悪化させ大阪都構想も失敗し、その腹いせにヘイトスピーチ条例を成立させた橋下徹。日本人への言論弾圧を企てるなど姑息さが露わとなったことでこの男に対しては嫌悪感しか湧きません。



そしてこれまで基準値以下という安全性が確認された数値を持ち出して問題ないとし移転延期に噛みついてきた橋下ですが、本日基準値を超えるベンゼンとヒ素が東京都によって検出されました。





更にラジオ放送ではこのような衝撃的な証言が飛び出しています。





これまで豊洲移転における安全性を数値を基に論をまくし立てた橋下ですが、このどんでん返しにアクロバティックな擁護論も影を潜めてこのような弱気な発言。散々煽り立てていながら無様としか言いようがないですね。










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posted by yuuponshow at 23:15| Comment(0) | 豊洲移転 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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