2017年09月03日

身内からのアベノミクス批判は良いとして消費税について言及しないのはなぜ?

野党第一党の民進党の新党首が前原誠司氏となりました。党の方針としては政権交代を目指すそうですがもはやこの政党には国民の期待など得られる訳などありません。この政党は一度解体するべきです。自分達が政権を取っていたときに仕出かした最大の過ち(消費税増税法案)を総括せずに何が国民からの信任が得られるというのか?嘘をついてまで増税をしたツケを払わなければならないのに増税論者の前原が党首では反省も総括もしない、これでは自民党からすれば脅威にすらならないし、野党連合をしても足を引っ張るだけの存在でしかなり得ない。自民党の補完勢力はもう結構、いち早く解体して消えてほしいと願っています。



このような野党第一党の民進党の体たらくを他所に自民党も絶対安定とは言えません。以前取り上げたアベノミクスに疑問を呈す自民党議員有志による反安倍勉強会に引き続き、新閣僚として入閣した野田聖子総務相がアベノミクスに対してバッサリ批判しました。



「アベノミクスの効果、予想下回っている」
アベノミクスの異次元の金融緩和政策は「正直そら恐ろしい」







今回入閣した野田聖子は河野太郎と共にそれまでの「お友達」内閣と揶揄されたことを受けての批判逸らしのための抜擢なのは言うまでもありませんが、早速バッサリと言及されてしまいました。これまで閣僚からは出なかった政権批判により閣内不一致と捉えられ国会で突っ込まれることも予想されます。しかし予想下回っているという言い方も手ぬるいというかまだ遠慮しているようにも言えます。


アベノミクスすなわち金融緩和政策は、市場にある国債を日銀が率先して買い取り市場にお金を還流される仕組みです。日銀による国債の買い占めはかなり進んでおりそれにより円安株高へ誘導できたのですが、異次元の金融緩和政策とも言われているアベノミクスは副作用を伴う恐れがあるのです。


まず国債の買い占めが進むことで市場にある国債が枯渇していき買い占めができなくなります。少なくとも後一年経つと市場の国債は枯渇すると言われておりますので、そうなると金融緩和は自動的にストップすることになります。するとどうなるか?金融政策が失敗したと市場が判断し、株価や為替は株安円高へと誘導されることになります。金融緩和政策から4年、いい加減に日銀の出口戦略を議論しなければならない時期に来ているのです。



そして政府や日銀が最も恐れているのが、国債金利の上昇です。国債が枯渇したら増発すれば良いじゃんと思われるでしょうが、そうすると国債金利が上昇することになります。限りなくゼロで運用している国債の金利がちょっとでも上昇することを恐れている政府や日銀からすれば金利を抑えなければならない、ゆえに国債発行の抑制を敷かざるを得ないのです。



つまり国債が枯渇すれば金融緩和は終了。物価目標も達成できず市場は大暴落となるでしょう。政府や日銀は経済を好転させる戦略などなくただ金融緩和をだらだらと続けているだけ。一応経済的な指標から見て取れる数字が良いので満足して誇らしげに語る閣僚もいますが、副作用が伴う異次元の金融緩和であることをすっかり忘れているとしか思えません。







しかし野田聖子もアベノミクス批判しても消費税廃止凍結を打ち出さないようではダメですね。具体的に何が問題なのかは明白であり消費税について言及しないあたり自民党という官僚体質主義にどっぷり浸かっているようで歯痒く感じます。デフレなのに財布の紐を締めるようなことをすれば景気などいつまでたっても良くなるはずがありません。ここら辺を追及できないから自民党はダメなんです!!

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2017年07月22日

金融緩和の出口はいつまで!?またしても延期された物価目標達成

日本銀行は7月20日、金融政策決定会合を開き、物価上昇率2%目標の達成時期を2018年度ごろから2019年度ごろに1年先送りしました。これで目標時期の先送りは6度目となります。


先延ばし 黒田.png

先送り6回目.JPG


黒田日銀総裁は会見で「伸び悩みが続くことはあり得ない」と言っていましたが、6度も先延ばしをされているのに現実を直視できないとは何がまずかったのか、修正しておかなければならない点などの総括を行う気はないようですね。これでは7度目の延期どころか永遠に目標達成など無理な話です。


これだけ延期されても緩やかな景気回復・・・とかまだ言っているのですから怒りが込み上がります。黒田への批判は当然ですが、2013年の金融緩和導入当初「2年で達成できなかったら辞める」と言っていた岩田副総裁も今だに副総裁の座に居座り続けているのですから呆れたものです。6度も達成時期の先送りをして恥ずかしくないのでしょうか?


これだけ先延ばしされては日銀の国際的な信頼など得られる訳がありません。どこぞの者が消費税率を引き上げなければ国際的信用に関わると言っていましたが、そんなこじつけじみた妄想よりもこちらの方が日本国民にとっては重要であり深刻な問題です。


景気の底上げを掲げて政策を行うのに消費税増税という景気の足を引っ張る政策を並行して行うのですから他の国からすれば気が狂ってると思うでしょうね。それに諸手を挙げて賛成し、後押しした黒田日銀総裁の責任は極めて重いと言えます。


日本は生産労働人口の減少によりバブル期並みの人手不足になっていますから雇用という側面では改善されています。しかしデフレによりお金がまわらないので実質賃金は下落し、消費支出は減少の一途を辿っています。デフレ期の消費税増税という「大失政」をやらなければ、日本経済はとっくにデフレから脱却していたはずであり、物価目標も達成が可能であったはずです。






憲政史上最大の貧困化を招く経済政策を早期に改善するスタッフに委ねなければこの国は完全に終わってしまうことになるでしょう。異次元と言われる金融緩和は未来永劫続ける政策ではあってはなりません。その出口戦略もなく日銀の迷走は更に続くことになるのです。



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posted by yuuponshow at 18:10| Comment(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月17日

景気拡大「バブル」超え、だがアベノミクスを唱える与党政権を揺るがす不平分子の存在

メディアでは第二次安倍政権発足以来の景気回復がバブル期を超え戦後3番目の長さになるとの大本営発表がなされております。この手の景気高揚感を煽る官邸主導のメディア戦略など信用に値しないものと誰でも分かることなのに空しくならないものなのでしょうか?


景気拡大 4年4月.png


4月にもこのブログで景気回復報道について取り上げましたが、参照:2017年04月06日 アベノミクス景気がバブル超えとか何かの冗談? URL)安倍政権の恩恵により、景気回復となったことを世間にアピールしたいところなのでしょうが、ここに来て政権与党自民党内からそういう楽観視はしておらずむしろ危機感を募らせています。





※上記リンク記事より抜粋

自民党に、アベノミクスに否定的な議員の勉強会が発足しました。

自民党・野田前税調会長:「危機状況というか、財政破綻ということがどういうことにつながっていくのか、足音が聞こえてきている状況下にある」政府が掲げる2%の物価上昇の目標が達成できないなどアベノミクスの限界が指摘されるなか、大胆な金融緩和政策に否定的な議員が勉強会を立ち上げました。16日に行われた初会合では日本の財政や金融をはじめ、社会保障制度の立て直しについて議論が行われました。安倍総理大臣の憲法改正発言で揺れる自民党内からアベノミクスに対する不満も噴出した形です。



アベノミクス 不平分子.png


消費税増税の権化である野田毅が音頭をとってアベノミクスの是非を問うとは笑止千万です。そもそも景気悪化の最大要因である消費税についての総括がなされていないのにそれに触れないようでは役に立ちそうもありません。それにしても今こそ一体となって自民党の組織の結束力を見せつけなければならないはずなのに政権を批判する勉強会を発足させるとは穏やかではないですね。しかしアベノミクスという虚構を今だに主張している政府に対して、自民党内で問題視しているということは自民党も一枚岩ではないということが露呈された形となりました。


2%の物価目標を掲げておきながら4年経っても成果なし。それどころかデフレに逆戻りして景気悪化しているのですからお話になりません。景気高揚を謳うのであればマイナス金利&金融緩和を止めてみればよろし。できるかな?今の状況でできる訳などないでしょう。なぜならば不況の真っただ中にそんな事をすれば途端に円高株安に引き戻され張りぼての景気であることがバレるからです。



しかも実質消費が13か月連続減とかどこの後進国だよって感じですよね・・・





いまだ景気回復のめどが立たないのに景気高揚を装うフェイクニュースを流させる安倍政権ですが、自党の不平分子からの突き上げによっては政権崩壊もそう遠くない未来なのかも知れません。


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posted by yuuponshow at 22:41| Comment(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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