2017年12月23日

豊洲移転決定した今こそ断言する、豊洲移転はすべきではない!!

小池百合子東京都知事が来年10月11日を豊洲移転の日としました。まだ汚染対策の追加工事日程も決まっておらず、土壌環境の状況が変わっていないのに日程だけが決まるとは早急過ぎて違和感を抱かれる方も多いのではないでしょうか。







小池 混乱は防げた.JPG



日程が決まったとは言え、すんなりと豊洲移転とはいかない状況にあると言えます。先述したように追加工事も決まらず土壌汚染など豊洲を巡る状況も変わらず、加えて市場関係者の複雑に織り交ざった心理状況を考えれば無理筋というものです。小池は混乱は防げたと言っていますがますます混迷を極めることは避けられません。



これまで高い支持率を誇っていた小池百合子に関しては総選挙を境に急降下していますが、このことも豊洲の移転強行に舵を切った要因であるとも言えるでしょう。五輪整備、市場移転を速やかにして支持回復を図りたいとの思惑もあるのでしょう。しかしそれにより移転反対派の怒りが紛糾するのは当然。そもそも豊洲も築地も生鮮市場として活かすといった両論併記など無理な話であり、築地整備の具体化案も示されていない段階では築地は置き去りにされたと言ってもいいでしょう。








対する築地移転推進派は小池批判が収まるどころか「豊洲は政局に利用された」「二年間も延期して税金の無駄使いだ」「小池は辞職せよ」の大合唱、双方からのサンドバッグ状態となればしばらく浮上の目はないでしょう。


これも身から出た錆ですが、市場移転のプロセスの不透明さと豊洲市場の構造問題と地下に眠る有害物質の深刻さを公に出して一旦延期表明してくれたことについては評価します。


豊洲新市場についてはこのブログでも記載しており、移転などハナからすべきではなく中止すべきとの見解を示しています。旧東京ガス工場であり人体に悪影響を及ぼす有害物質が多く眠るその上で新市場として生鮮食料品を扱うなど言語道断であり許されるべきではない。移転推進派は安全安心と言うが、何をもってそう言い切れるのか示しておらず無責任な安全神話を垂れ流しています。


6年前の東日本大震災においては豊洲で液状化現象が確認されており、地中から高濃度の汚染物質も検出されています。この時東京では震度5強と観測されましたが、東日本震災級の地震が東京湾付近で発生すれば言わずもがな悲惨な状況となることは目に見えています。豊洲への風評被害という頓珍漢なことを抜かす輩もいますが、上記に述べたようにいわくつきの物件なのだから深く議論すべき案件なのです。








そして移転すべきでないもう一つの理由が市場維持のために年100億円超の赤字となる試算が示されていること。移転しても赤字が膨らみ続け、20年以内には市場会計は破たんすると公表されているように赤字運営が分かっていながら移転させるなど気が狂っているとしか思えません。豊洲市場は地中深くに眠る東京ガスの有害物質の地上への侵入を防ぐため屋内型にしてお金をたっぷりかけた空調設備を設置したものですが、これが大赤字運営の根源なのです。


以前はこうした諸問題をマスコミで取り上げていましたが最近は音沙汰無し、移転決定も事実関係だけ述べるにとどまっており都民の関心も低下しています。移転決定したからこそこの問題をしっかり取り上げるべきであり、議論を深めるべきです。


このまま小池百合子が沈むのは構わないが問題の本質を置き去りにしたまま移転させるのは容認できません!!ぼんやりとした主張も多いですがこのように移転反対派も多いのです。






移転後更なる事態が起きてもおかしくありません。豊洲は何の変哲もない土地ではなく大量の有毒ガスが眠っているいわくつきの物件であることを忘れるな!!!!



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2017年07月04日

自民党結党以来の大惨敗と豊洲問題

東京都民だけではなく日本中から注目を集めた東京都議会選挙でしたが、小池都知事の新勢力である都民ファーストが都議会第一党となり、それまで議会第一党を守ってきた自民党が大敗するという歴史的な結果となりました。


都議選 結果.JPG


都民ファースト躍進.jpg




自民党は結党以来最悪の大惨敗となり、過去2008年に行われた民主党旋風が吹き荒れた都議会選挙の38議席を下回る23議席となりました。


選挙最終日に初めて公衆の前に現れて応援演説した安倍総理でしたが、目の前に安倍やめろの大合唱に怒り心頭となり、「あんな人達に負けるわけにはいかない」と指差して挑発したのですが、それがマスコミで批判的論調で取り上げられることになりここの選挙区の候補者も落選しました。これまでの閣僚の不祥事や疑惑への対応の後手後手を顧みず批判の声に反発したのは大失敗でしたね。


今回の選挙を経て、この新しい議席分布を見ると劇的な変化を感じ取ることができますが、派手に目立っている都民ファと自民よりも注目したいのが、23名全候補者を当選させた公明党の強さと17から19名に躍進させた共産党の躍進ぶりです。



公明党は都議選で都民ファーストと選挙協力を結びましたが、都民ファーストの躍進があったのも公明党の協力があったからと言っても過言ではありません。対して自民党は公明党との選挙協力が得られずに惨敗に繋がったことからも分かるように、公明党の存在というのが非常に大きかったと認識させられた結果ではないかと思います。この公明党の安定した組織力を目の当たりにした自民党は国政において益々公明党への依存度が高まることになるでしょう。もはや自民単独では何もできないということです。


そして共産党は、都政に関しては頑なに豊洲移転反対・築地再整備を打ち出したことにより築地存続派の票を取り込むことができました。豊洲廃止・築地存続を明確に打ち出したのは共産党と生活者ネットワークだけであり、組織力のある共産党が無党派層までも取り込んで支持を得たことになります。


議会第一党は都民ファーストですが、選挙結果から見てもこの両党の存在感や主張は無視できないものになると思います。特に築地市場問題においては今後大きく影響をもたらすのではないでしょうか。


それまで豊洲移転一辺倒となっていた都議会でしたが一年前の小池都知事誕生により、一旦立ち返って移転を延期するという決断に至りました。自民党は即時移転を訴えて小池都知事に反発する姿勢を取りましたが、同じく移転推進だったはずの公明党は小池都知事に同調し、安全を確認されることを前提に延期に賛成しました。



それまで自民党都議連が議会第一党ということもあり強権的に強引に推し進めてきた豊洲移転でしたが、敢えてガス工場跡地に新市場を開場することになった経緯や盛り土や地下ピットなど豊洲移転となる起点からのプロセスに不可解な点が多過ぎます。小池都知事は将来的な豊洲移転を決めたものの、豊洲市場は汚染問題の他に移転後の100億円かかるといわれる維持費の問題、市場内での施設の使い勝手の悪さといった指摘がありますのですんなり移転できない事情もあるのです。そして現在築地市場内で働いていらっしゃる市場関係者の殆どが豊洲移転反対派で占められていることも深刻に受け止めるべきです。


自民党シンパや御用ジャーナリストが豊洲移転と小池都政の批判を展開していますが、冷静に考えれば移転延期も当然であり極めて無責任な主張であることが分かります。彼らは今回の選挙結果ををどう受け止めているのでしょうか?有権者を馬鹿やアホ呼ばわりして憂さ晴らしをするのでしょうか?だが世論はそんな単純なものではないし、こんな連中の戯言よりも都民の有権者は冷静に判断した結果であると思います。くだらぬ印象操作で世論を引き込もうとした豊洲移転派などに誤魔化されなかった都民の認識度が勝った結果であると言えるのです。

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2017年06月21日

豊洲移転決定だが、最終的には豊洲頓挫、築地再整備となる可能性も!?

小池都知事の方針は築地を存続して豊洲も活用するというものでした。築地を守るとしながらも豊洲移転にGOサインを出していることに変わりはありませんので、常日頃から豊洲移転に反対を唱えている私としては小池批判に転じるつもりでしたが、ちょっと気になるところがあります。





豊洲 市場移転基本方針.jpg




記者会見を見た限りでは具体的な日時の区切りもなく内容も大まかな方向性だけしか示していません。元々自民党所属議員である小池都知事は豊洲移転容認派であり、豊洲移転を推進している公明党と選挙協力を打ち出していることで将来的には豊洲移転にシフトするのではと予想されていました。しかし来るべき東京都議会選挙対策において自民党都議の公約である豊洲移転and築地売却とは異なる政策にしたかったことは容易に推測できます。


公明党にも配慮し、共産党の顔色も伺いつつ、自民党とは違った独自の豊洲移転政策を打ち出すことで自身の政党である都民ファーストの躍進材料にしたかったと捉えています。両論併記で築地賛成派・反対派どちらにもいい顔をしておきたいという小池流の立ち回り方やしたたかさが垣間見える方針ではないでしょうか。


しかも世論調査を見るとこの小池プランに共感する声の方が高く、今週最新の世論調査を見ると小池都知事への支持は相変わらず圧倒的です。対抗する自民党は国政での森友・加計での対応の悪さが災いしていることもあり都民ファーストにとっては追い風となりそうです。


どの政党に投票するか.JPG




しかしこの方針に対してネットでは批判の声が多数寄せられており、豊洲移転賛成派はもとより反対派からも小池都知事への批判が集まり、市場関係者の移転推進派と反対派が一時小池潰しに共闘するという事態に陥りました。













移転賛成派からすれば豊洲移転延期に伴う無駄遣いを批判し、反対派からすれば豊洲の汚染問題もあり一時的とは言え豊洲に移転するなど冗談じゃないと批判し、市場関係者としては今後の先行きに不安を抱くのは当然であると言えます。


小池都知事が市場移転を政局として利用しているのは明確であり、都議選に利用しているのは間違いないでしょう。そのために都議選対策として取り繕うための移転表明と言えます。しかし豊洲移転を明言しておきながら移転の時期を含めたロードマップは今のところ明らかにされていませんし、選挙後に方針転換される可能性もあります。


要は豊洲移転に関してはいまだ玉虫色状態なのです。築地売却をせずに市場を残すとしたことで移転反対派からすれば収穫とも言えますし、すんなり豊洲移転が進むとは到底思えません。


会見でも指摘されているように汚染対策が不十分なことから追加工事を行うこととなっており、その工事の過程においては新たな汚染が発覚し、移転が先延ばしされる可能性があります。また汚染問題だけではなく市場維持による年150億円とも言われる赤字問題や耐震問題、道路で分断されているなどの使い勝手の悪さが指摘されています。


移転が決定したとは言え、豊洲市場への移転がすんなり決まるとは到底思えません。むしろ豊洲の欠陥がこれから露わになることで移転中止という線も想定されます。小池都知事は両方にいい顔しながらもどちらかと言えば築地にシフトした物言いでしたから最終的には築地再整備という線を狙っているかも知れません。勿論これは推測であり、買い被りすぎだと捉えられるかも知れません。ちなみに私は小池支持者でも都民ファースト支持者でもないです(笑)



ともかく移転反対派にとっては諦めるのはまだ早く、付け入る隙が十分残された案と言えるのではないでしょうか。




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posted by yuuponshow at 23:58| Comment(0) | 豊洲移転 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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